対象:インテリアコーディネート
この春に小学校入学する双子の姉妹の部屋についてご相談いたします。
まず、部屋の状況として2階の西側(西北・西南)に間に小さな廊下を挟み、子供部屋1部屋ずつが有ります。
1部屋目
259×350の6畳フローリング(ドアは部屋の南側端にあり南~北に出入り口)
北に164cmの窓(床からの高さ89cm)
西に118.5cmの窓(床からの高さ89cm)
2部屋目
259×350の6畳フローリング(ドアは部屋の北側端にあり北から南に出入り口)
西に40.5cmの縦長窓
南に40.5cmの縦長窓(ともに床からの高さ89cm)
分かりにくい説明かもしれませんが、このような状況で、学習机を置く場合、
どの場所におくことが望ましいか提案して頂けたらと思います。
Sato☆さん ( 福島県 / 女性 / 33歳 )
回答:2件
中舎 重之
建築家
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窓と机の関係
昼間の採光の話です。
室内の一角が明るく、一角が暗く成るような、明暗が強く出る事は避けて下さい。
絵を描く場所のアトリエは、北側に高く、大きな窓を造ります。
理由は、一日の明るさが平均している事と、年間を通じて明るさが一定であり、
明るさの違いで、色に違いが出る事を嫌うからです。
お客様も、お店の中での蛍光灯の下での色と、
店の外での陽の光での色の違いを、経験されていると思います。
南側の窓には、ルーバーにて光を調整して下さい。
西側の窓には、夏の強い陽差しを遮る工夫をして下さい。
夜間の照明の話です。
夕方で薄暗くなる時には、子供は本を眼に近づけます。
眼との距離を縮める事で、明るさを求めています。 此が近視の原因です。
机を照らす光源は、斜め左上、斜め前方が基本になります。
右手で書き物をする場合、左側の光ならば、右手の影が出来ないと云うのが理由です。
白熱灯は、影を造りますが、蛍光灯では、あまり影が出来ません。
ただし、長時間の読書では、蛍光灯はまぶし過ぎて、眼を疲労させます。
昔ながらの白熱灯は、「柔らか光」で、今も好まれています。
結論、光は左側として、机は窓の右側に置いて下さい。
2015.1.22 中舎重之 Fax:046-263-9324
(現在のポイント:-pt)
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