50歳代の転職

まよい人様

カウンセラーの笹木と申します。
どうぞ宜しくお願いします。

１．経緯
50歳の独身女性。去年退職、現在求職中です。
10年以上営業事務でやってきて、終身会社に在籍しようと思っていたのですが
社内で孤立し、軽い鬱になってしまい、逃げるように退職しました。→上司が問題でしたか、先輩や同僚と上手くいかなかったのか、仕事自体で問題があったのでしょうか。
中々仕事が決まらず、派遣が決まりそうなのでとりあえず派遣で働くことになりましたが
鬱だったのか、記憶力低下のような気がするのと、自信喪失が終始ついてくるのと、色々なことの自己決定が出来ず悩んでいます。

２．問題点と対応策
軽い鬱とのことですが、医師の治療が必要でしたらまずは治療に励むべきと思います。
その上で今後の人生をプラス思考で考えることをお勧めします。前職では種々の理由で自信を喪失されていますがまずは考え方を変え、採用者の立場で自分を見つめる事が大切です。採用されるためには明るい表情が望ましく、それには心の中から出た笑顔が欠かせません。50歳の年齢は再スタートが可能な時期です。私も57歳で再スタートしました。
10年以上の営業事務経験があり、実務経験に関して自信を持つべきです。

３．結論
資格を取る場合、今までの仕事の繋がりを優先すべきです。新たな分野での資格を取得して生かすためにはかなりの年数を要します。今回は販売管理士や販売士はお勧めです。また転職に際して求められるのは即戦力なのです。まよい人様が生活の安定を図るためには、出来るだけ得意な分野で勝負されるよう期待します。

逃げるような急な退職となってしまい、定年まで
勤め上げるキャリア計画の変更を強いられて、
いろいろなことが決められずにいらっしゃるようですね。

来年以降の転職を想定した計画の準備、未来の道を拓く
正攻法のとてもポジティブなお考えだと思います。

いまのご相談者様には、これまでのキャリアについて棚卸を行い、
相談者様にとって必要な適性検査等の結果も確認しながら、
意思決定のための、判断材料をすべて机の上に乗せ、
今後の方向性について意思決定するプロセスが必要だと思いました。

今後の大きな方向性を決められると、スモールステップで
目標を定めることができ、意図をもって、道を切り拓いてゆけるようになります。

まわりとの約束を守ることで信頼を得られるように、
自分との約束（目標）を一つずつ守ってゆくことで、
自分自身の自信も回復してゆけます。

50歳代の転職、けっして簡単とは言えませんが、意図をもって、
自分の力で道を切り拓いている方はたくさんいらっしゃいます。

焦らずに、ひとつずつ丁寧に進めてゆきましょう。
ご参考まで。


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