荒川 雄一
アラカワ ユウイチ「世の中のお金、96兆円!?」
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こんにちは!
さて、今日は、「世の中のお金が、96兆円」という話です。
「え、日本の個人金融資産は1700兆円以上あるんじゃないの!?」
といった声が聞こえてきそうですが、
これは、「世の中に流通しているお金の残高」です。
2015年8月末時点の紙幣と硬貨を含めた流通量は、
前年から4.6兆円増加して、96兆円となりました。
日銀の大規模な金融緩和策などもあり、企業業績がやや回復し、
結果、個人所得が若干上向き、そして株高などを背景に、
「お金」が、「通帳からお財布」に出てくるようになってきたようです。
GDPの約4割を占める個人消費がこれで伸びてくれれば、
景気もさらに回復することも見込めるのですが。
それにしても、個人金融資産の50%以上は預貯金ですが、
実際に「現金」として使われているのは、
その約9分の1にしかすぎないということです。
ちなみに、過去最大の流通残高を記録したのは、
2014年12月の97兆7000億円とのこと。
「お財布」にお金があるとなんとなく、嬉しい気分になります。
使い過ぎに注意しつつ、
「千円札」で“財布の厚み”を増すのも、
精神的にはよいかもしれません(笑)
それでは今週末も、天気も懐も暖かく、穏やかな日々となりますに!
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