対象:子供の教育・受験
小学校1年生の女の子をもつ母親です。
小学校の友達付き合いについて気になることがあり、親として何かすべきことがあるのか悩んでいます。
もともと活発で負けず嫌いな性格で、保育園では仲の良かったグループと元気に外遊びをしていました。
しかし、うちの子供だけ、引越の関係で別の小学校に入学しました。
(本人には何とか納得させ、今でも同じ習い事をするなど保育園時代の友達と週に2,3回は会う機会を作ってあげています)
最初はなかなか友達ができなく、心配しましたが、だんだんと友達が増え、授業中や給食の時間はお話ができる友達ができた様子で、学校は楽しいと本人は話しています。
しかし、本人にゆっくり話を聞くと「昼休みは一人でいることが多く、あまり外に出ないで、本や作品を教室でみているの」と話します。
小学校の担任の先生の評価は、「落ち着いていて、まじめに授業に取り組んでいる」「お友達と仲良くしている」とのことですが、
保育園時代の友達と遊ぶときや自宅で弟と遊ぶときは、無邪気にとっても楽しそうに活発に遊んでいるので、小学校でのギャップに不安を感じています。
何か親としてしてあげたほうがいいのか、温かく見守ってあげたほうがいいのか考えています。
yumieruさん ( 茨城県 / 女性 / 41歳 )
回答:1件
ありのままで大丈夫です
小学校のお友達と、保育園時代のお友達は、それぞれ人間が違うので、お子さんの遊び方や接し方に変化が出るというのは自然な事です。そしてお子さんは自分自身でちゃんとそれぞれの人間関係を独自で学んで行く力があるのですから、そこに親御さんが入るのは過干渉になると思います。
お子さんが保育園時代のお友達と一緒に遊ぶ時に活発になるのは、長い付き合いから生まれた絆があるという事が大きいのではないでしょうか?それを今の小学生の友人と同じに考える必要はないし、又同じである必要もないのです。
もしかしたら小学校のお友達は、保育園時代の友人ほど感覚の合う相手がいないと感じているからかもしれませんし、もしかしたら「自分より意識が幼い」と感じて、どちらかというとお姉さん的な感覚で接していたりして、それで昼休みは一人で楽しむ時間を作っているのかもしれませんよ。(これは勿論本人でなければ分からない事ですが、一つのケースとしてお話ししています)
いずれにしても、お子さんにはお子さんの感性があり、人間というのは「自ら学んで行く」という事が一番大事なのです。親御さんというのは、どうしても自身の人生経験から得られた感覚を基準に考えてしまう様ですが、我が子であっても子供は生まれた時から親とは立場も環境も違う体験をしている訳ですから、それはお子さんへの完全な物差しにはならないのです。
いずれにしても、お子さんは現在自分の感受性で感じた行動をしているのですから、ありのままを見守ってあげて欲しいと思います。子供には子供達同士で作る世界と社会があり、そこから各々独自に学んで行く方が、お子さんの感性は育ちます。
何も問題が起きていない今の時点で、親の心配からの過干渉は子供の生き生きとした感受性の芽を摘むという事にも繋がります。そしてこれは親の不安や心配という様なネガティブな波動を子供が受けるという事に繋がって行きますので、私はこちらの方が問題だと感じます。
親と言えども、子供と言えども、違う感性を持った一人の人格です。ですのでお子さんが幼くても、自分とは違う感覚・感性を持った一人の人格として見守ってあげて欲しいと思います。子供は幼く見えても、ちゃんと自分で考え対処して行く能力があるのですから、それを信頼してあげて欲しいと思います。
特に幼いお子さんに取っては、親から信頼されるというエネルギー以上に子供を元気にするものはないのです。
回答専門家
- 大園 エリカ
- (東京都 / クラシックバレエ教師・振付家)
- 舞踊家(クラシックバレエ) 元プロバレリーナ
natural & elegance
長年プリマとして国内外で活躍。現役引退後は後進の指導とバレエ作品の振付けに専念。バレエ衣裳や頭飾りを作り続けて得たセンスを生かし、自由な発想でのオリジナルデザインの洋服や小物等を作る事と読書が趣味。著書に「人生の奥行き」(文芸社) 2003年
(現在のポイント:-pt)
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