去勢後に威嚇するようになりました。
2014/07/25 10:58私は今年の2月16日生まれの雄の柴犬を飼っています。
相談・アドバイスを受けたい内容はこの柴犬が去勢手術後に威嚇行動をするようになりました。
変化が現れたのは手術の翌日からです。
手術を受けたのは7月23日で日帰り手術でした。
術後、病院から連れ帰って当日は絶食させて下さいとの事で餌を与えずにケージの中で大人しく安静にさせていました。
翌日、餌を与える際にそれまでも実行していた『お座り』・『伏せ』『待て』をさせようとしても第一段階の『お座り』をしようとしませんでした。
傷跡を下に座るのは痛いのかと大目に見て餌を与えたのですが、その後も一向にお座りをしようとしません。今までは呼べば振り向いてこちら側に来ていましたが術後は呼んでも
振り向く事すらしません。
現在生後5か月で乳歯から永久歯への生え変わり時期でもあり門歯は上下ともに生え変わり臼歯・犬歯が徐々に生え変わり始めている状態で犬歯に関しては上の犬歯は乳歯の横か
ら半分以上が出てきている状態・下の犬歯は乳歯の内側(舌側)から頭を出した状態で最近気になるのかしきりに気にしています。
そこで私が状態を確認しようと口を開けて覗こうとしたら口に手を当てた時点で唸り声をあげはじめ頑なに口を閉じて開けようとしない為、少々強引気味に口を開けさせて覗こう
としたらすごい勢いで吠えたてて咬みつきにきました。一瞬遅かったら間違いなく指か手に咬みついて裂傷を負っていたくらいです。
その後も体を触ろうとすると唸り声をあげるようになりました。
辛うじて押さえつけてマズルを握り言い聞かせてケージに入れ犬も落ち着いていますが、また同じ状況になれば威嚇して吠えたててくると思います。
素人考えで接するよりも専門のトレーナーさん等に見てもらった方が良いのでしょうか?
それ以外では非常に大人しくしています。
乱文で質問内容が判り難い文面で申し訳ありませんが、よきアドバイスをお願い致します。
クニクニさん ( 愛知県 / 男性 / 49歳 )
回答:2件
術後は不安定です
はじめまして。
去勢手術後から変化が出ているのですね。
手術後は、個人差はありますが、2日ほどは元気がないことがあります。
病院で、いろいろされたこともあり、人に対する不信感も出ているのかもしれません。
ただ、去勢前に嫌がっていても無理やり口をあけたりしていましたか?
もししていなければ、犬からすると、『急に何をするんだ!!』とビックリしていることでしょう。
そのために、唸る必要があったはずです。
押さえつけて、マズルを握るのも、余計に攻撃的にさせてしまうことは多々あります。
飼い主さんに対して、『何をするつもりだろう?』と不信感を持っているので、
もっと、身体を撫でてあげたり、マズルをやさしく触ってあげたりしながらおやつを
あげたりして、良いイメージをつけてあげる必要があります。
もちろん、噛んで来ることに対してはきちんと叱る必要はありますよ。
ただ、まだ子犬ですから、あまり上下関係とかを気にせずに犬にとって、楽しい飼い主さんに
なってあげればいいと思います。
きっと、今は、『言うことを聞かせないといけない』と思いすぎていると思いますよ。
それと、ご飯の時は食器を手に持ってオスワリをさせて、食器を置いたらすぐに「よし」で
食べさせたほうがいいですよ。
ご飯の前にオスワリ、伏せ、待てとたくさんしていると食事に対して執着心を持つ可能性が高くなります。
ご飯を食べている時に手を出すと咬もうとする子っていますでしょ。
おすわりや伏せやマテは信号待ちや他のワンちゃんがいる時や人に触ってもらう時にできること
の方が役立ちますからね。
良い専門のトレーナーさんには不安がある場合は見てもらったほうがいいですね。
僕でもよければ、相談にものりますよ。
評価・お礼
クニクニさん
2014/07/26 09:04はじめまして!回答及びアドバイスありがとうございました。
安藤様の回答を読んで考えさせられることばかりでした。
今まで私は主従関係にこだわっており飼い主=怖い・強い・逆らえない存在を覚えさせて押さえつける事に固執していたように思えます。
今一度、愛犬との接し方を改めて飼い主=優しい人・楽しい人と思ってもらえるように努力して愛犬に飼い主と一緒にいると楽しい事がいっぱいある。と認識してもらえるように頑張ります。
行き詰まった時にはぜひとも相談に乗って下さい。
宜しくお願い致します。
回答専門家
- 安藤 智洋
- (奈良県 / しつけインストラクター)
- 出張トレーニング トイ・トイ・トイ 代表
犬の性格を配慮したトレーニングを犬好きトレーナーが指導します
飼い主様からいろいろお話を聞かせて頂きそのお宅のワンちゃんを知ります。一緒に練習をしていき、ワンちゃんが変わっていくたびに飼い主様の笑顔が増えることがうれしいです。愛犬に困らされて険しい顔をしているよりもいつも笑顔でいれたらいいですね。
去勢手術後の攻撃性
初めまして、千田です。
柴犬に体を触っても受け入れられるように教えるには、かなりの技術と経験が必要です。
生後2、3ヶ月から少しずつご褒美を使って優しくトレーニングをしても、保定やグルーミングを受け入れるには1歳ぐらいまでかかります。
それまで、何となく問題なく過ごしてきていても、何かのきっかけで人に触られることが嫌いになって攻撃性がでることはよくあることです。それが、去勢手術であったり、ちょっと大きな声で叱ったり、力で押さえつけたりということがあります。
子犬の頃から体を触られたり、保定されたりすることに馴らしていって、上手く行っていても去勢手術などで、攻撃性が出てくることはよくあることです。それからもう一度やり直していくことになります。生後2、3ヶ月から保定の練習をしてきた柴犬の場合は、再トレーニングをすればすぐに受け入れられるように戻りますが、それまでトレーニングをしてこなかった犬の場合はかなり困難なトレーニングになります。
ワンちゃんも永久歯が生えてくる頃になると咬み付きも本咬みになってきて、咬まれると深刻な怪我になることも多くなってきます。咬んだ回数が多くなればなるほど改善が難しくなります。まだ、クニクニさんの場合はワンちゃんが咬んだわけではありません。一度でも本咬みを経験すると、「咬むと人間は嫌なことをやめてくれる」という学習してしまいます。犬は一度の攻撃行動で覚えてしまいます。
攻撃行動が定着しないように、強制的なトレーニングを行わないトレーナーさんになるべく早くアドバイスを頼むことが必要だと思います。柴犬の場合は、基本的にバスケットマズルの装着をお勧めしています。
評価・お礼
クニクニさん
2014/07/26 09:13千田様回答及びアドバイスありがとうございました。
回答を読んでみて改めて犬の飼育と躾の難しさを知りました。
保定の訓練は比較的上手くいっていたと思いますが去勢手術などのストレスで出来なくなっているように思えます。
再度、以前からお世話になっているトレーナーさんにアドバイスや再トレーニングのお願いをしてみます。
幸いにもまだ咬まれてはいませんので今のうちに矯正してみます。
再度、アドバイス等をお願いする事があると思いますがその時には宜しくお願い致します。
回答専門家
- 千田 純子
- (千葉県 / 獣医)
- ペット行動コンサルタントSENDA
科学的な理論を基に人と動物が共生できる方法を提案します。
ペットの犬や猫の問題行動の予防や改善のためのコンサルテーションや個人トレーニング、グループトレーニングを行っています。当しつけ教室の卒業生には、老人福祉施設や病院、緩和ケア病棟でセラピー犬として活躍しているワンちゃん達もいます。
千田 純子が提供する商品・サービス
愛犬や愛猫を理解し、困った行動を改善するお手伝いをしていきます。
犬や猫の行動にお困りの飼い主さんにアドバイスしています。
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