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対象:心の病気・カウンセリング

精神科や心療内科を受診すべきでしょうか?

心と体・医療健康 心の病気・カウンセリング 2021/02/21 17:09

最近、仕事に行くのが非常にしんどくて辛いです。
経緯としては4ヶ月ほど前から現職のキャッチ営業職が自分の性格や仕事のスタイルにおいて合わないと思い、転職活動を開始しました。
現在コロナ禍というのもあり、書類選考と面接で落選が10社程続いています。
職歴としてはアルバイトも含めると7つほど職場を変えておりそのせいで落とされるんだと考える様になりました。
また、それに合わせて自分の過去の嫌な事や、昔の職場で言われた事、失敗などを思い出し、今のやりたいと思えない仕事に行くという行動も相まって精神的に疲弊してしまいました。
相手からすればちょっとした軽い注意でも、つい、重く受け止めてしまい、ズルズルと考え続けて、しまいには社会人失格だとか、人間失格だとか、死んで生きてきた履歴をリセットするべきじゃないかとか考えてしまいます。
こんな風に考えてしまうのは心が弱いからでしょうか?
未だに日本は心の不調に対して厳しいと思いますがそれが正しいのでしょうか?

マッサーさん ( 宮崎県 / 男性 / 25歳 )

回答:2件

白浜 清子 専門家

白浜 清子
心理カウンセラー

- good

十分な休息を第一に考えて

2021/02/22 13:58 詳細リンク

マッサーさん、こんにちは。
カウンセラーの白浜です。

転職活動で10社も落選が続いたら凹みますよね。
ネガティブな過去を思い出したり、自分を責めたり、自分が社会から認められていないように思えるのも仕方ありません。マッサーさんの心が弱いからではなく、ストレス反応としては自然なことです。
ましてや、今のお仕事は自分に向いていないと思っていらっしゃるのなら、仕事に行きたくない、行くのが辛いと思うのもおかしなことではありません。

ですが、このままでは「辛さ」の度合いが増してしまうでしょう。
不眠や強い不安感、落ち込みがあるのなら心療内科などを受診して、お薬をもらうのはとても良い案だと思います。
同時に、十分な休養を取る工夫をして欲しいと思います。
お仕事は休めますか?休めるなら少しまとまった3~4日以上のお休みを取って、自分の好きなことに集中したり、気持ちの良い場所に行ったり、何もせずに毛布にくるまって空を眺めたり、音楽を聴いたりと、仕事や転職活動から頭を切り離す時間を作ることをおすすめします。
そうはいっても切り離せないと思われるかもしれませんが、追い詰められている時には焦りが強くなって、「切り離せない」と思いやすくなるものです。これは、切り離せないのではなく、焦っているために「切り離してはいけない」と、脳が考えているためです。ですから、意識して「今は休むことが大事なんだ」と考え、「今、目の前にあること」に集中するようにしてみましょう。
私自身も何度も転職していますので、焦る気持ちはよくわかります。しかし、ことわざにもあるように「慌てる乞食は貰いが少ない」といいます。自分が今の職場にとりあえず行けるようになり、自分が納得できる転職先に就職するためにも、今は焦りや不安を解消するためのセルフケアを優先されることをおすすめします。

セルフケアの一つとして小さなストレスに気付いて「書き出し」(媒体は紙、デジタルどちらでもOK)てみることをご紹介します。
ストレスの原因を書き出すと余計にストレスに対して悪感情が湧くのではないかと心配されるかもしれませんが、小さなストレスに気付き、放置せずに書き出すことはセルフケアとして意味のあることがわかっています。
対処しようとか、批評しようとか思わずに、小さくても不快だなと思ったことを毎日日記として書き出してみてください。
【小さいストレスの例】
・雨が降ってきて外に出るのが嫌だ(物理的なもの)
・仕事に行く電車が混んでいて嫌だ(物理的、仕事に関するもの)
・上司の声が嫌いだ(仕事、人間に関するもの)
・今月は支払いが多かったから給料日まで不安だな(お金に関すること)
・将来のことが不安(自分の心身や健康に関すること)

また、ストレスに気付けるようになると、その後に認知行動療法やマインドフルネス療法などに取り組む場合の効果もあがりやすくなりますよ。

今、マッサーさんはとても追い詰められた状態とお見受けします。でも、焦る気持ちは余計に自分を追い詰めることになります。自分を追い詰める状態からの早期回復を目指しましょう。

最後に、「未だに日本は心の不調に対して厳しいと思いますがそれが正しいのでしょうか?」というご質問ですが、日本では心療内科やカウンセリングへの理解が浅いとは思います。それは、日本人が心に負担を掛けてもがんばろうとする人が多いからではないでしょうか。マッサーさんは自分の心の不調に気づいたのですから、他者にどう思われても自分の心をケアすることを優先しましょう。

マッサーさんが今の辛い状態から抜け出し、納得したお仕事をできるようになることを願っています。
お力になれることがあるようでしたら、「お悩み相談室」からご相談ください。

セルフケア
解消
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カウンセリング
ストレス

回答専門家

白浜 清子
白浜 清子
(山口県 / 心理カウンセラー)
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堀内 正明 専門家

堀内 正明
心理カウンセラー

- good

ご自身の悪い部分ばかりではなく良い部分も見てくださいね。

2021/02/22 15:54 詳細リンク

こんにちは。カウンセラーの堀内正明です。
ご相談内容拝見いたしました。
転職活動中とのこと、まずはご本人が今の状態や現状を変えていきたいという思いの表れを強く感じました。今の生活やお仕事から自分自身を見つめ直し、これからの自分を真剣に考え、ご自身にあった仕事探しをしようとされているですね。

しかしながら、ご自身が望む良い結果が出ないという中で、ご自身を見つめ直すことが増え、過去の様々な体験や経験などが走馬灯のように駆け巡り、嫌な思い出(マイナスの気持ち)が表面化し自分への否定感を強く持たれるようになったのだと思います。
確かに、スティホームや人との会話、交わりが減った中で、自分と向き合う時間が増え、その中で過去の振り返りをする方も多くいます。コロナ禍に寄せられた相談も自分の振り返りによって、自分の思い出したくない過去や嫌な過去を思い出し、その気持ちが重圧になったという相談も多く受けました。

やはり、コロナ禍は今までの平時と違い、何となく自由感が得られない分、閉塞感や悲壮感という重苦しい気持ちになってしまうのだと感じます。
ご相談者さまもそのようなお気持ちと転職に対して良い結果が得られないという現状に焦りや否定などさまざまな気持ちが交差してそこから早く抜け出したという思いがあるのでしょうね。
転職先が決まらないというひとつの悩みから、さまざまな悩みに膨らみそこから不安を感じ将来をも否定するという、さまざま感情や気持ちが入り交じり、気持ちの整理の糸口を見失っているような状態なのかともお察ししました。
中々、転職先が決まらない状況で、時間が許せるのであればもう一度、将来ご自身が就きたかった仕事を思い出すことも大切だと感じます。幼い頃、あるいは「あっ!この仕事面白そう」と思ったことがあると思います。
せっかく自分を見つめ直し、今の仕事が自分に向いていないと考えての転活ですから、自分がやりたいと思った仕事を最優先に転活をされることも大切かなと感じました。希望職種での転活をされているのかもしれませんが、もし、転活とあわせ、ご自身の本当にやりたい仕事探しの時間としてもよいのではないかなと感じました。

しかしながら、お仕事が決まっていたらどう考えていたでしょうね。
希望に満ち、期待とやる気がみなぎっていたように感じます。
まさに、今のご自身とは違う想像をしていたのではないでしょうか?
もしかしたら、良い結果を得られた時を想像しているからこそのギャップに苦しまれているようにも感じます。
今は、その良い想像を現実にするための試練、また、将来のご自身と向き合う大切な時間でもあるように感じます。過去には嫌なこともあったかもしれませんが、良いこともあったのではないでしょうか?

ご相談者さまが今回感じた、過去の自分にフォーカスしているという気づきは、まさにうまくいっていない現実に直視し、もろく弱い気持ちになっているだけなのかもしれません。
状況が好転すれば、ご相談者さまはどう感じるのでしょうね?
人生の中には、何かしらの節目で悪い気づき良い気づきがあるように思います。
その時々をどう考えどう対応したかが大切であり、その方法が個性であるように感じます。
誰しも、予測ができなかったことや、思ったとおりの結果や行動ができない時は自分を責めてみたり、まわりに問題があると考えてしまうものですよね。
そこにとどまり考えることも大切ですが、そこから目線や考え方を少しでも変えて行動できると思った時は、その方向に進んでみることも良いと思います。

相談表題の「精神科や心療内科を受診すべきか?」というお考えに役立つかはわかりませんが参考になればと思い返答をさせていただきました。どうかご自身の悪い部分ばかりではなく良い部分も見てください。今回のお悩みのもとは、ご自身が変わりたいというお気持ち思いからだと感じます。常にご自身を見つめ、向上心があるご相談者さまだからこそのお悩みでしょうね。長々と記述してしまいましたが、最後までお読みいただきありがとうございました。

閉塞感
自分自身
気持ち
転職活動

回答専門家

堀内 正明
堀内 正明
(山梨県 / 心理カウンセラー)
GCMカウンセリングオフィス 代表

今を大切に自分らしく前向きに過ごすことを日々意識しています。

人間関係の中で「自分らしくいる」ということの難しさを痛感したことがありました。他者ばかりが良く見え「本来の自分」とはと改めて自問自答したこともありました。もし、そのような中にいる方は一緒に「自分を見つめ直す」といお手伝いをさせてください。

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