対象:住宅設備
まさに上記のやり取りをされている通りのことが起きており、お教えいただければと思います。
新築建売りで買って今年で17年になりますが、二階のユニットバスから漏水事件が何度かありました。そのたび施工業者に修理を依頼し、上記のやり取りにあるように、1階の天井を開け(60センチ角ほど)修理もしました。しかし、2,3年経った最近、また、1階の天井の別の場所に水漏れして穴があきそうなのを発見しました。
もちろん、業者に連絡を取っていますが、なぜ、そこまで修理してもらったのにまた起こったのか?ですとか、さすがにこの年数が経っているので、経年劣化によるものだから仕方ない、そちらが支払って修理しろとか言われてしまうのか?
ご意見を伺えれば幸いです。よろしくお願いします。
Nathanさん ( 東京都 / 女性 / 61歳 )
回答:1件
築年数の経った住宅の劣化
10年の住宅瑕疵担保の範囲は「構造耐力上主要な部分」および「雨水の浸入を防止する部分」です。
構造耐力上主要な部分とは、基礎・壁・柱など建物を支え地震・台風の外力による衝撃に耐える部分です。
雨水の浸入を防止する部分とは、屋根・外壁、開口部に設ける戸、その他の建具などを指します。
雨水を排除するための排水管のうち、屋根や外壁の内部や屋内にある部分も該当しますが1階の天井への水漏れはユニットバスだけが原因か施工会社側もハッキリ分かってない可能性もございます。
これからも大切に住まわれる家ですから、今後のメンテナンスや補修箇所の有無などの確認を含め、一度ホームインスペクターなどの住宅検査会社にご依頼されてみては如何でしょうか。
https://www.jshi.org/what/
雨漏りや水漏れなど原因特定が難しいケースも、色付きの水で漏れている箇所を確認したり、天井点検口などだけでは観にくい場所もスコープなどで確認してもらえるので傷み具合も分かります。
下屋の上に設置されたFRP防水のバルコニーなどもひび割れで下階へ雨漏りするケースも多く、早期発見で補修箇所を見つければ修復費用も安く済みます。
今までメンテなどしたことがなく、今後どこを補修すべきか迷っているかたにもご参考になれば幸いです。
回答専門家
- 齋藤 進一
- (埼玉県 / 建築家)
- やすらぎ介護福祉設計 代表
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