対象:人材採用
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事実に基づき対応しましょう
Laycaさん、こんにちには。
ご質問にお答えいたします。
まず、結論を申し上げます。退職理由は、事実に基づき対応することです。
1.履歴書に「会社都合による退職」と記載します。
2.職務経歴書に退職理由を記載する必要はありません。
3.面接時は、退職理由の事実を端的にまとめ、伝えます。
それでは、詳細を説明いたします。
事実に基づき対応することは、以下の理由があるためです。企業は、採用活動の際に履歴書、職務経歴書、面接を実施し、求職者の能力や資質を見極め、採用基準に該当するかを判断します。そのため、求職者は、その判断を誤らせないためにも、職歴等は事実に基づき告げる信義則上の義務があります(民法第1条第2項)。採用時に解雇の事実を伝えないことで、後々経歴詐称などのトラブルになり、採用取消や懲戒解雇になる場合もあります。
次に、Laycaさんの普通解雇の経緯を確認しますと、不利になるような内容ではないので、採用活動時の足かせにはならないと考えられます。
採用担当者が採用時に見るポイントは、「1.前職務の経験」、「2.応募企業で貢献できる人材かどうか(応募企業が求める人材)」です。
これらを踏まえ、履歴書、職務経歴書、面接時のポイントは、以下のとおりです。
【履歴書の作成ポイント】
履歴書は、各項目を端的にまとめて記載し、詳細は面接時に話します。
【職務経歴書の作成ポイント】
職務履歴書は、具体的にどのような業務を経験し、どのようなスキルを身に付けたのかを書くことが重要です。また、応募企業がどのような人材を求めているのかを把握し、自身のスキルをどのように活用できるかをアピールすることが大切です。Laycaさんは、営業職で社長賞を受賞していますので、受賞歴はもちろん、毎年の目標達成数値、目標を達成するために工夫・実施していたこと、応募企業で活かせる点などを記載すると良いでしょう。
補足に続きます。
補足
【面接のポイント】
面接は、履歴書、職務経歴書に沿って実施されることになります。その中で、退職理由は必ず質問されると思っておいた方がいいでしょう。ポイントは、退職理由のやりとりに時間をかけず、前職での経験・身に付けた職務を、応募企業でどのように活かせるか・貢献できるかをアピールすることです。Laycaさんは、社長賞など実績がありますので、その点をアピールしてはいかがでしょうか。退職理由は、「会社の業績悪化」が原因と推測いたしますが、経緯を一つ一つすべて細かく話すより、事実を端的にまとめて話せるように準備しておくと良いでしょう。
以上です。
Laycaさんの良き出逢いがある事を心より祈りいたします。体調管理にもご留意ください。
回答専門家
- 小松 和弘
- (東京都 / 経営コンサルタント)
- ホットネット株式会社 代表取締役
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