対象:インプラント・歯科口腔外科
インプラントは不安がまだあるので、1,2年部分入れ歯をして様子をみようと考えております。担当の医師に伝えたら入れ歯は骨が痩せて歯茎も弱くなり将来インプラントができない可能性もあるといわれました。可能性はあるのでしょうがほとんどの場合で起こるのような感じで(もちろん人それぞれですが)印象としては入れ歯ー>インプラントはあまり薦めてなかったですがやはり無理なのでしょうか?部分入れ歯であれば、後にインプラント、ブリッジと選択があると考えています。(いきなりブリッジだと健康な歯を削るのでその後はインプラントしかないと思いました。いきなりインプラントはまだ不安がありますので、部分入れ歯で様子見という考えです)
baggioさん ( 東京都 / 男性 / 35歳 )
回答:1件
山内 浩司
歯科医師
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ご納得して進みましょう、良いお考えと思いますよ。
インプラントの1番多いニーズとしましては、入れ歯を使ってみたけど違和感やお痛み、不快感に苛まれ、楽しくお食事ができるならばインプラントに代えて欲しいというものだと思います。そういう流れからすると、入れ歯⇒インプラントは一般的な流れです。ですので、インプラントにはまだ不安があり、かつ、周りのご自身の歯は削らないという条件の下での選択肢として部分入れ歯をまず使用してみるというお考えはたいへんご自身でよくお考えになられた、ご自身のお身体を大切にしていこうという積極的なお考えだと思います。
もちろん歯を抜歯すると、我々の歯の周りの歯槽骨は吸収してしまいますので、早い段階でインプラントを植立することが有利であることが多いです。ご担当医様はbaggioさまをおもんばかって積極的にインプラント治療をお勧めになられた事でしょう。ただし昨今のインプラント技術はほぼどの場所にもインプラントが出来るようになっています。よくお考えの上、ご自身がご納得して治療を選択できる事が最も重要な事ですので、一度入れ歯をご経験になられてもよろしいと思います。入れ歯でもご満足いただけることももちろんございます。どうぞ大切になさってくださいませ。
※写真は、部分入れ歯からインプラントにさせていただいた臨床症例です。
評価・お礼
baggioさん
回答ありがとうございます。まだまだ質問がありますが、私の担当医が木曜のみしかいないようでこちらがスケジュールをあわせている状況でなかなか聞けないのでこのような相談場所でお聞きできることは助かります。非常に参考になります。
質問とずれてしまいますが、インプラントが不安な理由は、個人的に有名な歯科医師の本を数冊読み(肯定派、否定派両方)、インターネットでも調べた結果、成功例が高いといってもまだ40年くらいの技術みたいなので例えば20年もって成功とか基準があいまいで%値だけだとちょっとよくわかりませんでした。それと失敗した時の症状が他のいれば、ブリッジ等に比べて深刻に見えました。
(現在のポイント:-pt)
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