専門的治療が必要なんでしょうか
心と体・医療健康 心と体の不調 2011/02/23 14:21昨年11月末、職場で突然心筋梗塞で倒れました。
幸い、ステント等の治療は必要なく、内服治療のみで自宅療養となりました。
そして、12月末に職場復帰し、現在に至っています。
今まで、健康診断では全くノーマークで、心電図も異常の指摘は受けていませんでした。
突然、何の前触れも感じないまま、倒れたのです。
診断は、冠攣縮性狭心症が原因の心筋梗塞でした。
職場は、小規模病院で、管理職として働いています。
復帰しても、全く変わりない職種ですし、精神的になんら変わりない環境です。
職場を退職することも考えましたが、とりあえず、復帰してみてそれでもだめならそのときに考えようと思ったのです。
復帰直後から、動悸は持続していますし、感情が高ぶることにとても疲れ、最近では、毎朝、自分の身体を引き剥がすような格好で起き、やっと出勤し、15時ごろ早退する毎日です。
毎日毎日、「どうして、心筋梗塞になってまで働かなきゃいけないんだろう。」と思い、スタッフの人間関係の相談や、苦情処理など、本当に精神的に負担に感じています。
「がんばれ」や、「怠け病なんじゃないの?」が、今とても精神的にきついです。
もう、すべて投げ捨てて、失踪したら楽になるんじゃないかとすら思ってしまいます。
かわいいペットや、愛する人までも、投げ捨ててしまいたくなります。
私は、どうかしてしまったんでしょうか。
ふうりんゆうさん ( 茨城県 / 女性 / 42歳 )
ご自身を大切になさってください
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1ヶ月の自宅療養で、職場復帰されて、発病前と同じ労働環境で働かれていることを伺い、
私は、ふうりんゆうさんは、責任感が強く、しっかりした方だなあという印象を受けました。
「毎朝、自分の身体を引きはがすようにやっと出勤し」という言葉から、
うつ症状があると推察します。(鬱病までに至っているかどうかはわかりませんが・・・)
また今まで、健康にはまるで不安がなかったにも関わらず、
突然の心筋梗塞という大病にかかってしまう。
これだけでも、ショック・健康へ不信感・未来に対する不安など
精神的に多くのダメージを受けているはずです。
また肉体的な面では、医学的には回復していても、
休養前の生活や仕事をこなす体力・筋力に戻るには、
休んだ期間の少なくとも2〜3倍の時間がかかるという専門家もいるくらい、
ゆっくりと徐々に身体をならすリハビリ的な時間が必要です。
上記を踏まえると、
ふうりんゆうさんは、心身ともに、本調子でないにもかかわらず、
日常に戻り、以前と同じ量と負荷のかかる生活や業務をこなしている。
そして、ご自身で気づかないうちに、肉体的にも、精神的にも、
かなりの過剰な負担を強いられているのではないかと思います。
責任感が強い分、張り切りすぎて、身体と心が悲鳴をあげているのかもしれません。
また、「動悸」や「感情の高ぶり」に関する他の可能性として、
更年期うつの初期症状ということも考えらなくもないです。
過剰な肉体的、精神的ストレスからの、うつ症状とあわせて、
一度、心療内科やメンタルクリニックなどの専門医を受診されてみることをお勧めします。
(厳密には、更年期うつの場合は、産婦人科になりますが、
医師の判断で、必要ならば、産婦人科に紹介状も書いてもらえるでしょう)
不安解消やリラックスのための軽い薬物療法や、
日常生活のアドバイス、カウンセリングなどを利用することで、
心の負担も軽減されると思います。
心と身体のメッセージに耳を傾け、
ご自身がまだ本当の回復に至っていないということを
ふうりんゆうさんご自身が受け入れ、
休んだり、自分を大切にする時間を持つことをご自身に許可してください。
時間をかければ、
思いのままに行動できる自分に戻れます。
安心してください。
本当の意味で、どうぞ「お大事に」なさってください。