対象:子供の教育・受験
中学1年の男子の母です。
学校の提出物を出さなくて困っています。
成績も悪いです。
困っているのは本人ではなく、母なのですが。
提出物を出さないと
●成績が悪くなる
●成績が悪いと高校進学が危うい
●進学せずに働くつもりなのか
という話を本人にしていますが、全く危機感がありません。
提出物を出さないとどうなるのか、思いつく限りのマイナスの可能性を伝えましたが、一瞬やる気を見せただけで、やはり駄目でした。
他にやりたいことがある訳でもなく、とりあえず部活が楽しければいい。と思っているそうです。
提出物などのやらなければいけないことをスルーして、楽な方にばかり逃げている状態です。
あまり口を出してはいけないと思い見守っていると見事に何もしません。
このまま放置でいいのか、口を出していいのか迷っています。
匿名希望さん ( 女性 / 35歳 )
回答:2件
悪習慣にならないように・・・
こんにちは、カウンセラーの吉田です。
中学生になった息子さんが提出物を出さないのですね?
最近の中学校では、ワークや課題など提出物が非常に多くなったと感じます。
確かにお子様との関わりは、思春期でもあり難しいものですよね?
自己責任で気付くまで放置しておくと言う考え方も有りますが、
その結果、提出物を期限までに出さなくても良いのだと言う悪習慣をつく事が問題です。
一つの方法として・・・
1.親子関係を見直す
2.未提出物の把握
3.提出物を一緒に行う
中学生になって、楽しい事ばかりに走ってしまいがちです。
一緒に提出物を行うのは男の子と母親だと難しい部分も有るかもしれません。
ただ、「やりなさい!」と言う事は自立心を傷付ける場合も有ります。
時には優しく見守る事も必要です。
提出期日など親子で可視化する事で解決へと向かえればと思います。
方法を少し話し合ってみてください。
参考になれば幸いです。
息子さんがこれから楽しく、立派に成長される事をお祈りします。
回答専門家
- 吉田 靖
- (滋賀県 / 心理カウンセラー・パソコン講師)
- カウンセリングルーム Anew
ゆううつな気持ちを笑顔に変える こころのメンテナンス
2001年から、パソコン講師、職業訓練講師、キャリアカウンセラーとしても活動。2012年より、心理カウンセラーとして、人間関係やメンタルの問題を中心に活動。のべ10,000件以上の相談実績を有しています。お悩みの方を笑顔にする為に日々精進しています。
意識を変えさせる
子供に取って、大人が考える「良い就職口の為の良い学校」という理論は、まだ親がかりの年齢であり実際社会に出ていないだけに、頭で理屈は理解できたとしても、それを実感として感じさせる事は正直無理ではないかと私は思います。(※子供は親からぐちゃぐちゃ文句を言われる時間を避ける為に、「分かった振りをする」という事もあります)
それよりも生活の中で優先順位を儲けて、子供に目標を持たせ、社会に出ても通用する習慣を身に付けさせるという方法が編み出せたら良いのではないでしょうか?(※提出物を期限内に出すというのは、社会に出てからも必要なルールになりますし、それを怠ると会社(上司・先生含む)や他人や仲間に迷惑を掛けるという意識を育てる事も、息子さんの人格を育む為の教育として大事な訓練になります)
例えばこれは私自身の経験ですが、私は小学校の時に始めたバレエを凄く好きになり、中学生の時に自分から本格的な基礎を勉強したいと思い、親に頼んで東京に在る本格的なバレエ学校に通い始めました。
当時バレエの先生や先輩に「本格的にバレエを続けて行く為には、大学付属の私立中学校に行った方が良い」とアドバイスを受けていた事もあり、私は受験して私立中学校へ進学したのですが、当時勉強にさほど興味がなく、試験前になっても全然勉強というものをしなかった為に、当然段々成績が落ちて行き、親に「成績が良くならなければ、バレエ学校に通わせない」と言われてしまいました。
私は「自分の好きなバレエをお休みする事は絶対嫌だ!」と思い、その為に学校の勉強も頑張る様になり、結果いつもクラスで10番以内の成績に必ず入る様になり、試験の前でもバレエ学校を休む事無く両立させる事ができましたし、勉強する事にも楽しさを覚える様になりました。
そうした経験は、大人になった今でも自分の中では自信に繋がり、今振り返ってみても良い経験であったと親に感謝しています。
息子さんは部活が楽しいとの事ですが、生活の中で色々優先順位を付けて、先にやらねばならない事(※今回の場合は提出物を出す事を第一優先にさせる)をやらなかった時に、部活を休ませるなどのルールを家族で決めて、学校に協力を申し出るというのは可能でしょうか?
これを真剣に行うには、家庭と学校側の教育方針への相互の理解と、厳しさ含めた協力も必要となりますが、もしそのルールがあれば、息子さんは「好きな部活を続ける為に、提出物を出さなければ!」という目標が彼の中で生まれますので、当時の私の様に自発的に頑張る様になるかもしれません。
人間は自分の中で何か目標を持つと、強い意志力と行動力が発揮されるものなので、その様な導き方も一つの手という事です。
それと、人間というものは「これをしなければ大変な事になる」というネガティブ思考よりも、「これをした方が自分の為に良いのだな」と思えると、能動的に自分から「しなくては」と思う様になりますので、本人から本気でポジティブなやる気が出る様な方法を、周りの大人達が編み出してあげたら良いのではないかなと私は思います。
回答専門家
- 大園 エリカ
- (東京都 / クラシックバレエ教師・振付家)
- 舞踊家(クラシックバレエ) 元プロバレリーナ
natural & elegance
長年プリマとして国内外で活躍。現役引退後は後進の指導とバレエ作品の振付けに専念。バレエ衣裳や頭飾りを作り続けて得たセンスを生かし、自由な発想でのオリジナルデザインの洋服や小物等を作る事と読書が趣味。著書に「人生の奥行き」(文芸社) 2003年
(現在のポイント:-pt)
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