対象:年金・社会保険
回答数: 1件
回答数: 1件
回答数: 1件
初めまして。
結婚して退職後、専業主婦として過ごしてきました。2022年4月1日から週3〜4回パートとして働いております。(2022年1月1日〜2022年3月30日までは私の収入は0円です)
勤務時間が少ないため職場の社会保険には加入できず、4月1日から夫の扶養を外れて国保と国民年金に加入しています。
年収約190万ほどを予想していて扶養を外れましたが、お恥ずかしながら年収:4月〜翌年3月末までの収入だと勘違いしていたため、実際の収入(1月〜12月末)はおおよそ135万円になる予定です。そこから国保と年金等が引かれるとなると、扶養を外れて働くメリットがないのでは?と考えております。
勤務時間を増やす予定はない場合、やはり夫の扶養に戻った方がお得でしょうか?
また、1年も経たずに国保と国民年金を脱退し、扶養内に戻ることは可能なのでしょうか?
ぽちたさん ( 東京都 / 女性 / 27歳 )
回答:3件
夫の社会保険の扶養に戻りたい。
はじめましてぽちた様、ファイナンシャルプランナーの山宮と申します。
収入との関連で社会保険の加入をどうするかは悩ましい問題ですね。
健康保険の被扶養者(扶養に入る)の要件は、協会けんぽの場合は以下のとおりです。
1)被扶養者の収入が年収130万円未満であること。
2)被扶養者の収入が被保険者(ぽちた様ならご主人)の収入の2分の1未満
この収入は扶養に入る時点から1年間の収入となります。月額ですと108,333円以下となります。
おそらく2)の要件は大丈夫と思います。
健康保険の被扶養者になる、すなわちぽちた様が第3号被保険者になるメリットは、ご自身が健康保険料や国民年金保険料の負担が不要となる点です。
ぽちた様の年間収入が135万円程度とわずかに被扶養者収入要件を上回る場合には、確かに手取で考えるとメリットが少ないとも言えそうです。
確認されたほうが良い点があります。
令和4年10月から被保険者の人数が100人超の事業所は、パート勤務の方でも週20時間以上勤務など一定の要件を満たすと健康保険や厚生年金が強制加入になります。
もし、これに該当するようであれば、メリット(事業主が保険料を2分の1負担、将来の年金額が増えるなど)がありますので一度確認されたほうがよいと思います。
健康保険の被扶養者に1年以内の期間で戻るのは、収入などで判断されますので要件を満たせば扶養内に戻ることは問題ありません。
注意点として、健康保険組合の場合は独自の運営ルールがある場合がありますので念のため確認しておくことが大切です。
以上の点を踏まえてお考えになってみてください。
回答専門家
- 山宮 達也
- (神奈川県 / ファイナンシャルプランナー)
相談者自身が考えて行動を起こせることを目指します
知らないと損することが多い世の中です。保険や公的な手続きは、自分からアクションを起こさないと得られるものはありません。相談者のお話をよくお聞きして、相談者自身が自らアクションを起こせるようなアドバイスを行ってまいります。
健康保険は将来的な収入が考慮されます
ぽちた様、ご質問ありがとうございます
所得税控除は、実際の所得で控除されますが、健康保険に対しては、見込み額で考えられます。
1月から12月までの収入の合計ではなく、4月から働いたとしても、10万8,333円以上であれば年間の見込み額は130万円以上と考えられますので、健康保険の扶養には入ることが出来ません。
加入期間は短くても関係はありませんが、月収が10万8333円以下となる必要があります。
回答専門家
- 吉野 裕一
- (広島県 / ファイナンシャルプランナー)
- FP事務所MoneySmith
人生の夢や希望を実現できるようなライフプランをご提案
人生100年時代を安心して過ごせるようにライフプランにあったファイナンシャルプランをご提案相談実績も多数あり、コラムなども執筆しています気軽にお問い合わせ下さい
吉野 裕一が提供する商品・サービス
お金についてのご相談
中尾 恭之
社会保険労務士事務所レリーフ
-
国保と年金にのみ減免措置があります。
ご相談いただきありがとうございます。
1年も経たずに国保と国民年金を脱退し、扶養内に戻ることは、条件さえ整えば可能です。
勤務時間を増やす予定はない場合、旦那様の扶養に戻った方がお得かどうかは将来の年金額も影響するため、単純な答えにはなりません。
ご自身の考え方をどうするかです。
まず知っておくべきことは、会社で加入する健康保険や厚生年金は、収入に応じて保険料が決まる仕組みである一方、国保と国民年金は収入が少ない場合、保険料の減免措置があります。減免措置については、お住いの市役所等の保険窓口から申請できます。
確かに、旦那様の扶養に入り、年金も健康保険もご自身の財布から払わなくていいというのは一見お得に見えますが、会社の健康保険から出る給付金(傷病手当金、等)は国保にはないこと、扶養から外れないように時間やお金を気にしながら働きますので、本来生活やお小遣いに使えるお金が欲しいから働くはずが、いつのまにか保険料を払わないためという受動的な目的になってしまうので、仕事のやりがいが得られにくかったり、職場での人間関係に影響があるかもしれません。
勤務時間を増やし、ご自身で保険料を払うことでトータルとしての収入が増える方が、生活が楽に、たのしくなることもあります。
保険料の事のみを気にして働き方を考えるのではなく、ご自身が結局いくらお金が欲しいかを基本に、扶養に入るかどうかを決める方がいいものと考えます。
(現在のポイント:-pt)
このQ&Aに類似したQ&A