対象:一般歯科・歯の治療
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30歳中盤の女性です。
歯科でスケーリングの後、歯全体の写真をとりました。
2年ぶりのスケーリングでしたが、歯石はほとんどないと言われましたが、先生が歯のレントゲンを見たとき、歯の骨が全体的に下がってきてると言いました。
原因は加齢と言いますが、そんな理由はありますか?
(1)歯を支える顎の骨の高さが減少して下がる(溶けた)原因は、何でしょうか?
(2)歯を支える顎の骨の高さが減少しないように、溶けないようにするには、どんなことに気をつければいいのでしょうか?
ddfさん ( 兵庫県 / 女性 / 33歳 )
回答:4件
歯石がなくても
はじめまして、むつみデンタルクリニックの倉田です。
歯石はプラーク(歯垢)と唾液中のカルシウムが結合することによってできます。ですから、唾液中のカルシウムの量によって、歯石が付きやすい、付きにくいという差はでます。
また、歯周病の原因は歯石ではありません(付いていないにこしたことはないですが)。歯石がないからといって歯周病ではないわけではありません。
全体的に高さが下がっているのならば、加齢によるものが主であるために、それほど心配することはありません。部位によって吸収の程度が異なっているのであれば歯周病が疑われます。
歯周病の検査(ポケット測定)は受けられましたか?その値が2mm以下であれば歯周病の疑いはありませんので、定期的なメンテナンスで十分です。
3mm以上あるようですと、歯周病が進行している可能性が高いです。適切なブラッシング、定期的なメンテナンス、歯ぎしりや食いしばりなどの負荷の除去を行うことで、骨の吸収速度を抑えることができます。
できれば半年に一度の検診を心掛けてください。現在は問題がなくても、歯周病は一気に進行しますので、定期的なチェックや清掃は欠かせません。
歯石について
http://blogs.yahoo.co.jp/mutsumi_dental/14301480.html
千葉県松戸市 歯科 むつみデンタルクリニック
歯HOO!ブログ〜松戸市の歯医者さん〜
回答専門家
- 倉田 友宏
- (長野県 / 歯科医師)
- 倉田歯科医院 院長
長野県でインプラント治療を中心にお口の健康をサポート
虫歯・歯周病治療からインプラント、レーザー治療、メタルフリーの審美治療まで幅広い治療で患者様に多様な選択肢をご提供しています。2014年からは地元の長野県でお口の健康をサポート。健康な歯を長く使っていただくため、予防に力を入れています。
倉田 友宏が提供する商品・サービス
堀内 晃
歯科医師
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心配なんですよね!?
歯の骨がさがっているということいわれたということですね。大きくは確かに加齢によるものでしょう。
加齢によっていろんな外的な作用が加わることが一つの原因といえると思います。その影響は小さいですが、ちりも積もれば山となる的なところだと思われます。もっと細かくしますと力というのは、もともと歯というのは、上下の歯が強い力で衝突しあうことによって咬むということを繰り返しています。
これによって歯ぐきと骨はいうなればちょっとしたダメージを常に受けているということになります。ただ、この力の強さが問題だったりします。上下の歯の咬み合わせに問題がある方では、やはり強い力が必要になりますし、歯軋りや噛みしめなどをされる方ではもっともっと強い力がかかってしまいます。それによって周囲の歯ぐきや骨はダメージを受けます。これが大きな原因の一つにもなります。
また、こういった力がかかるときにばい菌が歯の周囲にあると歯の根と骨の境界の部分(レントゲンなんかでもちょっと歯の輪郭なんかが映ったりしますが、その部分)にある歯と骨をくっつける接着剤みたいな組織がばい菌の毒でやられてやられてしまうことで骨がなくなってしまいます。
歯石などがほとんどついておられないという状況でも無菌ということはありえないので何等かの影響をわずかながら受け手ながら加齢していくということになります。
今後、骨がなくならないようにするためには?、、、ですが、
定期的な清掃と管理を受けていただくことはもちろん、態癖といいますが、頬杖やうつぶせ寝、横向きねなどをせず、もし、歯列に問題があられるようであれば、なるだけなら歯列矯正などによってよりいい状態を保っていかれることとなります。
なるだけですね。ご参考になりましたでしょうか?
態癖などについては、コラムのページをご参照ください。
http://profile.allabout.co.jp/pf/dental-horiuchi/column/detail/39066
金田 竜典
歯科医師
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骨が下がることについて
おはよございます ddfさん。
歯科医師の金田 竜典です。
質問にお答えします。
1の回答ですが、歯ぎしり、食いしばりをすることで歯に過大な力が加わり、それを支える骨がやせたと考えるのが一般的です。
2の回答は夜間の歯ぎしりを防止する目的でマウスピースを装着するのが一般的ですね。
河合 悟
歯科医師
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30代以降の女性は、歯周病に注意!
歯みがきが不十分だったり、歯石が付着していれば炎症をおこし歯周病になって歯槽骨が溶かされることもありますが、そうでない場合は加令的に骨が吸収されていっていると考えられます。
特に女性の場合は、骨密度が低く、30代を過ぎるとホルモンバランスが変化しエストロゲンの分泌が少なくなることで、一層骨密度が低下していくと言われています。骨粗鬆(そしょう)症を発症するのは女性が大半で、30代から発症すると言われているのはこのためです。 歯を支えている歯槽骨も全身の骨と変わりませんから、女性は30代から歯槽骨も弱っていくと考えるのが自然です。ですから、歯槽骨を吸収させないための予防法も骨粗鬆(そしょう)症の予防と同じように考えれば良いわけです。
第一にカルシウムの摂取、第二にビタミンDの摂取、そして運動。この最後の運動が大切です。運動することで骨に負荷がかかり、はじめて骨密度が高くなるのです。つまり歯槽骨にも負荷をかけないと、歯槽骨が強く健康にはならないわけです。歯槽骨に負荷をかけるためには、よく噛んで食べることしか有りません。よく噛んで食べることこそが、歯槽骨を健康にして骨の吸収を予防する秘訣です。
そしてその時大切なのが正しい歯並びです。凸凹があったり、歯が傾いていたりすると噛んだ時に一部分に力が集中し、歯槽骨に過剰な力がかかり歯槽骨が吸収されてしまいます。
正しい歯並びになって、よく噛んで食べること、それが歯と歯槽骨を健康に保ち、一生自分の歯で食べていく秘訣です。
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ddfさん
歯槽骨に負荷
2008/10/10 18:17返信ありがとうございます。
(1)歯槽骨に負荷をかけるために、
キシリトールのガムを1回につき15分くらい
噛むというのは効果があるのでしょうか?
(2)それとも、食べ物を噛んだ方が効果があるのでしょうか?
ddfさん (兵庫県/33歳/女性)
(現在のポイント:-pt)
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