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荒川 雄一
アラカワ ユウイチ
(
東京都 / 投資アドバイザー
)
IFA JAPAN 株式会社 代表取締役社長兼C.E.O.
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「株価下落」「円高」も“想定の範囲内”!?-1
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よもやまブログ
2007-07-28 16:21
さて、今週のトピックスは何と言っても、
1.NYダウの大幅下落
2.日経平均の大幅下落
3.「円高」の急進
などでしょうか。
しかしながら、私は個人的に上記のことは、実のところ特段「サプライズ」だとはとらえていません。
つまり、テロなど本当に「想定外」の出来事ではなかったという意味です。
というのも、アメリカの住宅市場に陰りが見えてきた昨年から、この“サブプライム”の問題はすでに表面化していました。
にもかかわらず、マーケットは下がるどころか、上昇し続け、NYダウの最高値14000ドルを上回っていたわけですから、完全に「買われすぎ」状態だったと思います。
まさにあとは“チキンレース”状態です。
誰が先に「戦線離脱」するかを伺っていた状態といえるでしょう。
また、為替にしても、確かに「円」は運用上魅力的な通貨ではないですが、明らかに「売られすぎ」の状態であったのも確かです。
従って、その揺り戻しが、今回のNYダウの暴落をタイミングとして、起こったと見るべきだと思います。
「上がったものは下がり、下がったものは上がる」
いつの世も、“投資の法則”に変りはありません。
私がこんなことを言わなくとも大半の方は、「そんなことは分かっている」とお思いのことでしょう。
それより大多数の方が興味があるのは、ではそれが「いつ起こるか」ということです。
逆に、「いつ起こるか」を完全に予測できる“人”が、“コンピューター”が、“理論”があれば、間違いなく投資で勝つことが出来るでしょう。
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