対象:ホームページ・Web制作
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現在,新規事業としてクラウドソーシング(Lancersのような)サービスを展開しようと考えています。
そこで,市場規模や成長率,市場構造(ビジネスモデルや法的規制など)を詰める必要があるのですが,浸透率が低いこともあり,なかなか調査が進みません。
1.クラウドソーシングはどの市場に属するのか。(クラウドソーシングという市場か。
)
2.その市場の売上規模,成長率
3.市場構造(ビジネスモデル,法的規制)
を教えてくださる方はいらっしゃいませんでしょうか?
調査方法などの指南でもとてもありがたいです。
よろしくお願いいたします。
lucent0109さん ( 東京都 / 男性 / 23歳 )
回答:1件
ネット情報を活用しましょう
クラウドソーシングとは、インターネットを介して、仕事を依頼したい人と仕事を請けたい人とが共に登録したサイトを通じて、依頼者が特定の仕事を発注し、登録者がその仕事へ応募し、両者が業務契約を結び、仕事を完成させ、報酬を支払うというシステムのことですが、近年、ITを活用した新しい人材調達の仕組みとして注目され、市場は急速に拡大しています。
クラウドソーシングは大きな分類ではアウトソーシング市場とも言えますが、中小企業白書や民間のシンクタンクでは、「クラウドソーシング市場」という単独の市場として分類しているようです。
中小企業白書(2014年版)では「ITを活用した外部資源活用」としてクラウドソーシングの特集を組んでいます。市場分析、事例等が豊富にありますので、ご覧になることをお勧めします。
http://www.chusho.meti.go.jp/pamflet/hakusyo/H26/PDF/10Hakusyo_part3_chap5_web.pdf
クラウドソーシングの市場規模を見てみますと、中小企業白書(2014年版)によれば2011年の実績は44億円で、2017年は1474億円と予測しています。
わずか7年間で33倍に拡大しています。また、2023年には1兆円市場に成長すると大胆に予測している運営会社もありますが、今後の爆発的な市場拡大を見込んでいるからでしょう。
この市場規模はあくまでクラウドソーシングサイト上で依頼された仕事の総額を指し、成約に至らなかった仕事の金額も含まれる為、実際には、仕事の総額に、成約率および事業者手数料率を掛け算したものが事業者の売り上げになります。
ビジネスモデルは、Lancersのようなサイトの運営が主体です。
クラウドソーシングの主な収益源は成約手数料です。仕事を発注する依頼側と、仕事を請け負う受注者がサイト上で成約した場合、事業者は、依頼金額の5~20%程度を手数料として受け取るのが相場のようです。
クラウドソーシングの事業者も、様々な法規制の対象になります。
「個人情報の保護に関する法律」、「電気通信事業法」、「不正アクセス行為の禁止等に関する法律」、「特定商取引に関する法律」、「プロバイダ責任制限法」、「特定電子メールの送信の適正化等に関する法律」等といった法規制の対象になります。
lucent0109さまの今後のご発展を祈念いたします。
回答専門家
- 小松 和弘
- (東京都 / 経営コンサルタント)
- ホットネット株式会社 代表取締役
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