回答:1件
なるべく自分を楽しませてあげてみて下さい
初めまして、カウンセラーの堀江と申します。
私が摂食障害のクライアントさんとのカウンセリングを通して思うのは、大変生真面目で、何事にも一途で一生懸命な方が多いなぁ、という印象です。
そうした性格は、一般的には非常に賛美されるべきことなのですが、適当に済ますと言う事が苦手で、完璧主義にまで至ってしまうこともあり、完璧でない自分を否定的に見てしまうことが多いようです。
当然、いくらがんばっても達成感が得られなかったり、自信に繋がらなかったりするために、とてもストレスを感じてしまい、生き辛さを抱えてしまうこととなります。
しかし、そこでも生真面目であるため、適当に息抜きしたり、手を抜いたり出来ません。
そこで唯一のストレス発散として過食に走ってしてしまう方もおられるようです。
あるいは痩身で美しい自分、完璧な自分という理想的な自己イメージを求めてしまうあまり、その想いがプレッシャーとなり、その反動が無意識的に過食と言う形を取って、ストレスが爆発してしまうように感じます。
あるいは、食事の事ばかりに固執して考えることによって、他の本当に考えなければならないような課題から逃避してしまっているような例もあるようです。
Erryさんは食事以外の部分でも、とてもストレスを感じてはおられませんか?
どこか自分に対してストイックになりすぎるようなところはありませんか?
いつも100点満点を目指してしまわれてはいませんか?
人によって摂食障害の心理的背景は違うものですが、もしErryさんにそのような傾向があれば、少し自分に対して点数を甘くして、60点くらいでも許してあげて見てください。
とは言え、なかなか頭ではわかっていてもそう思えないものでもあるでしょう。
理想を目指してしまうような心情を作り出してしまう要因が、心の深いところに別にあったりするものです。
でもそれが何なのか、自分だけではわからなかったりするものだからです。
食事量を制限することが、返ってストレスを生み、食べたい気持ちを増幅してしまう事もあります。
少し食事の事は置いておいて、なるべく他のことに目を向けて、自分を楽しませてあげてみてはいかがでしょうか?
回答専門家
- 堀江 健一
- (東京都 / 恋愛恐怖症・心の問題カウンセラー)
- カウンセリングルーム エンパシィ 代表責任者
何より優しく共感を持って、あなたの味方になります
2021年公認心理師(国家資格)取得13年間で1万人以上の相談実績を基に、深く人を理解し心のもつれた糸を解きほぐします。恋愛が出来ない、自己否定感、人と接するのが怖い、夫婦間の亀裂など、人間関係全般、アスペルガーの方の社会適応などのご相談。
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