対象:仕事・職場
回答:2件
凰美ニルヴァーナ洋子
パーソナルコーチ
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先輩をよく観察して、ビジュアリゼーションのエクササイズを行う
パーソナルコーチの凰美(おうみ)ニルヴァーナ洋子と申します。
職人系のお仕事ということなので、手を使って何かを作るお仕事をされているということでしょうか?作業のプロセスの説明と実地訓練を受けて、実務に就かれているものと解釈します。一応、そのような前提で、お答えしたいと思います。
職人さんのお仕事というのは、一般的に、「体で覚える」ことが大切になってきます。メモを取って復習しても、同じミスを繰り返すということですので、おそらく、頭では理解しているつもりでも、理解したとおりに、体または手が動いていない状態だと思います。その場合、次のようなことをお勧めします。
1. どのような最終製品が求められているのかを理解する。
最終目標が分からないことには、そこに到達することができません。あなたが作成したものと、先輩または会社で一番できる人が作成したものを比べてみて、どこが違うかを観察しましょう。そして、先輩の仕上がり状態をしっかり記憶しておきましょう。
2. 先輩の作業を詳細に観察します。
おそらく、この観察がちゃんとできていない可能性があります。職人さんは、一般的に、「先輩の技を観察しながらそのやり方を盗むものだ」、といわれています。「盗む」というと、聞こえが良くないですが、上達の秘訣は、上手な人の作業をよく観察して、道具の使い方とか手や指の動かし方などを真似てみることです。何度も繰り返し、観察しましょう。
3. 毎日、寝る前に、作業全体を心に思い浮かべて、思いどおりに仕上がったところを思い描きます。
これは、ビジュアリゼーションと呼ばれるテクニックで、運動選手とか人前でスピーチをする場合などに、よく使われるエクササイズてす。目を閉じて体がリラックスした状態で、作業の開始から仕上げまでを順番に思い浮かべて、すべてが思いどおりに行き、上司にも褒められ、自分自身もとてもうれしく思う気持ちを実際に感じることが大切です。ちゃんと思い浮かべることができるようになるまで繰り返します。
自分の好きなイラストの入ったノートなど、できるだけ楽しいノートを一冊用意して、観察したこと、気が付いたこと、感想など、何でも書いてみるといいですね。若いときにはたくさん失敗しても大丈夫。与えられた仕事を一生懸命こなしていれば、必ず、扉が開いてより大きな機会が巡ってきますから、甘え心は卒業しましょう。
補足
ビジュアリゼーションの本でお勧めは、シャクティ・ガーウェインの「クリエイティブ・ビジュアリゼーション」という本があったのですが、古い本なので、古本屋さんだと見つかるかもしれません。
評価・お礼
磨き中さん
2013/04/16 08:04遅くなり申し訳ありません
回答ありがとうございました。
やはり先輩の観察が一番大事なのですね
仕事を盗む、見なくてはいけないところがまだいまいち分からないので もう少し勉強するところからはじめたいと思います。
ありがとうございました(^ ^)
凰美ニルヴァーナ洋子
2013/04/17 02:39磨き中さま
回答へのご返信をありがとうございます。
いただいた評価につきましてもお礼申し上げます。大変恐縮しております
最初は、どこを観察したらいいのかも分からないと思いますが、じっくりと観察しているうちに、ある日、突然ひらめくことがあります。
質問できる環境だったら、分からないところは質問しましょう。先輩の答えと観察した結果を考え合わせると、あいまいだったところが明らかになってくるでしょう。
それと、ご紹介したビジュアリゼーションは、スポーツやビジネスなどでも活用されているくらいですから、目標達成には、とても効果的です。今すぐ実践できなくても、こういう手法があることだけでも、頭の片隅にでも置いておいてくださいね。いつか役立つときがあるでしょう。
「失敗は成功のもと」とはよく言ったもので、失敗がなければ、学びはありません。何度失敗しても成功するまで頑張れば、最後に残るのは成功だけです。ですから、失敗を恐れず、前進してください。分からないところがあったら、いつでもご連絡くださいね。
磨き中さん、グッドラック!
凰美(おうみ)ニルヴァーナ洋子
パーソナルコーチ
松岡 利恵子
研修講師
24
自分のタイプを理解して自分なりの成功法を探してみましょう
磨き中さん、はじめまして。
一生懸命磨きをかけるために頑張っていることがお名前からもうかがえますね。素敵なお名前です。
職人系ということは身につけた技術で何かを作り出しているお仕事なのですね。
私も自分に身につけた「声」という技術を使う仕事でしたので、広い意味で言えば職人仲間ですね。
職人ならではの悩みも理解できます。
自分が苦しんでやっていること、できないことを、他人はいとも簡単にやってのけている…なんてこともありますよね。
自分自身の技術を表現する職人技術は、頭で覚えるだけでは向上せず、体で覚える「体得する」ということが必要になります。
実はその体得の仕方は一つではなく職人さんの数だけあるのです。
同じ失敗でも人によって原因が違うことが職人系の大きな特徴であると思います。
1.まずは原因を知るために自分の特徴を分析して「タイプの把握」をします。
失敗したり、ミスしたことを振り返ると自分の特徴が見えてくるものです。
例えば何かの工程をうっかり抜かしてしまったとします。
その原因が、別の作業など他のことに気を取られすぎる不注意が原因という人もいれば、注意はしていたが自分の思い込みで確認不足だったという人もいます。
私などは、ひらめきや感性的なものは得意分野ですが、緻密さや用心深さに欠ける点があります。こうして理解していると、自分で細心の注意を払うポイントを上手に押さえることができます。
2.自分の強み弱みである「タイプの把握」が出来れば、次は上手くいくための「成功法」を見つけます。
この方法もたくさんあります。自分だけの感性で探そうと思うとそうたくさん見つかりませんが、ここで先輩方の手法を「真似る」のです。
実は学ぶの語源は「真似る」からきているそうです。
良いところを少しづつ真似て実践することで、自分のものになります。
自分の手法を確立できるということです。
教えていただいたことをそのまま右から左にする、では厳しいことを言いますが、一人前にはなれません。
教えていただいたことを自分の中に落とし込んで、自分のものにするということが大切です。
仕事が嫌でつらい…自分ってダメだ、何も出来ない…と思うと確かにつらいですよね。
でもやればやっただけのことが必ず身に付きます。
その壁をこえられるのは自分しかいないのです。頑張ってください!
評価・お礼
磨き中さん
2013/04/15 12:39遅くなって大変申し訳ありません。
名前を褒めてくださって、ありがとうございます。
人間的にもこれから磨いていきたいと思います。
わたしがしたミスはたしかに教えていただいた通りでして、
前回失敗したところを確認しながらやっているが、他のところが疎かになりダメになることが多々あります。
頭だけではなく体でおぼえて、先輩の真似をして
これからはなるべく 先輩のいいところを真似していって、そこから自分のやりかたを確立していきたいと思います。
今回は大変ありがとうございました
松岡 利恵子
2013/04/15 15:25磨き中さん、遅くだなんてとんでもない!早速のお返事ありがとうございます。
しかも早々に自己分析をなさるのは、熱意を感じます。
一つ一つ確認をしながら行うことは素晴らしいですね。
できていたところが疎かになるということは、今の確認の仕方や進め方が磨き中さんに合っていない可能性もありますね。
おっしゃるように自分のやり方を確立出来れば、仕事も進めやすくなると思います。
前向きなお返事嬉しく拝見しました。応援しています!
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「職場の人間関係」に関するまとめ
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ここで働きたい!と思って入社したあの日。いざ仕事を始めると、職場の人間関係が…上司や先輩、後輩とのコミュニケーションが上手く取れず仕事が捗らないなんて経験ありませんか?しかしその一方で、隣の同期は職場の人間関係が良く、仕事の成果もあげ、昇給もしている。環境が同じなのにこの違い。一体どこが違うのでしょうか。今回はそんな職場の人間関係に関するお話です。
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