住宅ローンの一括返済と老後の生活

amigaさんへ
こんばんは。ファイナンシャルプランナーの上津原です。

ゆとりのある家計のようですが、お気持ちとしては少しでも多いほうが安心かもしれませんね。

退職金と預金の合計は5000万円弱とお聞きしています。1300万円の一括繰り上げ返済は、実行後も預貯金が残っていて、今のペースで生活できれば問題ないと思われます。

現在の公的年金の額は、お二人合わせて315万円、1ヶ月あたりおよそ26万円です。
老後のお金についての考え方ですが、

仮に、30年間、毎月10万円づつ取り崩すために必要なお金は、
資産運用の利回りが2%の場合2740万円、3%の場合2430万円となります。

また、3000万円のお金を利回り4%で資産運用できれば、年間120万円(毎月10万円)を一生涯分配金として受け取ることも出来ます。

これからの長い人生の中で、まだチャレンジしてみたいこともたくさんあるでしょう。今後3年間の貯蓄を、ご夫婦やご主人とamigaのチャレンジしたいことに振り向けるのも一つの方法だと思われます。

こんにちわ、FPコンサルティング岡崎です。

生活費などを把握しないとわかりませんが、拝見する限りあまり将来は不安がないように思われます。繰上返済はできるだけ早い方がいいですので、今でも返済されてもいいでしょう。

どちらにしても、一度様々なケースをシュミレーションされてはいかがでしょうか?今繰上返済した場合、3年後に繰上返済した場合などなど「ライフプラン表」を作成してください。そうすればこれからどれくらい貯蓄していけばよいか、老後はどのくらいお金が必要かが分かってきて、どのように対策したらよいか把握でき安心できます。ぜひお勧めします。

参考にhttp://www.fp-con.co.jpにライフプラン表がありますので、ご覧下さい

amiga 様

初めまして。オフィス マイ エフ・ピーの吉野充巨です。

資産運用では、借入金返済が無リスクで利息分が収益になる有利な投資対象とされています。幸い全額返済のチャンスですので、一括返済をお勧めします。是により今後の利息分の支払いがなくなります。

老後資金の準備では、現在の高齢世帯の収入と支出が参考になります。総務省統計局平成18年の家計調査によれば、高齢世帯の生活費は約25万円、貯蓄の取り崩しは月々54,000円で年間約65万円です。また65歳以上の高齢世帯の貯蓄額は2,400万円です。
通常ゆとりある生活のために、退職時に3,000万円の貯蓄をお勧めしています。

現時点での貯蓄額、一括返済しても3,300万円の金融資産が残りますので充分かと思います。

宜しければ「老後の生活費と必要な貯蓄額」をご一読下さい
http://profile.allabout.co.jp/pf/officemyfp/column/detail/16927