対象:労働問題・仕事の法律
今年父が亡くなり、父の所有地で55年間飲食店を営む父の弟から、高齢の為リタイアの際、営業権の買い上げを求められました。伯父が持参した書類は、祖母が亡くなった際の遺産分割協議書で、「店の譲渡は第三者は認めず、やむを得ない場合、所有者(父の名前)に近隣の金額を見て譲渡…」の一文がありました。
兄弟と言う事で店舗賃貸契約書や保証金、公証証書はありません。伯父は8坪の店舗に対し2000万円の金額を要求しています。
現在、土地建物の所有権移転登記が完了して私の名義です。
払う義務が法的にありますか?
補足
2009/09/15 14:30ご回答ありがとうございます。腑に落ちないのは土地建物名義が私で毎月29000円の家賃を貰っている伯父から、何故買わなければいけないのかという点です。こちらから退去要求をしているのなら、補償する金額を支払うのは当然だと思うのです。祖母が亡くなった時点で土地建物の所有者は父だったのですが、父の弟3人が遺産をを要求したので、2人には父が借り入れをして現金を、問題の伯父には店舗を月1万円(当時)で貸すという文言の後に、先の質問の一文があり、それを基に伯父は買ってくれて当然の様に言ってきました。1円たりとも払いたくないのではなく、法的に支払い義務があるのかを知りたいのです。恥ずかしいのですが名ばかりの伯父なので、関係は良好ではなく、もしも法的に払う必要がない場合、それを伝えたら何をするかわからないタイプなので困り果てています。
薇美杏さん ( 神奈川県 / 女性 / 54歳 )
回答:1件
羽柴 駿
弁護士
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お答え
遺産分割協議書の全文が記載されていないので正確なお答えは出来ませんが、おそらく、赤の他人への譲渡は認めないという趣旨でしょう。
父親への譲渡は認めるという記載があるようですが、父親に購入を義務づけたような記載があるならともかく、そうでないならば購入の義務まではないでしょう。
義務はなくても、あなたが納得出来る値段なら買っても良いとお考えなら、それを伝えて伯父の判断に任せれば良いでしょう。
あなたが買わない場合は、伯父がどうすることになるのか。伯父とあなたの間柄が悪化しても構わないのか。などといった事情を考慮して判断することをお勧めします。
(現在のポイント:-pt)
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