岡田 晃朝(弁護士)- Q&A回答「ご回答」 - 専門家プロファイル

岡田 晃朝
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オカダ アキトモ
( 兵庫県 / 弁護士 )
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遺産相続問題

暮らしと法律 民事家事・生活トラブル 2021/01/05 10:13

母が死んでから半年以上経つのに遺産相続がなされない。遺産相続は弟が行うことに公正証書遺言書で明記されています。相続に必要で要求された書類は全て送っています。兄弟は私のほかは姉と弟の3人です。弟だけが母の近くに住んでいました。それに母親が老人ホームへ入所した時、後見人になっているはずであったが実際にはなっていなかったことが後になってわかりました。老人ホームへ入所のとき、弟が後見人になることを認めるかという書類が送られてきて、私は同意したのだが、実際にはなっていなかった。公正証書遺言書は存在します。 これが作られた過程は知りませんが、弟に都合良い条件で作られています。私の印象として認知症の母親をだまして作られた公正証書遺言書という内容です。姉もそのようなことをいていました。公正証書遺言書の内容を変えるのは殆ど不可能だそうです。せめて遺産相続をきちんとして欲しいのですが、遺産相続の分配を促すのにはどうしたらよいのか、分配が行われないとき分配を促す法的手段はありますか?教えてください。しかも離れて暮らしているので、母親の財産の全体像が不明です。ごまかし放題という感じがします。このようなことを相談してくれるところはありませんか?教えてください。お金と遺品の分割・相続がなされない。

ore100さん ( 神奈川県 / 男性 / 71歳 )

ご回答

2021/01/05 12:22

公正証書遺言があるということで、まずは遺留分を請求させてください。

遺留分請求は金額の特定は不要ですし、遺言を認めるかどうかは置いておいて、仮にやっておくことはできます。

そのうえでの対応ですが、医師診断書、カルテ、障害者認定とその前提資料をそろえて、公正証書遺言でも無効にすることはできない訳ではありません。
しかし、お分かりの通り、非常にまれです。

弁護士と相談されてください。



仮に遺言無効にできない場合は遺留分で争います。割合は計算で出ますが、不動産をどう評価するか、特別受益や寄与分の争いはこういう事案では、ほぼ必ず起こります。
(近くに住んで、よく出入りしていたことは、「あなた側からすれば、親を取り込んでいた、生活の支援なども特別受益で受けていたはず」となりますが、「相手側は大変なのに親の面倒をみた、その寄与分は安くない」という言い分になります。)

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