対象:リフォーム・増改築
築11年の鉄骨3階建コロニアル葺住宅に居住しています。ある業者の無料点検で、屋根の雨漏りの有無を見たところ、小屋裏から軒先付近の野地板(ラワン合板)の反りと、シミ跡が見つかりました。屋根仕上材も劣化が進んでいるようで、補修をした方が良いと言われました。補修方法は現在の屋根仕上を撤去せずに、上から新しく葺くとのことです。新たに使用する屋根材はガルバ鋼板?で、軽くて丈夫だそうです。その業者に見積りを依頼したところ足場などの工事を含め、46?の屋根仕上面積で195万円といわれました。妥当な金額でしょうか?施工時の注意点など教えて下さい。宜しくお願いします。
補足
2008/08/17 20:10深澤様、松下様 回答を頂きありがとうございます。
ご指摘の通り、無料点検と見積をして頂いた業者は訪問販売の会社で、この工事とは別に会員登録を進められました。(月会費数千円です)また、外壁の洗いと、塗装及び2階、3階のベランダの防水塗装も進められ70万円弱の見積りを、屋根工事とは別に頂いています。実は、工事の契約をしてしまい週明けから工事が始まります・・・
屋根本体工事には、ガルバ鋼板・GLとしか記入されておらずメーカー等は記載されていません。単価は19千円弱/?、施工費7千円弱/?となっています。他は、足場以外に下地調整や胴縁などの下地材が記入されています。一度、業者に細かい内容を確認します。ただ、小屋裏の点検の為に開口を2箇所つくって頂いたことや、リビング(10帖程度)の内装クロスのクリーニングをサービスでして頂けることになっています。何度も業者の方に(10名位)通って頂いたこともあり、信用できるかなと思ったのですが・・・
のどぐろさん ( 大阪府 / 男性 / 41歳 )
回答:3件
現状の屋根の状態を別の方にも見てもらってください。
ご質問ありがとうございます。
ガルバニウムは確かにフリーメンテナンスで、耐久性が高く、メーカーによっては30年保証をつけるぐらいの高品質に屋根材です。ただ、ガルバニウムといっても種類があるので、具体的な商品名、素材名などを調べておく必要がります。
築11年で通常のコロニアルに問題が生じるのは少し早すぎる感があり、別の屋根職人や技術者にも現状を確認してもらった方がいいでしょう。築11といえば、屋根のメンテナンスで考えると、通常の塗り替え塗装ですむ時期です。
46m2で195万円という値段は、相場から考えると、よほどよい素材のガルバニウムを使用しても少し高すぎるかもしれません。お住まいの状況から相場が上がることは、リフォーム工事の場合、しばしばあるのですが、そうした説明がなければ慎重にした方が賢明かもしれません。
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深澤 熙之
建築プロデューサー
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屋根リフォームの価格について
こんばんは〜!のどくろ様
はじめまして、外断熱リフォームを専門にしています。昭和アルミグループ代表取締役会長兼ARA協会(全国住宅優良企業促進支援協会)理事長の深澤煕之です。
早速ですが、ガルバリウム鋼板で屋根リフォームで46m2で195万円ですか?足場工事を含めてでも相場より高いような気がしますが。。。
見積りが最低でも2〜3社くらいの相見積もりをされたほうが、妥当な値段かどうかの判断が後で失敗はされないかと存じます。
また、ガルバリウム鋼板の場合、施工加工においての切り口からどうしても赤錆びとして広がっていきますので、そういう素材である事を認識をされたほうが良いかと存じます。
ですので少しでも切り口から錆びないようにキリコなどが付着していないように吹き飛ばし、手間をかかるようですが切り口をペイント補修などをしてから施工するようにした方が良いかと存じます。
また、製品自体に金属の粉がついているとその部分より腐食して錆びになりそれから塗装面を痛め屋根本体全体にもらい錆びとして広がっていきますので、よく吹き飛ばしたほうが良いでしょう。
また、施工後ガルバの場合は2〜3年で腐食していく可能性も大きい事を認識をされた上でご判断をされたほうが良いです。
また、ガルバと言っても鉄板ですので、雨音などの音が今までより金属音として出てきますので、雨音が大きくなり施工後気になるかもしれません。
また、金属屋根ルーフにおいて、ガルバの場合、ガルバ鋼板の金属板だけで薄い厚さで製造したものと屋根ルーフ本体の裏打ち材に断熱材などが粘着されているタイプがありますので、もしされるのでしたら断熱材が入っているタイプにされたほうが金属の音とか断熱効果を考えた場合、そちらのほうが良いかと存じます。
また、金属屋根ルーフを扱っている会社は訪問販売業者が多いのでそういった業者は避けられたほうが良いかと思います。
補足
金属屋根を専門にしている販売施工している会社に相談されたほうが経験と実績も多いのでそのほうが安心かと思います。
ガルバリウム鋼板の他にアルミルーフというアルミ合金を素材にした屋根ルーフもありますので、選択肢の一つにされたら良いと存じます。
下記に参考サイトを列記しましたので、お気軽にご覧になってみて下さい。
昭和アルミ株式会社公式サイト
昭和アルミ公式ブログサイト
昭和アルミインターナショナル:外壁リフォームドットJP
昭和アルミグループ総合サイト
昭和アルミ株式会社オフィシャルサイト
横山 彰人
建築家
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屋根の改修工事の時期
もったいない話しだと思っています。もう契約されているのですから、いまさらしかたがありませんが。
コロニアルは11年しか経っていませんので、まだまだ取り替える必要は無いのではないでしょうか。 メーカーでも25年以上は持つと保証している製品です。
ガリバニュウム鋼板をどうしても使いたいのなら別ですが、本来なら11年経つと若干色が褪せてしまうので、洗浄し、塗装をし傷んでいる箇所を取り替えることで十分のように思います。
足場もいりませんし、断熱性を高めたければ断熱塗料を塗ればいいでしょう。
屋根は特に一般の人は危険が伴なうので詳細に見ることは出来ません。それだけに信頼するしないは別にして、何社かに見積を依頼して金額を見る事が大切なのです。
分からない事があれば、事務所にご連絡下さい。 横山彰人
のどぐろさん
屋根の改修工事の件で
2008/08/20 08:36横山様
ご回答、ありがとうございます。
勉強になりました。
のどぐろさん (大阪府/41歳/男性)
(現在のポイント:1pt)
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