対象:子供の教育・受験
小学校3年生になる子供が話してきた内容です。
図工の授業で、画用紙に絵の下書きを描いていたそうです。その時に子供は、上手にかけたと思ったそうですが、担任はその下書きにもっとこうしなさいと直したそうです。
それから、何回か下書きをなおされ、そのたびに子供は、胸がもやもやして涙があふれてくると話してくれました。
先生がもっとこうしたら良くなるから、って理由でアドバイスをしてくれたんじゃない?とフォローをしてみましたが、
本人は、せっかく上手く描けたのに、なおされて心が折れるという感じでした。
同様なことが2年の時もあり、子供は何が間違っているのか分からず、一生懸命書いて上手くかけたのに、何故直されているのかわからないと泣いて学校にいきたくない!といい、しばらく送り迎えをしたこともありました。
図工は感性だから、算数や国語のように正解はないとわたしは思うのですが、
何故、直されたかが分からず、これからも自信を無くさせてしまう事が何より心配です。
デリケートな心の持ち主ゆえに、先生にも言えないとのことです。親としてはこどもの話をきき、そうだね、ママはこう思うよととにかく吐きださせるしか出来ません。
子供が伸び伸びと学べるように何かよい提案があれば教えて頂きたくご相談いたしました。
きょママさん ( 愛知県 / 女性 / 38歳 )
回答:1件
お子さんに先生に直接質問する勇気を持たせる事です
今回のご質問から私が感じる事は、この様な問題は当事者であるお子さんと先生との間でしか真の解決方法はないという事です。ですのでお子さんが先生に対して疑問に感じた時に、自分の言葉でキチンと直接先生に自分の意思を伝え、そして質問する勇気を持たせる事です。
状況の詳細が良く分からないのですが、もし先生が話し合いをする前に、勝手にお子さんの絵を描き直してしまうなら、その事に付いて「書き直す前に説明して欲しい。自分で納得出来たら自分で直させて欲しい」と伝えるという事ですね。
伝えたい事も伝えられないまま我慢させて、モヤモヤ泣き寝入りさせる事は、将来お子さんの気持ちに深い傷を残す事になりますので、自分の意思を正直に「自分で直接その場で先生に伝えて、話し合う勇気を持つ」という事を促す事が、私はとても大事な教育になると思います。
絵を直させる先生には、その先生の感性から来る好みや、描く時の技術等の理由がある訳ですから、それをキチンと説明してもらい、必要な場合は先生自身にそうした描写を別の紙に描いてもらうなどしてもらい、そこでお子さんが納得出来ればそこから学ぶという姿勢が出て来ると思いますし、
もしそういう説明を聞いても、お子さん自身が納得行かなければ「でも私は自分で描いたものの方が好きなので直したくありません」と正直に伝えれば良いと思います。そしてそれはその教師の方の教育というものへの姿勢=本質というものが窺える機会にもなると私は思います。
回答専門家
- 大園 エリカ
- (東京都 / クラシックバレエ教師・振付家)
- 舞踊家(クラシックバレエ) 元プロバレリーナ
natural & elegance
長年プリマとして国内外で活躍。現役引退後は後進の指導とバレエ作品の振付けに専念。バレエ衣裳や頭飾りを作り続けて得たセンスを生かし、自由な発想でのオリジナルデザインの洋服や小物等を作る事と読書が趣味。著書に「人生の奥行き」(文芸社) 2003年
(現在のポイント:-pt)
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