対象:住宅設計・構造
回答:2件
志田 茂
建築家
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ロフトのある家
志田建築設計事務所 志田です。
ロフトのある家はいくつもやっています。確かに夏場は暑くなります。断熱材の量(厚さ)との関係があります。また、窓を空気の流れができるよう効果的に作ってあげる事も必要です。
ただ、ロフトが、下の部屋の暑さに影響を与えるというのは違うと思います。風の流れ次第なのですが、夏場はむしろロフトがあるほうがよいです。
作り方次第です。平屋にロフト・・楽しい家になりますね!断熱・気密、、そして空気の流れを考えてあげればいいと思いますよ。、遮熱シートは、遮熱という字からイメージするほどは効果があるかどうかわかりませんが、それほど高価なものではないですから、やっておく事はいいと思います。
藤本 香
建築家
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屋根の断熱と上昇気流をつくる
yoiichihichi 様
dpa藤本です。初めまして。
さて、『夏などはロフトの熱が他の部屋も暑くする・・・』とは工務店(?)の方からお話があったのでしょうか?
おそらく、ロフトを造ることによって、天井を2重貼りにできない(屋根裏ができない)ことから、屋根から伝わる熱がそのまま部屋全体に広がり暑くなるということが言いたかったのではないでしょうか?
天井裏で断熱できない分、まず、屋根の断熱を強化し、なるべく屋根面からの熱が内部に伝わらないようにすることが重要かと思います。また、熱い空気は上部に溜まりますので、溜まった熱をうまく排出することが大切かと思います。上部に換気扇を設けるのも有効ですがロフトをつくるのであれば、ロフトから開閉できる窓も有効だと思います。上部から熱い空気が出ていくと、自然に下の開口部から風が入ってきますので、部屋全体に空気の流れ(上昇気流)ができます。
もちろん、部屋の配置にもよることなので、もう一度工務店の方とご相談してみてはいかがでしょうか。
快適なおすまいになるといいですね。
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