お客様のIT環境管理者として、IT環境全般のサポートを行います。
目代 純平
モクダイ ジュンペイ
(
東京都 / ITコンサルタント
)
チェックフィールド株式会社 代表取締役
03-5805-2678
専門家への個別相談、仕事の依頼、見積の請求などは、こちらからお気軽にお問い合わせください。
専門家への取材依頼、執筆や講演の依頼などは、こちらからお問い合わせください。
【第5回】他言語ベースのシステムでの注意点(後編)
-
他言語ベースのシステムとユーザビリティについて
2008-03-05 12:00
もともとは英語の文章を書くのに最も適した設計になっています。
例えば,英文のスペルチェッカーやタブ,左右均等割付の機能など,英語の文章
を書く際にはとても便利な機能がたくさんついていますが,それらが
日本語の文章を書く際に便利かというとあまり役に立たないものもあります。
英語の文章は単語単位で書いていきますから,単語同士の幅がまちまちでも
左右の位置が揃っていればとてもきれいに見えますし,正式な文章ではそう
あるべきです。では,日本語ではどうでしょう。日本語の場合は文字同士の幅が
まちまちだとおかしいですよね?さらに日本語の場合は「段落」は使いますが,
それは「タブ」という考え方とは少々違います。また,改行位置にも気を遣わなくては
いけないケースもあるでしょう。
そのため,このあたりの「言語間の相違」,すなわちルールの違いを頭に入れずに無意識に
使っていると,でき上がった文章の体裁が悪かったり段落がおかしかったり,ということが
発生するのです。体裁が悪くてももちろん意味は通じますし文章であることに変わりはありません。
しかしながら,体裁の悪い文章はかっこ悪いばかりか,説得力さえも欠いてしまうこともあります。
次回のシリーズでは,文章の最大の目的である「説得力」ということに目を向け,
いい文章やプレゼンテーションを書くためのヒントをご紹介したいと思います。
「他言語ベースのシステムとユーザビリティについて」のコラム
【第5回】他言語ベースのシステムでの注意点(前編)(2008/02/29 12:02)
【第4回】メールソフトにおける具体的な対策(2008/02/22 18:02)
【第3回】メールソフトにおける具体例(2008/02/15 18:02)
【第2回】メールソフトにおける記載について(2008/02/10 00:02)
【第1回】Introduction(2008/02/08 18:02)