対象:インプラント・歯科口腔外科
歯を折った時の治療について、基本的な用語の意味について質問してもよろしいでしょうか。
折れた歯の根元が残っていて、抜きたくはない時、根元部分にセラミックでできた人工の歯を接着してもらいたいときは、「差し歯」にしてくださいと言えばよいのでしょうか、「被せ物」にしてくださいと言えばよいのでしょうか。
ぽろろんさん ( 東京都 / 男性 / 53歳 )
回答:1件
「差し歯」と「被せ物」の違い
こんにちは。
長野県くらた歯科医院の倉田です。
差し歯も被せ物もどちらも通じますので問題ありません。
どちらも専門用語ではないですが、一般的には神経を取ってその根に金属等の土台を「差して」被せ物を作っている場合には差し歯と言われることが多いですね。
折れた歯の根がなんとか残すことができればいわゆる差し歯を作ることができますが、たとえ抜きたくなくても保存が不可能であったり、土台を入れても維持が取れないほどにしか歯の根が残っていない場合には抜歯せざるをえなくなり、差し歯を作ることができませんので担当の先生にご相談されるといいですね。
お大事になさってください。
長野県上伊那郡 くらた歯科医院
http://www.kuratadent.com/
評価・お礼

ぽろろんさん
2021/05/06 17:45ご回答ありがとうございます。
「差し歯」の「差し」という漢字のイメージから、残った根元を抜いた後に人工の歯を差すのだと思っていました。
そして、「被せ物」は「被せ」という漢字のイメージから、残った根元に人工の王冠(クラウン)をかぶせるのだと思っていました。
つまり、「差し歯」は根元を抜く、「被せ物」は根元を抜かない、と治療方法が違うのだと、誤解していました。
先生の説明でそうではないとよくわかりました。
改めて御礼申し上げます。
回答専門家

- 倉田 友宏
- (長野県 / 歯科医師)
- 倉田歯科医院 院長
長野県でインプラント治療を中心にお口の健康をサポート
虫歯・歯周病治療からインプラント、レーザー治療、メタルフリーの審美治療まで幅広い治療で患者様に多様な選択肢をご提供しています。2014年からは地元の長野県でお口の健康をサポート。健康な歯を長く使っていただくため、予防に力を入れています。
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