対象:子供の教育・受験
私は現在20歳の文系の男です。
普通科高校卒業後、国立大学は不合格でしたので
ネームバリューだけで関東の私大に進学しましたが、一年で中退しました。
地元の地方国立大学にどうしても行きたかった。(後述)また、精神的に不安定な状態になってしまい、このまま今の私大にいるのは時間とお金の無駄だと思ったからです。
中退後予備校に通い、今年受験しましたが結果は不合格でした。
この時点で実質二浪の年齢のため、不合格だったら就職(自衛隊へ。合格はしています。)しようと考えていましたが、正直な所いざ不合格となると覚悟もなく、あまり行きたくはありません。(当時はそれでいいと思ってました。)
その入隊の関係で後期試験の出願をしておらず、どうしようもない状態です。
また、地元の国立に行きたくて中退したので私大は受けてません。
我ながら馬鹿だとは思います。
これからの進路について、
1もう一年受験する
2このまま自衛隊に行く
3公務員予備校(1年制)へ行って今年高卒枠で受験する(公務員高卒枠は年齢制限で今年が最後)
4公務員予備校(二年制)へ行って大卒枠を受験する(二年制に通うと高卒枠は受験できないらしいです。)
5専門学校へ行き一般企業へ就職を目指す。
を考えています。
就職が難しいだとか、来年受かる保証は何も無い点などメリットデメリットはわかります。
しかし、この先の人生の期間を考えると国立大に行きたかったというコンプレックスを一生持って過ごすのか、あと1回だけというリミットを設けてチャレンジしてもいいのか迷ってます。
大学学での4年間の経験と、やりたいこと学びたい事のための一種のモラトリアム期間を得るよりも、キッパリ折り合いをつけて諦めて公務員なり就職の方へ切り替えた方がいいのでしょうか?
三浪は無意味で、ただの自己満でしかないのでしょうか?
客観的・一般的にどうすればよいかアドバイスを頂きたいです。
補足
やりたいこと学びたい事
大学では社会学や政治学などを学びたかったです。
また、教職に興味もあり、卒業後その道も考えておりました。(社会科)
医療関係や特出した資格を取らなければ、一般企業への就職は難しそうなのでそれらの資格を取るか、市役所行政への就職を考えています。
※就職予備校のために大学進学を希望しているわけではないです。
Nagaseさん ( 東京都 / 男性 / 20歳 )
回答:2件
自分に正直になる事
ご相談の内容を拝見した所、Nagaseさんが本当にされたい事は1なのではないかと思います。もしご家族の理解、そして環境が許されるのであれば、私はもう一度トライしても良い様に思いますが、それにはご本人が今まで以上に死に物狂いで勉強される覚悟と、又援助して下さるご家族含め、ご本人も「絶対受かる」という保証はないという事も受け入れる覚悟、そしてどういう結果に転んでも、関わる全ての人が「後悔しない」「愚痴らない」という覚悟が必要になりますね。
2を選んだ場合は、続かないと私は思います。何故ならNagaseさんもご自分で気付かれておられる様に、本当に自分で望んでいる事では無いからです。本当は好きではない事を思考で打ち消し、自分に言い聞かせながら頑張っても、その努力は我慢になり、いずれ自分の中で怒りに変わる可能性が大だと私は思います。
人間は好きだから頑張れるのであって、好きではないものへの努力は我慢になります。
人間は我慢は続かないものなので、もし頑張って努力したとしても、遅かれ早かれ必ずどこかで心が疲弊してしまうと思います。
3と4に関しては期限がある事なので、ご自分で良く良く考えて決める必要がありますね。
そして5は、選んだとしても、「あの時、受験していれば」という思いを一生引きずってしまうのではないかと私は思います。
Nagaseさんの人生に取って一番大事なのは、世間や一般的なものの見方ではなく、又他者の意見でもなく「自分は本当は何がしたいか」という事です。それにはどの様な結果になっても「自分で選んだ自己責任」というものが伴いますが。
どの様な結果であっても、「経験する」という事に人生の価値があるのですから、人生では無意味などという事は無いのです。全ての経験がその人の財産となり、人間としての必然的な学びに繋がって行くのです。
人生を「良い就職口の為」だけで選択した結果、心を病んでしまった人間を私は沢山見て参りましたので、そう思います。
Nagaseさんがご自分の心に正直になり、本当に自分のしたい事にトライして、もし又不合格だったとしても、「自分はやるだけの事はやった」と言い切れて、その結果を清く受け止める事が出来るならば、今の状況とは違って迷いなく諦める事=人生の方向転換ができるのではないでしょうか?
その方が気持ちにケジメができて心を切り替えられますし、人生の方向転換に対して新たな心持ちで努力ができると思います、何故なら気持ちに迷いが無くなる分覚悟ができて、新たな道へ向かって集中できる様になるからですね。
本当に自分のしたい事をせずに「あの時ああしていれば」という後悔や妄想を人生で持ってしまう様な選択をされない事を私はお勧め致します。「今しかできない事」というのが人生にはあります。
補足
今回の回答では「不合格になる」という事から考えられる状況でご説明させて頂きましたが、それは再度受験にトライする事でNagaseさんが一番怖れてしまうのが「不合格という結果に終わる事」ではないかと感じたからです。
「不合格」というと「失敗」というイメージがある様ですが、人生で大事なのは「経験をする」という事であり、経験というものには失敗というものなど存在しないのです。
「合格」したから出来る経験も、「不合格」になったから出来る経験も、人生というものを長い目で見ればどちらも貴重な経験なのです。
大事なのは「あの時こうしていれば」ではなく、「私は常に自分の自己責任でベストを尽くした」と言い切れる経験に自分でして行く事です。そして心を健全に保つ為には「結果に拘らない」「前向きに切り替える知性」という事も大事です。
評価・お礼
Nagaseさん
2017/03/14 23:46返信遅くなってしまいすみません。
経験することに価値があるというお言葉をお聞きし、とても気持ちが楽になりました。
自分が納得できる人生を送れるように、前むいて行きます!
ありがとうございました
大園 エリカ
2017/03/15 09:57社会や世間は「成功・失敗」とか「勝ち組・負け組」などとという浅く傲慢な見方で、人間を好き勝手にお節介に評価するという悪癖がありますが、それは実は無意識の集団心理から来る洗脳の一つなのです。
集団心理から無意識に洗脳されている社会や世間というものは、人生に本当に大事な事は教えてはくれません。ですのでそういう他者の評価というものを自分の中心になさらない事です。その様なものに踊らされない様にしっかりと目覚めた意識で、いつでも「やるだけの事はやった!」と言い切れる自分らしい人生を歩まれて下さい。
人生というのものの本当の価値は、自分の本当にしたい事を、自己責任から選び実行する事から味わう「経験」と、そこから得られる「(ポジティブ・ネガティブ両方含んだ)感動」にあるのです。
「自分の自己責任で、自分の本当にやりたい事を選んで生きている人間」「どの様な結果であっても、それをしっかりと謙虚に受け入れる覚悟を持った強い人間」というのは心がクリーンなので、自分の中に怒りや嫉妬や自己否定、又もやもやとした迷いというものを持たなくて済みますから、愚痴や人の陰口を言ったり、自分や他者がやりたいという事を否定する様な人間にはなりません。
その方が人として素敵でしょう?
そういう人間が増えれば、世の中はもっと明るくなるし、他者に思い遣りをお互い持てる様になるというのが、私のものの観方です。
Nagaseさんがご自分で納得でき、自分の人生に悔いを残さない様に何かに挑戦するという行為は非常に勇気の要る行為ですが、お若いですので思い切って挑戦されたら良いと私は思います。
結果はどうであれ、そういう勇気を持ち、それを本当に実行できる人間は素晴らしいと私は思います。その様な勇気の有る挑戦をする自分に誇りを持って下さいね。
お返事と評価をありがとうございました。
回答専門家
- 大園 エリカ
- (東京都 / クラシックバレエ教師・振付家)
- 舞踊家(クラシックバレエ) 元プロバレリーナ
natural & elegance
長年プリマとして国内外で活躍。現役引退後は後進の指導とバレエ作品の振付けに専念。バレエ衣裳や頭飾りを作り続けて得たセンスを生かし、自由な発想でのオリジナルデザインの洋服や小物等を作る事と読書が趣味。著書に「人生の奥行き」(文芸社) 2003年
自分のやりたいことをやること
Nagaseさま
はじめまして。渡邊と申します。
私は経済的環境が許すなら、もう一度チャレンジしてみたらいいと思います。
もっと言えば、さらに何度でもチャレンジしたらいいとも思います。
20歳前後の一年というのは、皆と同じスタートより遅れてしまうと不安になってしまうものですが、年齢を重ねていくにつれてあまり関係なくなっていくものです。
確かに浪人して年齢を重ねてしまうと大卒時の就職に多少は影響するかもしれませんが、それをカバーできるだけの濃い大学生活をおくれば問題ないと思います。
少し厳しい意見にはなりますが
自衛隊に入りたい人や高卒で公務員になりたい人やその専門学校を選んでいる人は、本当にやりたくてやっている人です。
中には死にものぐるいで臨んでくる人もいるでしょう。
そんな中で一緒に学べますか?
公務員は今では特に人気だと聞きます。
私の知り合いの(お子さんの)ケースですが
高卒枠の公務員になるために高校入学してすぐに準備していた人もいました。
また大学の時に並行して公務員になるための専門学校に通っていた人もいました。
本当に公務員になりたくて皆頑張っているのです。
勉強は何歳になってもいつでも始められると言われています。
確かにそうです。
ただしそれはかなり厳しい道です。
とくに働きながら、結婚生活をしながら子育てしながらだと本当に厳しいものです。
責任も出てくるし、時間のやり繰りも大変だし、お金の面も苦労します。突発的なことが起きたりしてなかなか進まないこともしばしばあります。
本当にやりたいことでないと続かないです。
Nagaseさんは今どんな状況におかれていますか?
経済的には勉強してもいい生活状況ですか?
もし許される状況なら、チャレンジしたらいいと思います。
私大に行ったけれど辞めてしまったなら答えは出ているではないですか?
どうしても地元の国立大に行きたいからです。だったら迷わず進めばいいと思います。
Nagaseさんのやるべきことは進路を悩むことではなく、どうやったら合格できるかを考えることです。
自分の苦手なものを克服するほうが先なのか得意なものを伸ばすのが優先なのか、勉強時間を含め生活サイクルはこれでいいのか、勉強方法は効率的なのか…
見直す点はいくつもあるはずです。
まずは親御さんに地元の国立大に行きたい旨を伝えて、許されるなら来年の試験に向けてすぐにでも取りかかりましょう。
何度でもチャレンジと言いましたが、親御さんの気持ちを考えたら早く安心させてあげたいですよね。
親御さんと話せば肝もすわりますよ。
評価・お礼
Nagaseさん
2017/03/14 23:49返信遅くなってしまいすみません。
自分の置かれている環境と今考えるべきこと、しっかりと向き合って考えることができました。
自分に正直に、前を向いて1歩ずつ進んでいきたいと思います!
ありがとうございました
回答専門家
- 渡邊 亜紀子
- (東京都 / スポーツトレーナー)
- Lycka till
運動が苦手な方でも安心です。神経トレーニングで身体調整。
リハビリテーションの一環として使われるPNFを、アスリートやダンサーのトレーニング・身体調整法として発展させたのがPNFトレーニングです。運動が苦手な方でも少しづつ神経トレーニングすることで、無理なく身体を調整できます。動きは地味です。
(現在のポイント:-pt)
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