対象:不動産売買
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叔母が土地を売りたいというのですが、不動産屋さんによると公道に面していないため査定額が安いことがわかりました。叔母の土地は、私の父の名義の土地の奥にあり、飛び地になっています。親戚だからというだけで不動産屋さんを通さずに、また査定より高い値段で購入することについて問題はないでしょうか。お金が必要で売りたいということ、こちらとしても改めて第三者と通行権の相談をするのは厄介なことです。でもどこでどんな手続きをするのかわかりません。不動産屋さんを頼るしかないのでしょうか。
ふぢねこさん ( 岩手県 / 女性 / 37歳 )
回答:2件
親類から不動産を購入について
ふぢねこ さま
はじめまして、不動産コンサルティング会社、アドキャストの藤森と申します。
ご質問いただきました件ですが、
不動産売買は、買主・売主の相対取引になりますので、
お互いが納得した金額で取引することは可能です。
(所有権の移転を依頼する司法書士さんに頼めば、簡易的な売買契約書くらいなら作ってもらえます)
ただし、その取引において、実勢価格よりもかけ離れた、金額で取引した場合、
その差額は贈与とみなされる場合があります。
(今回の場合、通常より高い値段で購入した場合は、叔母様に贈与税が課税される可能性があります)
また、金融機関などから融資を受ける場合は、不動産会社を通さない
売買の場合、担保価値が不明な為、融資されない場合がありますので、
ご注意下さい。
以上、ご参考になりましたでしょうか
アドキャスト 藤森哲也
評価・お礼

ふぢねこさん
ありがとうございました。無事、先月末に登記など必要な手続きを終えることが出来ました。贈与税や金融機関からの融資の条件など、気がつかないこともあってとても助かりました。
回答専門家

- 藤森 哲也
- (不動産コンサルタント)
- 株式会社アドキャスト 代表取締役
将来必要なお金を把握せずに、家を買うのって怖くないですか?
売ってしまえば終わり・・・になりがちな不動産業界の現状に疑問を抱き、不動産購入には欠かせないお金の勉強をスタート。FP資格を取得。住宅購入に向けての資金計画、購入後の人生設計までトータルにサポートする「一生涯のパートナー」を目指しています。
明確にすべきことについて
ふぢねこさま、こんにちは。
取引に関すること、贈与のことについては先述の藤森先生のご回答の通りです。
あと質問の中に「通行権」についてのことがありましたね。
今回の場合、個人間売買をすることは問題ないのですが、このような「通行権」などが多分書面化されていないものと思います。
将来この通行権でのトラブルが起こる恐れもありますので、やはり地元に詳しい不動産屋さんに入っていただき、物件の調査と合わせてこういった権利についても明確にしておくほうがいいでしょう。
不動産屋さんが仲介に入ることで「重要事項説明書」というものが作成され、物件のことを明確化することができます。
また物件の評価についても不動産屋さんの助言を受けることができます。
売主・買主が決まっている取引です、交渉すれば手数料も相談できるのではないでしょうか。
保険だと思って仲介業者を設定することをおススメしますよ。
評価・お礼

ふぢねこさん
先月末に無事必要な手続きを済ませることが出来ました。通行権についてももう心配なくなって安心です。信頼できる不動産屋さんに相談して安心できました。ありがとうございました。
回答専門家

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