対象:家計・ライフプラン
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現在、奨学金を受け取っています。卒業までに貸与される額は約360万円です。
また、卒業と同時に結婚を予定しており、社会人一年目の予定年収は、夫・妻ともに約450万円(2人で約900万円)、社会人二年目の予定年収は、二人で1000万円を越える見込みです。
夫は、奨学金については承知済みで、「社会人一年目は自分の給与だけで生活して、その代わり一年で奨学金を返済すればいい」と言っています。
ですが、仕事柄夫も妻も、各々自家用車が必要で、その費用(駐車場代、ガソリン代、税金etc)を考えると、一年で返済するというのは無謀ではないかと思えます。
試算では、20年240回払いでおよそ480万円弱の返済となっていましたが、さすがに卒業して20年もかけて払うのは避けたく、私としては卒業して5年ほどで返済できたら、と考えています。(試算上の利息は2%)
そこで、御相談ですが、どのようなプラン(年額どれくらい返済するのか)で奨学金を返済していけばよいでしょうか。5年で返済するというのは無謀でしょうか。
ライフプランの予定としては、卒業して5年ほどしてから子供は考えよう、と思っています。なお夫も私も子供は一人で良いと思っています。なので、それまでにある程度教育資金もためたいと考えています。(ちなみに、一生共働き予定です)
なお、新居の家賃は月12万円ほどの物件から選ぶ予定です。
Tsuyoponさん ( 愛知県 / 女性 / 22歳 )
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池田 弘司
生命保険アドバイザー・ITコンサルタント
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どのような生活にするのかにも
金利は短期間にしますと下がりますので参考までにいくつか試算しました。
金利の根拠は、JASSOの『利息付き奨学金の貸与利率(平成19年4月以降に採用された方)』
を参考にしました。
試算はあくまで試算であり、今後の経済状況によって変動します。
あくまで参考です。
360万円元利金等払い
240回払い(試算金利2.0%)毎月約1.8万円 返済総額約437万円
12回払い(試算金利1.2%) 毎月約 30万円 返済総額約362万円
60回払い(試算金利1.6%)毎月約6.3万円 返済総額約375万円
120回払い(試算金利2.0%) 毎月約3.3万円 返済総額約397万円
ローン返済に関しては賞与を考慮せず、月収の手取りベースで考えたいです。
家計の主な項目で考えますと、
手取り月収
- 預貯蓄額
---------------
可処分額
可処分額
- 食費
- 被服費
- 水道光熱費
- 住居費
- 通信費
- 交際費
- 交通費
- レジャー費
- 美容費
- 医療費
- 日用品
- 教育費
- 社会保険
- 民間保険
- 税金
- 雑費
--------------
残金
この残金は黒字にしたいですね。
年収450万円というのは、税込み年収ですよね?
賞与の割合や給与体制にによって異なりますが、
税込年収450万円でしたら、手取り月収約24万円ぐらいでしょうか。
同じサラリーマンでも会社規模によって、
『会社で社会保障に加入する場合』
『個人で社会保障に加入する場合』
とあり、考慮する範囲も多少異なります。
ここでは、会社の場合の概算で考えています。
二人合わせて月の手取りを約48万円とし、上記想定される固定費を想定してイメージします。
手取り約48万円から毎月約30万円を1年間で返済し、家賃12万円ということですと、残り6万円から預貯蓄と生活費ということになります。これで1年乗り切れるかですね。
また、家賃12万円を40年間住み続けたとすると、5760万円を支払うことになります。これだけ支払っても何の財産にもなりませんが、住宅取得については検討しなくてよろしいでしょうか。
人それぞれ思いいれや、こだわりがあります。どこに投資し、どこを節制するのか。
何を優先させるかによって、ローン返済額・預貯蓄額・家賃から見た住居選定基準の具体的なメドがつくのではないでしょうか?
Tsuyoponさん夫婦が、どのように生活したいのかによって、答えは変わると思います。
(現在のポイント:-pt)
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