「難しい」という言葉は不適切？

スキル・資格マナー 2014/09/30 10:55

私はよく仕事で「難しい」という言葉を使っています。

例えば、
・スケジュール調整の際、「この日はすでに出張の予定が入っており、出席することが難しいのですが･･･。」
・締切期限を延ばしてもらうよう上司に指示された際の報告として、「問い合わせてみたところ、やはり難しいそうです。」

ですが、上司から「難しい」と言うと「難しい(けど、何とかなるかも)」と相手に思わせてしまうので、「できない」と言わなければダメだ、と指摘されました。

私は、ビジネスシーンで「できない」という言い方はＮＧで、「できかねる」等と言わなければならないと思ってきました。
「できかねる」ですと少し堅苦しい印象になる気がするので、お客様ではない取引先や、社内の方へはつい「難しい」という言葉を使っています。

上司の言う通り、「難しい」という言葉は不適切なのでしょうか？

natu*natuさん（広島県 / 女性 / 32歳）

回答：1件

飯田祥子
マナースタイリスト

難しいを違う表現で。

2014/11/13 20:44 詳細リンク

natu*natuさんはじめまして。おもてなしで繋がりを深める真のマナーをお伝えしています飯田祥子です。

まず、「難しい」について。
この言葉を遣う事は間違いではありません。きっと、お断りをする際に、相手への気遣いで、
natu*natuさんは使っていらっしゃるのだと思います。
natu*natuさんの相手への気遣いは素敵な心の表れです。

「難しい」には、解決するのが困難である。や実現するのが不可能に近い状況。
状況などが込み入っていて、対処するのがやっかいであるといった意味があります。

「できない」ことをお伝えするのであれば、
クッション言葉を使い、相手にできないことを、ちゃんとお伝えしましょう。

例えば、クッション言葉をつかうとこのような表現になります。

申し訳ありませんが・・・今回はいたしかねます。
残念ながら・・・今回は見送らせていただきます。
せっかくですが・・・今回はお受けしかねます。
大変申し訳ございませんが、・・・ご期待には沿えかねます。等です。

natu*natuさんの相手への気遣いの気持ちを、
クッション言葉にしてお伝えすると良いでしょう。