赤坂 卓哉(クリエイティブディレクター)- Q&A回答「基準を明確にする作業をしましょう」 - 専門家プロファイル

赤坂 卓哉
通販広告・店販広告を全面的にサポート

赤坂 卓哉

アカサカ タクヤ
( クリエイティブディレクター )
エーエムジェー株式会社 代表取締役
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デザインの評価が低くて悩んでいます

法人・ビジネス クリエイティブ制作 2009/03/13 22:18

私は現在パートで、商品の企画制作を行う小さな会社でデザイナーをしています。事務所にいるデザイナーは私一人で、普段は営業の方たちと机を並べてデザイン以外の事務作業や雑務等もしています。
会社はデザイン専用の区画があるわけではなく集中できる環境は整っていません。社内のミーティングも多くてデザインに十分な時間を費やすことも難しく、また周囲のデザインへの理解も低いので、仕事がほとんど思うように進まなくて悩んでいます。
デザイナーとして採用される前もDTPオペレーターとしての経験しかなく、この会社でどのようにデザインという仕事を行い、どうデザインと向き合っていけば良いのか、全く糸口がつかめない状態です。
またデザインの評価も数字で求められており、経営陣や周囲へどう理解を求めてよいのか、そのことも含め、環境や仕事の方法などどう改善すべきか、パートとしてどのようなことができるか、ご相談させていただきたいと思います。よろしくお願いします。

カヨコさん ( 広島県 / 女性 / 31歳 )

赤坂 卓哉 専門家

赤坂 卓哉
クリエイティブディレクター

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基準を明確にする作業をしましょう

2009/03/22 14:27

エーエムジェー株式会社の赤坂卓哉と申します。
以下、回答致します。
(回答文字数制限が800字以内のため、以下の内容に留めます)


*弊社もプロジェクトごとにデザイナーを選定する立場にいます。デザイナーに求めることは、「求められている目的や意図を汲み取って、実現化する」こと。

営利目的の広告やデザイン制作である以上、結果=反応を取ってこそ評価をされる環境であると思います。

これまでも決定者のディレクション次第で、デザイナーが振り回されるという現場を何度も見てきています。場当たり的に内容が変わってしまうことも。


以下、
デザイナーを選定する立場にいる人間としてのアドバイスです。
参考にして頂ければと思います。

●前提:どのような制作会社でも同じようなことが起きていますから、職場を変えたからといって同じ問題は大小なりとも存在します。ですから、今の環境で出来るだけ働きやすい環境を整えることを念頭におきましょう。

**●意志決定者とのディレクション基準を明確にする
具体的には、デザイン制作に入る前に、必ずデザインの基準・評価される基準を確認して制作に取り掛かりましょう。自分をあたかも記者のように、できるだけ相手の意図を聞き出しましょう。(考え切れていない方は、大抵、具体的な意見が出てこないため、後から違ったことを言い出す。そのため、この段階で、意思決定を求める)


「基準を明確にする」作業をすることで確実に、仕事環境は変わってきます。デザインのディレクションだけでなく、雇用条件なども同じことが言えます。基準を明確にする作業を重ねていきましょう。


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