対象:住宅検査・測量
戸建の建築にあたり、スウェーデン式サウンディング試験という方法で、地盤調査を行いました。
結果、柱状改良という地盤改良が必要という事になったのですが、疑問な点があります。
建物の建設予定地の四隅と中心の五箇所を調査したのですが、一箇所だけ軟弱地盤ということでした。
改良内容は、杭を28本、全面に打ち込むというものでした。
軟弱な地盤の部分だけ、改良すればいいのかと思いましたが、地盤改良というのは、一箇所でも軟弱な場合は、全面改良しなければならないのでしょうか?
となりのトトロさん ( 東京都 / 男性 / 35歳 )
回答:1件
中舎 重之
建築家
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軟弱地盤について
本件のように1箇所でも弱い場所があれば軟弱地盤として判定し対応を考えます。この場合は杭28本の改良を選択しました。まさに正しい判断だと思います。 仮の話をします。
いま弱い所のみを改良します。基礎を造り建物を建てます。3~5年後の基礎+建物の姿は、改良した場所は構築したレベルで安定しています。改良しなかった場所は建物が沈み始めます。不同沈下がスタートしました。床には傾斜が起き、壁には亀裂が目視されるでしょう。我々が一番に嫌悪し、絶対に起こさせていけない現象が、此の不同沈下なのです。
以上です。 2014.5.9 中舎重之
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