おすすめコラム
- 42.自己信頼「信頼を貫く資質」 信頼関係は徹底した情報伝達によっても強化される
- 41.メンバー育成支援 「無駄を省く」多くの決定権と権限を与えメンバーの自主性を育成する
- 40.イニシアティブ 「人は飛ぶ②」明確な戦略があればその挑戦はより容易なものになる
- 39.自己信頼 「会社を信じる」 お客様が喜びを感じ自分自身がそれを心から楽しむ
- 38.メンバー育成支援、フィードバック能力 「面白い人材」自分をさらけだせない人は自滅していく
- 37.イニシアティブ 「人は飛ぶ①」最も安全な道しか選ばない人はけっして谷の向こうには渡れない
- 36.自己信頼 「心からのサービス」 人生は与えることにより豊かになるものである
- 35.メンバー育成支援、フィードバック能力 「学習意欲」を駆り立てるには?
- 34.イニシアティブ 基本方針がないと社員は規則にこだわり意図的に無責任な安全地帯に逃げ込む
- 33.自己信頼 「自己満足」に陥りそうな誘惑と戦う
専門家への個別相談、仕事の依頼、見積の請求などは、こちらからお気軽にお問い合わせください。
専門家への取材依頼、執筆や講演の依頼などは、こちらからお問い合わせください。
33.自己信頼 「自己満足」に陥りそうな誘惑と戦う
-
2013-04-25 17:14
「自己満足」
急成長し成功している会社が陥りやすい状況が、いわゆる「自己満足」である。一度でも成功したり、急成長したりした会社は、常に自己満足に陥りそうな誘惑と戦っているものである。どんなに成功しても、いい気になれば足元をすくわれる。社員たちは、このことを肝に銘じていなければならない。
全盛期にある企業ほど、自己満足に陥りやすいものである。「第一の脅威は、我々自身である!!」ということで、ちょっとうまくいったからといって、満足してはいけない。自惚れたり、欲張ったり、怠けたり、つまらないことに心を奪われたりしてはいけないのである。階級意識をもつことも、喧嘩ごしになることも、外からの脅威に鈍感になることも許されることではないのである。
どんな場合にも謙虚に対応し、業績をあげることだけに躍起になったりせず、見事に本来の目標と戦略を守りつづけていかなければならない。
自己信頼は、冷静かつ平成で客観的なときの自分への信頼である。そのときの考えをまとめたものが、本来の目標と戦略なのである。また、その目標と戦略は、自分が冷静かつ平成で客観的なときに修正されるものでなければならない。そこに自己信頼の本質があるものである。
掲載続く