対象:子供の教育・受験
6歳と3歳の子供がいます。夫婦共働きで、保育園のお迎えは近隣に住む私の母が行ってくれています。
平日は、帰宅後、夕食、お風呂、寝かしつけで自分の時間は全くありません。(寝かしつけに1時間以上かかるので、子供と一緒に寝てしまい、朝早くおきると子供も一緒に起きてくるので意味がありません)
土日も子供の面倒で終わってしまいます。
毎日、思い通りにいかない子育てにイライラしてばかりいます。一番自分で自分が好きな時間は会社に行っているときです。やりがいがあり、充実しています。いつになったら、自分の時間がもてるのかまだまだだと思うと、悲しくなります。
もともと子供は嫌いで、自分の子どもだからやっと子育てしているのです。自分だけ短時間勤務で旦那はフルタイム。納得いきません。
毎日こんなふうに過ごしていて、自分で自分が嫌いだし、もっとゆっくり子育てしたいし、子供にも優しい言葉かけをしてあげたいし、どうしていいか分かりません。
yumieruさん ( 茨城県 / 女性 / 40歳 )
回答:3件
覚悟を決める
「今は子育ての時だから、これが当たり前でしょうがない」という覚悟を持たれないと、逆に年中ストレスに苛まれてしまいます。
「本当はこうであったら良いのに」とか「こんなはずじゃなかった」と思いながら育児・家事をされている限り不平不満は止みません。
ですので「子育ては大変で当たり前」「子供というものは自分の思い通りにならなくて当たり前」「今の状況が、今のベストだから仕方ない」という覚悟を持たれて、ではその中で「どうしたらストレスを感じないで、罪悪感に苛まれる事無く育児・家事ができるか?」という風に発想の転換をされた方が、逆にご自分が楽になれると思います。
本当はご自分がされているお仕事を辞めれば、子育てにもっと余裕ができるという事も理解している反面、その時間が有るからご自分の中でバランスが取れているという面もありますでしょう?
もし会社を辞めて子育てに専念しても、逆にストレスが増えるという事だって有るかもしれません。
でも繊細な子供に取っては、今の時期の親子関係がとても大事な時期であるというのは間違いのない事で、もしその様な時期にお母さんがイライラして自分達の面倒をみているという状態ですと、それは子供の潜在意識に植え付けられて、子供も自分の中に罪悪感を持ったり将来親に対して反抗心の強い子供になってしまう事も充分考えられます。
その様にご自分で色々な事をクールに分析されながら、現在のご自分の中の優先順位を考えてみれば、「今は(※永遠ではない)どうすべきか?」というお答が観えて来るのではないかと思います。
子供も成長すればその優先順位が変わる時が来ますし、今の状態が一生続く訳ではありません。
元々思い通りにならないものに「こうあって欲しい」というものを持ち込むと、それが「一体いつまで私だけこんなに我慢しなければならないのか!?」という絶望感や怒りに変わりますが、「今は辛抱の時」という覚悟を持てば、同じ状態の中でも冷静に対応できる様になります。
どの様なものでも "今を楽にする方法" として、「何も考えず、今している事に集中する」という事が役立ちます。
人間を疲れさせてしまうのは子供でも家事でも環境でもなく、自分自身の心が年中「不平不満という怒り」「そこから生まれる罪悪感」を持ち続ける事から来ています。
それらのものは、ご自分に「感謝すべき環境も自分には沢山あるのだ」という幸せを感じられなくさせてしまうのです。
ご自分の中の今の「不平不満」というものが一体何から来ているのかという事を、結婚前のご自分の心というものにも正直になって、クールに分析されてみられる事をお勧め致します。
子供が元々好きではないという事を正直に言える方なので、きっと他の事でもクールにご自分を客観視できる方ではないかと私は思います。
子供が好きでないというのは、逆に子供に過剰にベタベタせず「子育てが冷静にできる」という事もあるのですから、ものは考え様です。
子育てというものは元々が "無償のボランティア" なのですから、面倒をみる側が「割りに合わない」と感じてしまうのも当たり前なのですが、
そこも "ものは考え様" で、ご自分の中で「自分が楽になれる方法」を見出される様に発想の転換をされてみて下さい。
子供に取って、強いては旦那様に取っても「立派だけれど、いつも不機嫌」というお母さん(妻)よりも、完璧でなくても「いつもご機嫌」なお母さん(妻)でいてくれる方が、家族としては幸せなのです。
そして、それはyumieruさん自身の幸せにも繋がる事なのです。
上手にご自分の中でバランスを取られて下さい。
回答専門家
- 大園 エリカ
- (東京都 / クラシックバレエ教師・振付家)
- 舞踊家(クラシックバレエ) 元プロバレリーナ
natural & elegance
長年プリマとして国内外で活躍。現役引退後は後進の指導とバレエ作品の振付けに専念。バレエ衣裳や頭飾りを作り続けて得たセンスを生かし、自由な発想でのオリジナルデザインの洋服や小物等を作る事と読書が趣味。著書に「人生の奥行き」(文芸社) 2003年
広瀬つみき
2歳3歳専門の子育てアドバイザー
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自分が大事なのでしょうか?お子さんが大事なのでしょうか?
はじめまして、2歳3歳の子育て専門の子育てアドバイザーをしています、広瀬つみきと申します。
yumieruさんは、お仕事をしながら子育てもされていて、まさに毎日が怒涛のように過ぎ去っていくような生活だと思います。
子育てって、本来、とても大変なことで、24時間、子どものペースに合わせ、子どもの要求に答え、子どもの急な病気などにも対応しながらやっていく、大変なお仕事です。
今は、保育園があったり、いろんな公的な支援があって、昔よりだいぶ子育てがしやすくなってきたかと思います。だから、お仕事と両立するなんていう離れ業もできるようになっているんですね。
それでも、子育てというのは、子どもありきのことです。
あえて厳しいことを書かせていただくと、「自分の時間が欲しい」「会社にいるときが一番好き」というように、ご自分のことを優先しているように思います。
土日も子どもの面倒で終わってしまう、と書いていらっしゃいますが、お子さんたちは、毎日でもお母さんと一緒に過ごしたいと思っています。
イヤイヤ子育てをしているように伝わってきてしまいました。
もしそうだとしたら、気持ちもすさんでしまいます。
「お母さんが保育園の送り迎えをしてくれている。」
これは、すごくありがたいことです。
「子育てしながらほぼフルタイムに近い形態で仕事ができている」
これも、やりたくてもできない人がたくさんいます。
今の現状を、思っているより満ち足りているんだ、と気が付くことで、
ご自分にも余裕が生まれ、子育てにもいい影響が出てくるように思います。
田崎 寛子
塾講師
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子供はいつかは、親から離れていきます。
思う通りにいかずにイライラしてしまうのは、経験上とてもよく解ります。
私も、2歳違いの子育てをほぼ100%一人でしていました。
昔は子育てや家事は女の仕事という考えの男の人が多く、今のようにイクメンなどあり得ないことでした。
今でも、仕事はしており、まったくと言ってよいほど家事協力はありませんが、期待すると当てが外れるので、期待しません。
子供の小さいころと言うのは、ほんの少しの間です。
最近、情緒不安定であったり、愛情不足かなと感じるお子さんが増えています。
ストレスを抱えて、チック、虚言癖、脱毛症などのお子さんもいます。
そろばん教室をしていますが、保護者の方とは申し込みの時にしかお会いしていない方もいます。
でも、長年の経験から、このお母さんは気持ちにゆとりがないなとか、ストレスを抱えているな、また、子供たちを見ていても情緒が安定しているお子さんもいれば、いつも怒られてばかりなのではないかなと感じるお子さんもいます。
子供のころに十分に愛情を与えないと、思春期になって非行に走ったり、犯罪者になったり、ひきこもり、うつ病などの精神疾患になっている人も多くいます。
子供が嫌いという事ですが、今の時代は女の人の生き方もいろいろあるので、結婚しても子供を作らないという選択肢もあったのではないでしょうか?
いずれにしろ、お子さんを生んだ以上は責任は付きまといます。
女は仕事・家事・育児、このバランスのとり方と上手に息抜きができれば、楽しみながらお仕事を続けられている方もたくさんいらっしゃいます。
このやりくりが上手にできないというのであれば、自分の許容範囲を超えたことをしているので、今はしばらくの辛抱と少し仕事をセーブするとか、お母さまやご主人にもう少し協力してもらうようにしましょう。
「子供は嫌い」というこの言葉を聞くとお子さんが悲しみますよ。
子供を欲しくても授からない方から見れば、贅沢な悩みです。
(現在のポイント:-pt)
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