荒川 雄一
アラカワ ユウイチ「税金の無駄遣い 1568億円!」
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こんばんは!
今週は、函館に出張だったので、夜の投稿です。
さてこの度、会計検査院による
2014年度の検査報告が明らかになりました。
それによれば、昨年度は不適切な経理処理が570件に上り、
約1578億円の税金が無駄に使われたことがわかりました。
その内、補助金の不正受給などの法令違反に当たるものが、
件数では最も多く、450件、約164億円となっています。
省庁別に一番件数が多かったのは厚労省で292件、
国土交通省が54件と続いています。
一方、金額ベースでは、防衛省の493億円、
厚労省が422億円となっています。
これだけの「不当事項」を含む無駄遣いがありながら、
2000億円を下回ったのは、7年ぶりとのこと。
改善したのは良いことですが、
毎年こんなにずさんな会計処理が続いているのかと、
驚きを隠せません。
消費増税、社会保険料の引き上げ、年金の受給年齢の引き上げなど、
国民生活には厳しい状況となっている中、
納めた税金の“無駄”は、何としても減らしてもらいたいものです。
そして、この無駄の発覚に対して、
一体だれがどのような“責任”をとっているのか、
外からは全く見えてきません。
国民生活のため、国のため、将来のため、税金は必要ではありますが、
徴収した税金の使い道、そして管理については、
しっかりと行ってもらいたいと思います。
それでは、今週も、穏やかな日々となりますように!
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