対象:リフォーム・増改築
現在、学校の授業の中で建物管理の勉強をしております。主にはシドニーと日本とでどのような共通点・相違点があるかを調べています。
シドニーの場合、建物管理組合という組織にどのような改築や増築が行いたいのかを知らせ、そこからの許可が出ないと改築や増築はできないそうです。
例えば
フローリングにしたい場合にはゴム状の下敷きを敷いて、ラグなどを引き防音対策をしなくてはならない、エアコンを新たに設置する場合は騒音を出さないものを選ばないといけないなどの規定があるところもあるそうです。
またシドニーだけでなく多くの地域で家の壁の色は周囲の外観を損ねないよう色も指定されてくるそうです。
日本では増築・改築を行う際、どのような手順で行うのか、その際になんらかの規制はあるのかを教えていただけましたらありがたいです。
また、この点につきましてはマンション・一軒家でも多少異なるかと思いますので、その点についてもご教授いただけましたらありがたいと思います。
maggieさん
回答:1件
横山 彰人
建築家
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増築 改築 の規制
残念ながら日本の場合、構造や内装についての建築基準法の制限はありますが、住環境を整える為の規制はありません。
日本の都市景観が混乱しているのは、シドニーのように景観を守るための組織もないし、意識も低いのが残念です。
マンションの場合は、個別にフローリングの階下の音にたいして規制をしている場合もありますが、いずれも管理組合で決めているもので、公ではありません。
参考になりましたでしょうか。 分からないところがあれば、事務所にご連絡下さい。
maggieさん
建築基準法と建物管理システムについて
2008/10/18 09:33横山先生へ
ご返答ありがとうございます
再度、気になったのですが建築基準法では構造・内装とありますが、これは非常口の設置や耐震などについてであると認識しております。
そして、住環境については管理組合が設定しているものであり、各々の地域性などを踏まえて決めていることかと思います。だから各管理組合によって規則は違うのではないかと思っていました。
しかし、先生のご返答のなかで住環境を整えるための規制はありませんとあります。これは増築や改築に伴い管理組合の許可も得なくていいということでしょうか?
しかし、マンションは管理組合があるからわかりやすいですが一軒家の方々とかはどうなっているのでしょうか?自治会などともそういうことはつながっていて、各自治によりマンションや一軒家などの建物管理についての規定があり、それにマンション建物管理組合や一軒家の家主がのっとっているのでしょうか?
もしご存知でしたらご教授お願いいたします。
本来であれば、そちらに直接ご連絡したいのですが、海外に出ているものでこのような形になってしまい申し訳ございません。
maggieさん
(現在のポイント:-pt)
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