藤森 哲也
フジモリ テツヤグループ
不動産購入の基礎知識 のコラム一覧
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不動産業者も見落とす、物件購入の落とし穴‐【不確定な契約条件の注意点/地盤チェック①】
新築住宅を建築する場合、「構造耐力上主要な部分」と「雨水の侵入を防止する部分」の 瑕疵については最低10年間を義務づける法律:品質確保の促進に関する法律(品確法)が、 平成12年4月に施行されました。 この品確法が施行される前までは、瑕疵担保期間は2年間しか法律的な義務がありません でしたが、品確法施行することにより、施工業者は10年間、建物について保障...(続きを読む)
不動産取引のトラブルを防止する、良い業者・良い営業マンの見極め方
不動産売買の際に当社で物件調査をすると、問題の種類や程度の大きさはあります が、約9割の物件には何かしらの問題・注意事項が浮上してきます。問題が見当たら ないという物件は1割程度です。 但し、問題のあった約9割の内、約8割~9割は契約条件の交渉や調整で解決できた り、そもそも気にならない程度、気にならない類のものであったり、事前に分かりさえ すれば解消できるものが多いです。 ...(続きを読む)
不動産業者も見落とす、物件購入の落とし穴‐【位置指定道路の調査とリスクヘッジ 実践編②】
不動産購入の際には、その物件の説明がされ購入へと進んでいきます。 しかし、その物件説明とは、不動産業者が決まった資料を考えも疑いもせずに 取得し、買主へ手交し、これが本地の謄本で、こちら道路部分の謄本で、 所有者は売主の業者になっています。 画像1が道路の図面です。ここが本地です。といった説明です。 物件自体に問題がなければそれでも良いでしょうが、もし問題や注意点...(続きを読む)
住宅ローン減税の盲点
2013年度の税制大綱が発表されて半月がたちました。増税のタイミングに合わせて住宅ローン減税の拡充も盛り込まれていますが、一部や紛らわしい点もあるので、ここで改めて整理したいと思います。 まずは 一般住宅を購入した場合の住宅ローン減税のおさらいです。控除期間10年間 (従来どおり)控除率1% (従来どおり)控除対象となる年末残高限度額 (拡充)・2013年1月~2014年 3月に入居した場合 ⇒ ...(続きを読む)
住宅ローン減税 適用要件
一昨日から贈与税の確定申告の受付が始まりました。お祭りシーズン、到来ですね。 サラリーマンの場合、年末調整で税金を精算するため、確定申告を行う必要はありません。しかし、住宅ローンを利用してマイホームを購入すると、住宅ローン減税の申告ができ、支払った税金を取り戻すことができます。 では、住宅ローン減税を受けるための要件とはどんなものでしょう?ここで確認していきたいと思います。 住宅ローンの要件1. ...(続きを読む)
不動産業者も見落とす、物件購入の落とし穴‐【21:角地緩和が使えない角地】
不動産業者も見落とす、物件購入の落とし穴 【不確定な契約条件の注意点/角地緩和(建蔽率10%アップ) が使えない角地①】 まず、建蔽率(けんぺいりつ)とは何かですが、 建蔽率とは敷地面積に対する建築面積の割合をいい、 建築面積とは、その建物の水平投影面積(上から見た面積)をいいます。 つまり、建蔽率60%の地域で、敷地100平米の土地の場合、 その敷地に建築できる面積...(続きを読む)
犯罪の予兆のマーキング
住宅やマンションを購入し、生活を始めてから色々と気付く、 利便不便や地域性、物件の長所短所がありますが、 新居で生活を始めるにあたって、気になることの中には、 その地域での犯罪発生件数や犯罪の種類、物件のプランや 立地状況による防犯性など、治安に関することもあると思います。 小さいお子さんや女性の多い家族構成なら、痴漢や引ったくり、 不審者の多い所は不安が大きいと思いますし、共働...(続きを読む)
不動産業者も見落とす、物件購入の落とし穴‐14:住宅ローン
住宅購入にあたっては、高額な買い物である為、慎重に選び、 十分に検討してから契約しているものと思います。 しかし、それでも不動産売買に纏わるトラブルは後を絶ちません。 「不動産のことは素人だから」と業者任せにせず、 「こんなはずじゃなかったのに」とならない為に、 何処を気にすれば良いか? どんなトラブルになるか何処を見て判断すればよいか? 不利な条件等にどう対応すればよい...(続きを読む)
不動産業者も見落とす、物件購入の落とし穴‐【13:方位が違う】
皆さまが不動産を探す際、インターネットや雑誌などに掲載されている 物件を見て、気になるものがあれば、その掲載先である不動産業者に 問い合わせ、現地の案内や内覧となっていきます。 その時、業者から必ずと言っていいほど手渡されるのが販売図面(画像1)です。 物件の大まかな内容が記載されており、建物があれば間取りや規模、 中古なら築年数、土地であれば形や広さなど...(続きを読む)
位置指定道路の注意点⑥【建築線による想定外とは】
今回が、『位置指定道路シリーズ』最後のコラムとなります。 今回は『建築線』について解説します。 まず、建築する為には敷地が建築基準法で定める道路に 2メートル以上接道していないといけないことは、これまでの 道路調査の注意点(建築基準法の道路とは1・2) 位置指定道路の注意点1~5で説明してきました。 その建築基準法という法律ですが、 施行されたのは...(続きを読む)
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