荒川 雄一(投資アドバイザー)- Q&A回答「ご質問のケースでは、投信を用いた方が良いでしょう!」 - 専門家プロファイル

荒川 雄一
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荒川 雄一

アラカワ ユウイチ
( 東京都 / 投資アドバイザー )
IFA JAPAN 株式会社 代表取締役社長兼C.E.O.
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投資信託かETFか/ヘッジファンドについて

マネー 投資相談 2010/06/05 10:44

31歳・既婚・子供ありの会社員です。
将来(主に老後・医療費目的)の資産形成のため、安全商品への積立に加え、リスク商品の積立投資を考えています。今回の相談は月あたり2万、年間24万を先進国株式および新興国株式のインデックス運用商品に振り分けるにあたり、投資信託にすべきか、ETFにすべきか、ご助言いただきたいです。なお、国内株式は別途運用済み、債券は個人向け国債および海外ゼロクーポン債を時期を見て購入予定です。
投資信託であればSTAM・eMAXIS・CMAM(先進国のみ)のうち、いずれかのインデックス型投信に、先進国および新興国型に1万円/月ずつ毎月定期購入。
ETFであればMSCI-KOKUSAIインデックスおよびMSCIエマージング・マーケット・インデックスに連動する東証1680、1681に最低口数の購入資金が溜まり次第、スポット購入で考えています。
あまり細かいメンテナンスは出来ないので、方針を決めて気長にやっていこうと思います。よく、投資信託からETFへのリレー投資の話を聞くのですが、それならETFに最初から投資すれば信託報酬も低く抑えられてよいのでは?と思うのですが、リレー投資は購入資金が溜まるまでの待機方法、以外にメリットがあるのでしょうか?また、上記の投信とETFの値動きは基本同じと考えてよろしいでしょうか?(そうなるとETFがやはり良いのか??)

最後に話題がずれますが、ヘッジファンドに投資するファンドにも興味があります。先進国/新興国株式への投資は長期的な成長を期待してですが、ヘッジファンドを絡めておけば、投資先が衰退した際のリスクヘッジにできるような気がします。ヘッジファンドは否定的な意見も多いですし、投資金額も大きくなるのがデメリットですが、専門家の皆様はどのようなご意見をお持ちでしょうか?素人には難しいでしょうか?

長文で失礼しました。回答よろしくお願いします。

補足

2010/06/05 10:44

皆様からのご回答に共通した事項「月2万ずつ積み立てて投資」について、この場を借りて補足させていただきます。私の説明不足でしたが、余裕資金はあるので、それを運用に回すことが可能です。月2万の積立はその穴埋めに割り振ることもできます。したがって、皆様のコメントを総合的に判断するとETFのほうがあっているようです。ありがとうございました。

ユズココさん ( 神奈川県 / 男性 / 31歳 )

荒川 雄一 専門家

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投資アドバイザー

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ご質問のケースでは、投信を用いた方が良いでしょう!

2010/06/05 18:14
( 4 .0)

はじめまして!“ユズココ”さん。国際フィナンシャルコンサルタントの荒川雄一です。

さて、ご質問拝見しました。
色々と勉強され、取り組まれていらっしゃいますね。

まずご質問の件ですが、一定時期に定額を購入するという「ドルコスト平均法」の利点を考えると、私は投資信託をお勧めします。

確かに、購入手数料や信託報酬は、一般的にETFより投信の方が高いですが、そのコスト以上に、「市場価格の変動リスク」のほうが留意すべきだと思うからです。

ある意味「自動的」に買い付けを行ってくれる投信積立のほうが、「買付価格の平準化」や「投資資金の管理」、また、“投資タイミング”などに気を使う必要がありません。

ETFを毎月一定時期に購入できるご資金であれば、ETFでもよいと思いますが、とりあえず1-2万円から開始されるのであれば、投信がよいでしょう。

また、ヘッジファンドについてですが、一口にヘッジファンドといっても、その運用スタイルによって様々なものがあります。

概して言えることは、株式や債券投信(ファンド)などと違い、「市場の下げ相場」でもリターンを上げようとするのがヘッジファンドの特徴です。

従って、積み立てで投資をすることも問題はありませんが、どちらかというと株式や債券投信(ファンド)は「積立投資」、ヘッジファンドは「一括投資」で考えられた方が全体のバランスは良いと思います。

補足

以下にヘッジファンドをはじめ、「海外分散投資の入門書」並びに、「ポートフォリオの考え方」の書籍をご紹介しますので、ご興味があれば参考としてください。

書籍タイトル 着実に年10%儲ける 「海外分散投資入門」
       ~“ほったらかし運用”でラクラク資産づくり~
出版社    実業之日本社
価格     1680円(税込)
http://ifa-japan.co.jp/book1


書籍タイトル 「海外ファンドのポートフォリオ」
        ― 経済危機にも動じないオフショア分散投資法-
出版社    パンローリング社
価格     2940円(税込)
http://ifa-japan.co.jp/book2


また、初回無料の個別ご相談も受け付けておりますので、ご不明点などあれば、お気軽にご質問ください。
https://www.ifa-japan.co.jp/mailform/form3.cgi?type=form_mail3

ご参考となれば、幸いです。

評価・お礼

ユズココ さん

ご回答ありがとうございます。ETFの「市場価格の変動リスク」について教えてください。あまり意識していなかったのですが、確かに市場で売買されるからには投資信託の運用以外にもETF自体の売り買いの影響もあるのかもしれません。ETFは指標からの乖離が投信よりも大きくなるものなのでしょうか?

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