荒川 雄一
アラカワ ユウイチお金の基本 のコラム一覧
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「日本の一人当たりGDP減少へ」
こんにちは! さて、内閣府が発表した国民経済計算確報によると、 2015年の日本人一人当たりの名目国内総生産(GDP)が、 前年比9.6%減少し、 “34522ドル(約390万円)”になったとのことです。 ドル換算で前年を下回るのは、これで3年連続です。 円建てでは前年比3.4%増加しましたが、 円安が進んだことにより、 ドル建てでの生産性が目減りしました。 ちなみに...(続きを読む)
「年越しのお札、過去最高!」
明けましておめでとうございます! 今年もよろしくお願いします。 さて、日銀の発表によれば、 家計や企業、そして金融機関の金庫で、 昨年から今年にかけて、年を越したお札(日銀券)が、 “102兆4612億円”に上ったとのことです。 「年越しのお札」は、前年末比4.1%増え、 これで7年連続、過去最高を更新しましたが、 100兆円を超えるのは、これが初めてです。 こ...(続きを読む)
「日銀の“含み損”10兆円に!」
こんにちは! さて、前回長期金利上昇による民間金融機関が抱える “含み損”について取り上げましたが、 今回は、日銀のお話です。 国債を大量に購入し続けている 日銀の日本国債での“含み損”が、 年内にも10兆円を超す見通しとなりました。 現在、日銀は年80兆円程度の国債を買っていますが、 構図としては、 国が発行する国債を金融機関がマイナス利回りで購入し、 それをさら...(続きを読む)
「超長期国債発行増の潜在リスク」
こんにちは! さて、この度財務省は、各国の金利が上昇した場合に、 民間金融機関などが抱える“含み損”の試算をまとめました。 それによると、国債の金利が1%上昇した場合、 日本国債の保有者が抱える含み損は、 GDPの13.5%にまで達するという結果となりました。 同様の試算で、米国は4.2%、ドイツは2.5%となっており、 金融緩和を進めてきた先進国の間でも、大きな開きが出...(続きを読む)
「世界の社債発行額、過去最高に!」
こんにちは! さて、世界の社債発行額が今年1月から9月に、 約2兆8500億ドル(約300兆円)となり、 前期比8%増で、過去最高を更新しました。 先進国を中心とした金融緩和の影響で、 低いコストで資金調達ができることから、 発行企業が増加した模様です。 地域別には、欧州が6%増加して7800億ドル、 日本は4割増の1400億ドル、 そして北米は前年より7%減少しまし...(続きを読む)
「日銀の国債保有額、ついに400兆円超え!」
こんにちは! さて、日銀の発表によれば、 10月10日時点で日銀が保有する日本国債の残高が、 初めて400兆円を超え、“400兆3092億円”となりました。 内訳は、長期国債が344兆3663億円、 国庫短期証券が55兆9429億円となっています。 日銀では、2013年4月から、 「異次元の金融緩和」の名の下、 この3年半の間に、国債の保有額を、 約3倍にまで膨れ上がらせま...(続きを読む)
「国の借金と国債残高がサイコー!?」
こんにちは! さて今回は、少し深刻な話です。 財務相によれば、今年6月末時点の「国の借金」の残高が、 1053兆4676億円にまで膨らんだと発表がありました。 これは、日本の名目国内総生産(GDP)の2倍以上の水準です。 また、国債の残高も、今年3月末に比べ、7兆6667億円増加し、 918兆4764億円と過去最高を更新しています。 国の借金を、今年7月1日時点の総...(続きを読む)
「悪用される“プロ向けファンド”」
こんにちは! さて、最近「プロ向けファンド」の名のもとに、 制度を悪用しているケースが散見されます。 プロ向けファンドとは、金融商品取引法において、 機関投資家を対象とした「特例業務」と位置づけられたファンドのことです。 機関投資家1社から出資を受ければ、 最大49人までの個人出資が認められています。 通常のファンドの場合、金融庁による厳格な審査が行われ、 初めて登録が...(続きを読む)
「低格付け債の発行減少!」
こんにちは! さて、世界的に低格付け債券の発行が減少傾向にあります。 いわゆる「ハイイールド債」と言われるものです。 2016年の1-6月の半年間で、 1723億ドル(約18兆円)と前年同期比35%も減少しました。 要因としては、世界景気の不透明感が高まると共に、 債務不履行(デフォルト)の増加が影響しています。 格付け会社の調査によれば、資源関連企業のデフォルトが増加し...(続きを読む)
「日銀の日本国債保有、ついに3分の1超える!」
こんにちは! さて、2016年3月末時点における日銀の日本国債の保有高が、 前年比32.7%増加し、ついに364兆円となりました。 残高全体に占める割合は、過去最高の33.9%となり、 3分の1を超える水準です。 2016年3月時点の保有割合を観ると、 日銀 33.9% 銀行・農協 22.3% 保険・年金 23.0% 公的年金 4.9% 家計 1.3% ...(続きを読む)
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