対象:住宅設計・構造
現在 土地購入を検討しています。
その土地がひな壇の下段に位置し、大きな擁壁《3m超》の上に位置しています。
この土地は40年程前に山を切り崩し団地にした場所で この擁壁自体もその時に作られたものだと思います。
そこで 質問なのですが この擁壁は私達が住むであろう あと50年程の間にリフォームや作り直しが必須なのでしょうか?
擁壁のすぐ下は幼稚園の園庭となっており もしリフォームや作り直しをしなくてはいけなくなったら 幼稚園への対応やそして費用面等色々心配で…
ご意見お待ちしています。
HIMAWARI73さん ( 岐阜県 / 女性 / 36歳 )
回答:1件
大きなお話しですので専門家に見てもらう事をお勧めします。
高さ3mを超える擁壁となりますと、おそらくL型擁壁ではないかと推測します。そうなると恐らく、Lの字の下側(底盤)は5m程度の長さになっているかと思います。一般的な住宅の宅地を考えれば、これから新築される家の下まで伸びている事になるのではと思います。
そうなると、建築後の擁壁のやり替えは事実上不可能となりますので、今の段階でしっかりとした調査を行う事が肝心です。
擁壁の出自はしっかりしているのか(検査済み書の有無)
異常な膨らみがないか。
水抜き穴から水が正確に出ているか
裏込め石は適正に入っているのか
等々専門家に確認してもらう事が大切になります。建物を設計する設計事務所にご相談されれば宜しいかと思います。
回答専門家
- 福味 健治
- (大阪府 / 建築家)
- 岡田一級建築士事務所
木造住宅が得意な建築家。
建築基準法だけでは、家の健全性は担保されません。木造住宅は伝統的に勘や経験で建てらていますが、昨今の地震被害は構造計算を無視している事が大きく影響しています。弊社は木造住宅も構造計算を行って設計しています。免震住宅も手掛けています。
福味 健治が提供する商品・サービス
住宅性能表示制度や長期優良住宅やエコポイントにも対応する、環境とお財布に優しい住まいの提案
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