対象:保険設計・保険見直し
回答数: 3件
回答数: 3件
回答数: 3件
今現在、
建物2000万(新価)
地震2000万
家財2000万
地震1000万
に入っていて13万円ほど支払っていますが
家計の事情により
7万ほどしかかけることができない状態となりました
建物1000万
地震500万
家財1000万
地震500万
に落そうと思うのですが
「保険対象額いっぱいにしてかけておかないと
全額支払われない」様な事が パンフレットに書いてあります。
ほんとうでしょうか??
hjikjaslkiさん ( 愛媛県 / 女性 / 34歳 )
回答:2件
保険は、失われた価値を補うもの
こんにちは。総合保険代理店ファイナンシャルアソシエイツの藤井です。
まず、ほんとうかという質問に対する答えは、“本当です”。
保険という商品は、保険の対象となるものの価値が失われたときに、それを補うのが目的です。したがって、その価値を正しく認識し、その価値に見合った保険金額を設定することが基本です。
2,000万円の価値のあるものが、半分失われたら1,000万円の価値の喪失です。つまり、半分が失われたので、その分を補填するのが保険です。
もし、この保険が1,000万円しか掛けられていなかったとすると、その半分の500万円しか補償されません。これを比例てん補といいます。
本当は2,000万円の価値があるのに、1,000万円しか保険に掛けていなくて、1,000万円の損失全額が支払われるとすると可笑しいですよね。保険金額が2,000万円の保険の保険料は、1,000万円の保険の保険料の倍です。最高1,000万円支払われればいいと思っている人は、保険金を1,000万円に設定した方が得ということになってしまいます。
しかし、保険はそのようにはなっていません。その建物や家財の価値を適正に保険金額として設定することをお勧めします。
今ご加入の火災保険は、民間の損保のものでしょうか。もしそうで、保険料を削減したいとお考えであれば、共済なども検討しては如何でしょう。
また、気になったのですが、建物の保険金額が2,000万円で、地震も2,000万円というのは普通では考えられません。地震保険は国が最終的に元請けになっており、建物にしろ家財にしろ、火災保険の保険金額の、30%〜50%の間での引き受けになりますから、火災保険の保険金額と地震保険の保険金額が同じということはないと思います。
以上、参考にしていただければ幸いです。
回答専門家
- 運営 事務局
- (東京都 / 編集部)
- 専門家プロファイル
登録している専門家やQ&Aやコラムといったコンテンツをご紹介
専門家プロファイルに登録をしている皆様の記事や、Q&A、まとめ記事など編集部でピックアップしたものを定期的に配信していきます。よろしくお願いいたします。
運営 事務局が提供する商品・サービス
記事制作に関するご相談
大関 浩伸
保険アドバイザー
-
火災保険の部分保険は要注意です!
hjikjaslkiさん。こんにちは。実務に強いFPの大関です。
ご質問の答え・・・「ほんとうです。」
一般的に、火災保険には「比例填補」という制度があり、
平たく言うと
>「半分しか掛けない」保険契約では、保険金も「損害額の半分しか出さない」<
というものです。
掛金から逆算して、保険金額を下げてしまうのは、
「保険の意味をなさなくなる」ので、オススメできません。
家財は、2,000万円とありますが、高級な家財を多く持っておられるか
家族人員が、6〜8人でなければ、そこまでは要らないかも知れません
ので、ご確認下さい。
どうしてもということなら、以下の手段を検討すべきでしょう。
1.地震保険は、建物だけにする⇒家財の地震保険を外す
2.家財保険を外す(オススメでませんが・・・)
3.共済等、安いものを探求する
以上、参考にして戴けたら幸いです。
(現在のポイント:-pt)
このQ&Aに類似したQ&A