対象:住宅資金・住宅ローン
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多少費用が掛かったとしても下記いずれかには借り換えをしようと考えています。
残金が2300万ほど残っていて、金利が2.7%となっています。
変動(初期0.85%、優遇幅1.8%、ミックス(変動1.1%、固定1.9%)、全期固定(1.9%)となっています。返済期間は30年予定です。
日本情勢を考えると当面は金利が上がらないと予想されますが、実際の所判断できません。また、現在夫婦共働きなので繰り上げ返済は十分可能ですが、今後ずっと共働きになるとは考えにくい状態です。なので、現状だけを考えて変動を選択できない状態です。
そこで、アドバイス頂きたいのですが変動で行う場合、どのくらいの期間で返済できるよう繰上げを考えればよいのでしょうか?また、ミックスのメリットはどのくらいあるのでしょうか?
補足
2012/10/21 19:31妻の状況が不確定である場合はやはり、変動より、ミックス或いは全期間固定の方がお勧めとなるのでしょうか?
にゃんこ56さん ( 群馬県 / 男性 / 34歳 )
回答:1件
吉野 裕一
ファイナンシャルプランナー
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ミックスは分散というリスク回避です。
はじめまして、にゃんこ56さん。
FP事務所 マネースミスの吉野です。
多くの方が同じような考えを持っていると思います。
しかし今後もずっとこの低金利が続くとは考えられないと思ってもいます。
また返済期間30年となりますとこの期間の間には金利が上昇する事も考えられますね。
以前には変動金利で8%を超える事もありました。しかしこれはバブル期の絶頂期ですので、ここまで高い金利は今後は有りえない事かも分かりませんが、絶対ではなく国の政策やいろんな状況によっては起こる事も考えておかなくてはいけません。
ミックスを活用するメリットは今後、金利が上昇しても固定金利と併用している事で返済額の上昇を抑制する事にあります。ですので、仮に金利が上昇しなければ変動金利だけで返済をした方が正しかったという事になりますね。
逆に考えると、現在のような低金利がずっと続くわけがないと考えられますので、金利が上昇した時には変動金利だけで返済をしている時よりも返済額が上昇しない事になります。
そこで今回のご質問の今後の繰り上げ返済についてですが、注意して頂きたいのは、繰り上げ返済を行うのは金利の返済の節約には良いのですが、無理な繰り上げ返済をして手元の資金が少なくなってしまう事です。
お子様が居られないという事ですので、現在は教育費などの心配はないでしょうが、お子様を授かった時に奥様の収入が減ってしまう事も考えられますね。
そうなると住宅ローン以外の支出が増える事になりますし、奥様の収入が減ってしまっているので、より家計の圧迫になりかねません
ライフプランを考えた上で、期間短縮型の繰り上げ返済ではなく返済額を少なくする繰り上げ返済もお考えになられると良いと思います。
変動金利は、借入されている金融機関によって違う事があるのですが、基本的には半年ごとに金利の見直しは行われますが返済額は5年毎にしか見直されません。
仮にその5年間に金利が上昇していると、未納の元金が発生していて翌5年目以降にその額が再計算されるので更に未納の元金が膨らんでいく可能性も含まれています。
繰り上げ返済が可能であれば、その未納分を無くすような繰り上げ返済が出来れば良いと思います。
補足
より安心できる生活を送れるように、今後のライフプランを考えた上で住宅ローンの返済計画をされる事をお勧めします。
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FP事務所 MoneySmith
吉野 裕一
http://moneysmith.jimdo.com/
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評価・お礼
にゃんこ56さん
2012/10/21 21:15早速のお返事ありがとうございます。変動はまさに吉野様がおっしゃられた内容で聞いております。変動、ミックス、固定どれにするにせよ繰り上げ返済の仕方についてもう一度検討してみようと思います。
吉野 裕一
2012/10/22 05:54にゃんこ56さん、高い評価を頂きありがとうございました。
住宅ローンの返済期間は長期になります。その間には良い時も悪い時もあると思いますので、悪い時でも返済可能な計画が必要だと思います。
ライフプラン、キャッシュフローを作ることで、そういった将来の事がある程度は見えてくると思いますので、長い目で返済計画をお考えになる事が一番だと思います。
(現在のポイント:-pt)
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