荒川 雄一
アラカワ ユウイチ「世界における日本のランキング」
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こんにちは!
さて、先般、世界経済フォーラム(WEF)が、
世界各国の男女平等の度合いを指数化した
「ジェンダー・ギャップ指数」のランキングを発表しました。
それによると日本は、調査対象145カ国中、
前年より3つ順位を上げたものの、101位という結果でした。
同指数は、女性の地位を、
経済、教育、政治、健康の4分野で分析評価を行っています。
日本の評価が低かった項目は、女性の労働参加率が低く、
賃金格差があるため、経済で106位。
また、政治においても、女性議員が少ないことから、
104位と低評価となりました。
ちなみに、ベスト10はというと、
1位 アイスランド
2位 ノルウェー
3位 フィンランド
4位 スウェーデン
5位 アイルランド
6位 ルワンダ
7位 フィリピン
8位 スイス
9位 スロベニア
10位 ニュージーランド
となっています。
日本の中で暮らしていると、あまりピンとこないかもしれませんが、
“世界標準”との比較では、残念ながら遠く及ばないのが現状のようです。
一方、世界銀行は、
世界189カ国(地域)のビジネスのしやすさを順位付けした
「ビジネス環境ランキング」を発表しました。
こちらの評価では、日本は前年より4つ順位を下げて、
34位となっています。
日本に対する評価を下げた最大の項目は、
「税の支払い」で121位でした。
日本政府は、世界的に観ても、
高税率の法人税の引き下げを検討していますが、
納税手続きに時間がかかることなども、低評価の理由となったようです。
ちなみに、こちらのベスト10は、以下のようになっています
1位 シンガポール
2位 ニュージーランド
3位 デンマーク
4位 韓国
5位 香港
6位 イギリス
7位 アメリカ
8位 スウェーデン
9位 ノルウェー
10位 フィンランド
こちらはイギリスやアメリカなどの先進国もランクインしています。
ただ、2つの異なる評価の中で、
スウェーデン、ノルウェー、フィンランドといった
北欧勢が上位にきていることは、特筆すべき点といえるでしょう。
あくまで第三者の評価ではありますが、
日本もまだまだ改善すべき点が多々あるという認識は、
持っておくべきかと思います。
さらに住みやすい、良き国にするために、頑張っていきましょう!
それでは、今週末も、世界が平和でありますように。
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