対象:投資相談
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紀文フードケミファ(以下、紀文と称す)の株式を持っています。先日、キッコーマン(以下、親と称す)が紀文を株式交換方式による完全子会社化し、紀文の上場廃止を発表しました。3月19日に交換比率が発表されるとのことです。
現在、親の1株純資産は約840円で、紀文の1株純資産は約540円ですが、親の株1に対して0.7あたりでは、と掲示板に書かれています。
過去の事例でにおいて株式交換時は、このような割合でしょうか?、親の単元未満株式(1,000株未満の株式)を所有することになりますが、取引所市場で単元未満株式を売却することはできませんし、親の単元株が1,000株なので、単位未満株を取得しても、単元株まで購入する資金はありません。単元未満株式の買取制度を利用するか、紀文の上場廃止時までに売却のつもりですが、この選択は誤っていないでしょうか?
お忙しい中、申し訳ありませんが、ご教示いただきますよう、よろしくお願いします。
あずきさん ( 広島県 / 女性 / 39歳 )
回答:1件
企業へ意見を言い、企業側の正式発表を待ちましょう。
あずきさん、ご質問ありがとうございます。
ファイナンシャル・プランナーの大間武です。
ご質問の「子会社化した株式」についてですが、
現状の情報からでは
親の単元未満での売却もしくは上場廃止前売却がベストと考えます。
一方で、例えば親の単元株が1,000株から100株に変更になった場合でも
お考えは変わりませんか?
キッコーマンのHPに単元株について記載がありますが
単元株を引き下げる可能性はゼロではありません。
(あくまでも可能性だけですが・・・)
今回対象の子会社の株主も15,000名いらっしゃいます。
仮にこのまま単元株を変更なしで株式交換が行われると
人数ベースで言えば個人株主のほとんどの方々が
親の株での取引が出来なくなると考えられます。
☆現在あずきさんも株主の一人ですから、
この点についてはきちんと企業側へ意見を言い
企業側の考えを聞くべきと考えます。
(3月19日の発表前が良いです)
他の株主も同様の意見を持ち、求めていると思います。
株式交換比率についても現状出ている情報は憶測でしかありません。
お互い1部上場企業ですから、お互いの企業同士が納得するだけでなく
お互いの株主、利害関係者にもご理解いただかなければなりません。
第三者機関を通じて評価を行い、比率を決定します。
純資産も評価の一つですが、全てではありません。
収益力など他の指標も使用されます。
いずれにしても最終決断は3月19日の発表を待ってからでも遅くはないと思います。
評価・お礼
あずきさん
大間 様
貴重なご意見誠にありがとうございました。
また早々に、ご返答いただき
ありがとうございます。
親の単元株が100株に変更になれば
このまま持ち続けたいと思います。
3月19日の発表を待ち、判断いたします。
回答専門家
- 大間 武
- (千葉県 / ファイナンシャルプランナー)
- 株式会社くらしと家計のサポートセンター 代表取締役
お金にも“心”がある。送り出す気持ちで賢く上手な家計管理を
法人、個人の形態を問わず、クライアント(お客様)のパートナーとして共に次のステージを目指し、クライアント(お客様)の質的成長にコミットします。
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