対象:夫婦問題
夫婦・家族の今後
2025/06/21 16:30このような夫婦は離婚してしまうのでしょうか?または、娘の死を機に仲良くなれるのでしょうか?
友人夫婦のことなので、修復して欲しいとか首突っ込んだことは思っていませんが、単純に気になります。一応私ごとではないので叱咤激励ではなく、率直でできるだけ詳細な意見をお伺いしたいです。
・母39歳、父39歳、娘(自閉症)11歳、息子8歳
・夫婦は娘に対する考え方が合わず、クラス変更の時も母が父に相談なしに勝手に進める、事後報告。話し合おうとしても平行線でもうしてない。
・娘は共通の課題ではあったと思うが、その課題から父は目を逸らしていたり(娘を連れて出かけたりはしていた)、母は字を書けと怒ることもあったりと方向性は違うように感じる
・息子は元々父に結構懐いていたが、半年間の単身赴任に行ったこと(3年前)を機に、以降また行けば良いのにと父に言う。母は庇うことなく、そうだよねと言う時すらたまにある。
・母は父を下に見る発言もあり、会社帰りの父に臭うから近寄らないでと言う時もある。娘にもたまに言っていた。
・夫婦仲は普通(母からLINEで、遅くなるなら外で食べてきてね(絵文字)最近ホント仕事大変だね(絵文字)みたいな絵文字がついた労ったメッセージはくる)ただ家庭内での会話はあまりなく、母との会話はほぼ仕事のこと
・寝室はそこしか寝る場所がないからという理由ではあるが夫婦同じ、子供は不明(物置みたいなところに布団を置かれて旦那はそこで寝るみたいなこともごくたまにある)
・息子は娘を(成長を抜かしたから?)馬鹿にしてる感じは少しあった
・父は家族と居ても心は満たされないと思っている
・父は嫁のことは大事だけど好きじゃないと言っており、今までの人生でこんなに好きになった人はいない、生まれ変わったらまた絶対見つけ出して幸せにするとまで思っている不倫相手がいる(娘が生きていた頃は離婚する気はなさそう)
・そんな中娘が呼吸停止で急死
にこりちゃんさん
(
東京都 / 女性 / 26歳 )
回答:1件
離婚の可能性について
離婚の可能性について
このご夫婦には、いくつかの要因が重なって夫婦関係がかなり消耗している印象を受けます。
・ 価値観のずれ:特に娘さんに対する接し方や育て方に関する考えの違いは、重大な不協和音を生んでいます。母は現実的・実務的で時に厳しく、父は感情的なつながりを重視していたように見えますが、それが建設的な対話に結びついていない。価値観のズレは夫婦関係維持にとても大事だと感じます。
・信頼と尊重の欠如:事後報告、見下すような発言、共感を示さない態度など、相手を「対等なパートナー」として扱う土壌がかなり弱まっています。すべての人間関係安心と信頼が大事です。その信頼残高が低下していると思われます。
・父の心の乖離と不倫:すでに精神的な拠り所を外部に求めてしまっており、本人自身も「嫁は大事だが、好きではない」と明言していることから、感情的には夫婦関係が終わりかけているように見えます。こうした点をふまえると、離婚のリスクは相当に高いといえます。特に娘さんの死をきっかけに家族のタガが外れることも考えられます。
娘さんの死によって絆が深まる可能性はあるのだと思うのですが、喪失体験を経て、夫婦が初めて「同じ痛みを知る存在」としてお互いを再認識する可能性もゼロではないと思うのですが、前後の不倫等考えると難しいと思われます。
今ある家族を見直し再構築することもできると思いますが、そのためには、十分な対話が必要だと思うのですが、難しいと言わざるを得ないですね。お互いにどうしたいかという意思の振り返りと対話できるなら良いのですが…。
結論:現状は「離婚予備軍」、ただし変化の余地はわずかに残っている
このご夫婦は、お互いの価値観や過去の不満が堆積している一方で、「外から見れば普通」なのかもしれません。娘さんの死によって壊れる方向に向かうか、それとも「本当の意味で向き合う」契機になるかは、これからの課題と思われます。まずは夫婦での相互の思いの確認と対話が必要。修復したいなら第三者(お住みの市役所の無料相談、家裁の調停やカウンセリング等)に入ってもらうことも考えられます。
回答専門家

- 佐藤寛朗
- (心理カウンセラー)
- ミック研究所 理事長
カウンセリングは自分探しの共同作業
カウンセリングを始めて20年以上、カウンセリングの基本的なスタンスは相手に応じて方法論は変えていますが、カウンセリングの妙は一期一会の縁と出会い、そこに不思議な意味を感じています。
(現在のポイント:-pt)
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