対象:お金と資産の運用
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投資信託未経験の初心者です。
資産形成の一つとして投資信託を検討しており、
いくつかのHowTo本を読んでいるところですが、
ある本に以下のようにありました。
著者ご自身のファンドも推奨銘柄に含まれているため、
中立的な意見がお聞きしたく質問させていただきました。
賛否両論どんな事でも結構ですので、先生がたのご意見をお聞かせ下さい。
☆ファンド選択条件
(1)信託期限が無期限であること。
(2)分配金を全額再投資に回してくれること。
(3)購入時手数料がかからないノーロード型で、信託報酬率が低いこと。
(4)純資産残高が増え続けているもので、その残高があまりにも小さい場合は除外。
(5)少額から自動積立ができて、自分の銀行口座から毎月引き落としが可能。
(6)投資対象は「国際分散型」
☆上記条件から抽出されるファンド8本
「セゾン・バンガード・グローバルバランスファンド」
「トヨタアセット・バンガード海外株式ファンド」
「ありがとうファンド《ファンドの宝石箱》」
「マネックス資産設計ファンド<育成型>」
「セゾン資産設計の達人ファンド」
「eMAXIS先進国株式インデックス」
「SBI資産設計オープン<資産成長型>《スゴ6》」
「グローバル・インデックス・バランス・ファンド《投資生活》」
會川さん ( 東京都 / 女性 / 27歳 )
回答:3件
成果の出る資産運用を目指しましょう
會川様、こんにちは。
ファイナンシャルプランナーの森本直人です。
資産形成の一つとして投資信託を検討されているとのこと、拝見しました。
まず、いえるのは、商品選びの前に、現在と将来の家計状況を把握し、運用目的、運用期間、目標リターン、資産配分等を決め、さらに、リスク許容度(心理的な面を含む)に応じたリスク管理の方針を策定するといったプロセスが大事です。
こういったプロセスで計画を立てることが、実際には、商品選びよりもはるかに運用の成果に影響を与えます。
上のようなプロセスがある前提で、次は商品選びですが、大きく分けると、パッシブ運用派の方と、アクティブ運用派の方がいます。
どちらが正解というのではありませんが、パッシブ運用は、幅広く分散投資をし、タイミングを計らず、ひたすら受身で、コストも抑えて運用するというスタイルです。
そのスタイルをとる場合は、お書き頂いた銘柄などが人気のようです。
一方、アクティブ運用は、分散投資は基本としながら、マーケット環境を見ながら、銘柄を選び、配分割合を考え、タイミングを計っていくスタイルです。
この場合は、ややコストが高めになりますが、成功すれば、平均的な運用よりも、良好な成果がでます。
ただし、タイミングを計る等のやり方で、勝ち続けるのは無理、コスト分だけ確実に負けていくという意見の人もいます。
結局のところ、やり方次第なので、一般個人向けのHowTo本は、パッシブ運用を勧めているケースが多い気がします。
アクティブ運用を1冊の本で説明するというのも現実的ではありません。
あとは、投資信託と一言でいっても、新興国、金(ゴールド)をテーマにしたファンド、為替ヘッジを使うファンド、為替ヘッジプレミアムに着目した通貨選択型ファンド、市場平均に関係なく絶対収益を目指すヘッジファンドなど、最近は、色々なタイプのものがありますので、銘柄の組み合わせなど、よく研究して、成果の出る資産運用を目指してください。
以上、ご参考にしていただけると幸いです。
評価・お礼

會川さん
2012/09/16 09:41ご回答ありがとうございます。
回答専門家

- 森本 直人
- (東京都 / ファイナンシャルプランナー)
- 森本FP事務所 代表
オフィスは千代田区内。働き盛りの皆さんの資産形成をお手伝い
お金はあくまでライフプランを実現する手段。決してお金を目的化しないというポリシーを貫いております。そのポリシーのもと、お客様の将来の夢、目標に合わせた資産運用コンサルティングを行います。会社帰りや土日など、ご都合のよい日にお越しください。

三島木 英雄
ファイナンシャルプランナー
-
まずは1年、積立投資でリスク・リターンを経験してみては
會川様
投資信託による資産形成を検討しているとのこと。
投資の初期段階には悪くない選択だと思います。
私自身も投資の初期段階には投資信託を利用することもありますし
お客様が利用している事もあります。
まずファンド選定条件ですが
教科書通りに言えばその通りだと思います。
他の先生もおっしゃられている通り(6)に関しては何とも言えません。
条件から抽出されているファンドは基本的に
いくつかの投資対象を組み合わせた商品です。
国内株式、先進国株式、新興国株式、国内債券、先進国債券、新興国債券、REITなど
上記の投資対象の配分が多少違うだけで、どれも似通った投資信託です。
抽出されているファンドの強みとしては
・投資未経験でもそれほど損をすることはない
・分散投資効果がある
という事があげられます。
ただ、裏をかえせば
・損をする可能性が低い分、リターンも低い
・個別の投資比率を上げたくてもあげられない
などが考えられます。
ですので、もう少し踏み込むと
先進国株式や新興国株式やコモディティなどを
バラバラで購入し、自分で投資配分調整が出来るようになると良いですね。
その方が、1つの商品にされていない分、後から
投資比率の変更で柔軟に対応が取れるようになります。
個人的には投資信託よりも優れる「海外ETF」などでの投資をお勧めしますが
それまでの資産形成という意味で積立投資として利用するのは、お勧めです。
投資の初期段階ですから、まずは1年間選んだ商品を買い続けて
投資のリスク・リターンを肌で感じてみることが一番の勉強になります。
株式会社FPリサーチパートナーズ
http://www.fp-research.jp/
評価・お礼

會川さん
2012/09/16 09:40わかりやすいご回答ありがとうございます。とてもためになります。
実践しながら勉強していきたいと思います。

三島木 英雄
2012/09/16 11:16評価頂き有難うございます。
投資は長い時間リスクと向き合います。
そういった意味では自分の経験というものは何よりも
マネーセンスアップになりますよ。
実践する際は
「何が良かったのか?」「何が悪かったのか?」しっかりと
反省点などを後々整理しておくと、年々センスアップします。
ゆっくり着実に進めてみてくださいね。

自分年金積立のアブラハムプライベートバンク奥村
投資アドバイザー
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一度、詳細をご相談ください。
はじめまして、アブラハムプライベートバンクの奥村と申します。
個別のファンドに関してのコメントは控えさせていただきますが、
ファンドの選択が日本で購入できるものに限定されている点が懸念ではございます。
その条件から抽出されるファンドは、世界を視野に入れると
多数の良いものがあり、今はそのような優秀なファンドに日本にいながら直接投資が可能な時代です。
(直接投資なら、販売会社の中間マージンが不要です)
海外の金融商品には、年利10%以上のリターンを出すファンドもあり、
そのようなファンドに、クレジットの引き落としで毎月5万円ずつ積み立てを行うこともできます。
当社では、10月25日に月々5万円の積立で1億円を目指すサービス、「いつかは ゆかし」を開始致しました。
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