対象:ビジネススキル
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確認する状況や時間によって言葉づかいが変わります
こんにちは、スノウ2250さん。
スノウ2250さんが言われる言葉づかいは、最近よく耳にする「バイト敬語」と呼ばれるものです。この言葉づかいは、ある限られた業界のアルバイト従業員による業界用語で、一般的には不自然な言葉づかいです。
今回、スノウ2250さんが例に挙げている言葉づかいですと、「宜しいでしょうか」が正しい言い方です。
お店の従業員の方はお客様にご注文を承り、今(現在)承った内容を復唱し、お伺いをします。ですので、「宜しいでしょうか」と確認をします。
以前に何度か聞いた事があることについて再度聞く時は、「宜しかったでしょうか」と言ったように“過去形”で聞く場合もあります。ですが、今の状況のように初めて承った注文内容を復唱した上で、確認して言う時には過去の言い回しは不自然ですね。
「バイト敬語」を当たり前のように使っていると、本来使うべきところで使うべき正しい言葉が使えなくなることもありますので、注意しましょう。
回答専門家
- 竹上 順子
- (研修講師)
- 代表取締役
We’ll move into action For you・・・
変化する時代の中にあっても、 不変である“心の豊かさの実感” と“成長できる喜び”を、仕事を通じて実現していきます。先人の教えを現代の求めに応じて変化させ、社名の考え方、双方向(Interactive)繁栄(Prosperity)を実現します。
平川 裕貴
マナー講師
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「飲食する」という行動をを中心に考えてみましょう
スノー2250さん、こんにちは。マナー講師の平川裕貴です。
お問い合わせの「ご注文は以上でよろしいでしょうか?」と「ご注文は以上でよろしかったでしょうか?」は、注文するという動作を、現在進行形として捉えるか(注文している)、過去完了(注文してしまった)として捉えるかの違いのようですね。
飲食の場合、注文を聞いた時点で全てが終了するわけではなく、注文された品物がすべて出そろって初めて、完了するものですから、以下のように使い分けると自然だと思います。
「ご注文は以上でよろしいでしょうか?」の場合
注文は現在進行中で、まだ注文し忘れているものや追加があるかもしれない。
その確認のために、「ご注文は以上でよろしいでしょうか?(追加はございませんか)」というニュアンスでお尋ねする。
「ご注文は以上でよろしかったでしょうか?」の場合
お客様が注文された品物がすべて間違いなく届けられたか、当方にミスはなかったか、その確認のために、最後の品をお届けした時、または請求書をテーブルに置く前に、「ご注文は以上でよろしかったでしょうか?(ご注文いただいた品はすべて届きましたでしょうか、もう追加はございませんか)」というニュアンスでお尋ねする。
飲食の場合、注文は前段階でメインの目的ではありませんので、「飲食する」という行動をを中心に考えるのが、自然だと思います。
ご参考になれば幸いです。
竹内 慎也
営業コンサルタント
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正しい日本語について
こんにちは^^
考動型営業育成コンサルタント:竹内慎也です。
飲食業をはじめ、コンビニ、美容関連職など
今はサービス産業が非常に多いです。
そんな中、いろんな「接客」の中ではぐくまれてきた
日本語がありますね。
「ご注文は宜しかったでしょうか?」というのは
間違いです。
「ご注文は(以上で)宜しいですか?」
が正解です。
宜しかった、と聞かれても
過去形になってるし、押しつけがましさが
どうしても残ります。
ちなみにこういった言葉を
アルバイトの時に習得してしまうと
長期にわたって癖になりますから
気づいたら早期解決しましょう。
また、上記と似ているもので、
「~のほうは宜しいでしょうか」という「ほう」
をつける事があります。
これも「方角」を意味するのでNGです。
(現在のポイント:-pt)
「言葉づかい・敬語」に関するまとめ
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言葉づかいに自信がありますか?正しい敬語を知っていますか?
ビジネスシーンで使う敬語でお悩みの方は多いのではないでしょうか?メールの宛名の書き方から上司へ報告する際の言葉づかいなど気を使いますよね。また「宜しいでしょうか?」「宜しかったでしょうか?」はどちらが正しい?「~しても大丈夫ですか?」は使っても良いの?など接客する場合も迷うことが沢山あります。 気をつけて話しても正しい言葉づかいを知らないと咄嗟に出てきません。専門家から正しい敬語、言葉づかいを学んで身につけませんか?
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