対象:ブランド戦略・ネーミング
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個人で下着ブランドを立ち上げた方がいらっしゃいましたら、
どのような順序で販売まですすめたのかを教えていただきたいのです。
私のすすめたい順序
デザイン → 生地を探す → パタンナーにパターン作成をお願いする →
下着の縫製工場にサンプルを作成していただく → 展示会等に出品してオーダーをとる → 工場で生産 → 販売店へ発送
生地の仕入れ方や、小ロットで引き受けてくれる下着の縫製工場の有無や、
縫製工場は下着専用の工場を探さないといけないのか、
パターンは知り合いのパタンナーさんに頼んで作ってもらったものでもいいのかなど、疑問が沢山あります。
もし詳しい方がおりましたらぜひ教えていただきたいです。
宜しくお願い致します。
Yedaさん ( 東京都 / 女性 / 32歳 )
回答:2件
萩原 房史
ブランドコンサルタント
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ブランドの立ち上げ
質問に関して、一番簡易な回答としては、少量のロットでも製造を引き受けてくれる優秀なOEMメーカーを探すことにつきます。 OEMメーカーは多くの情報を持っていますし、仕入れや工場等のネットワークもお持ちのはずです。
デザインは Yedaさんがされるのですね。パタンナーさんはお知り合いに頼んでもOKだと思います。むしろそのような取り組みにご理解頂け信頼出来る OEMメーカーを探すことが良いと思います。
しかし、ブランド立ち上げに関しては、製品を造ることだけでな成り立ちません。
基本的には、大きく3つの構成で準備が必要だと思います。
【1、ブランドコンセプトの構築とイメージ戦略】
最も重要な部分で、新たなブランドのビジョンやお客様に提供する価値や他社にない強み等を明確にする必要があります。また、お客様に愛されるブランドとなるためにネーミングの開発やブランドの世界観を創ることも重要ですね。
【2、商品の企画、デザイン、製造、物流】
まさに、製品を企画、デザイン、製造、商品としてデリバリするプロセスです。
このプロセスには、製品を商品へ昇華するための【1】のブランドコンセプトを活かしたパッケージデザイン等が必要になります。
【3、販売促進、展示会への出展、バイヤー・販売店への営業】
どのような、顧客にどのような販路販売を広げ行くのか、戦略の構築が必要となります。また営業活動を進めるためには販路開拓・拡大のためのプレゼンツールが必要になると思います。
こちらも【1】のブランドコンセプトに紐づいたアプローチが必要です。
ご相談の、内容は【2】に関してですが、本来は【1】【2】【3】を順番にもしくは同時進行で考えなければなりません。
一見、難しそうですが、新しいブランドの立ち上げは楽しいですよ!
ぜひ楽しみながらブランドの立ち上げに取り組んで下さい。
評価・お礼
Yedaさん
2011/09/14 19:29ご回答有難うございます。OEMの存在は知ってはいたのですが調べてはいなかったので、調べてみます。自分で何かを始めるのはわからない事ばかりで諦めそうになってしまいますが、
難しそうで新しいブランドの立上げは楽しいという言葉に救われます。
作る事だけではなく、売らないとやっていけないのは十分承知しております。
今は物が出来る兆しが見えなく、作る事で頭が一杯ですが、可能性が出てきたらすぐ
販売戦力も考えて行動していきます。
菓奈 毎美
経営コンサルタント
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買わないエコ時代は小さなビジネスモデルで製品化する
質問を読んでみた限りで言えば、Yedaさんが知りたいのは、大きな事業というよりも自分自身でほしい下着が先にあり、つまり自分が納得した下着をほしいという発端から、それをどうやって製品化し販売展開してゆくか実現性を知りたいのではないかと思いました。
「自分が納得した下着がほしい!」とまったくの素人でありながら、ビジネス化しようとしている女性が主宰する戦略塾にいます。
戦略塾の大半は経営者ですが、彼女のように素人ですが、当社が予測データをもっていることから、確かに量を買わないエコ時代ですが、納得すればずっと固定客になってファンとして支えてくれる顧客がいることを知りました。
第一歩として彼女はいま従来品を集めて、試用しています。いわゆる競合他社と自分がつくろうとしているものとの違いをはっきりしています。
確かに市場でのチャンスを知るブランディングなどマーケティング手法はありますが、これからの時代は、納得しながらモノヅクリをしてゆくやりかたは効果的だと指導しています。
次のステップでは、素材探しにはいります。なぜなら下着における素材はこれからの時代重要だからです。
いわゆる経営環境(製品を売り販売してゆくなかで変化してゆくこと)が変化しているからです。いちばん解かりやすいのが温暖化による高温化がよりひどくなっています。
すると、下着の素材によって製品効果に大きな差がでます。
大量生産大量販売で価格設定している大手下着メーカーは偏差値で言えば万人が喜ぶニーズにこたえているわけですから、効果が特別高いものとはいえません。
自分が製品化を予定している下着がより効果が高ければ固定客がつきやすいということになります。
すると、そんなに大きな事業化を考えるよりも、自分のまわりで自分と同じニーズから同じような下着を求めている人を集めることからしてもいいいと思います。
以上の3つもりっぱなマーケティングです。
競合他社を知る、自分の必要なものをより求めている固定客を知る、まわりにどれくらいいるか知る・・・女性が自分の発想からはじめるのでしたら、これくらいからで十分だと思います。
だから、理論にとらわれず、自身の身体と取材力で良品に到達して、そこにファンがついてゆく小さなビジネスモデルから、大きなビジネスへ育つやり方もあります。
エコ時代にあったビジネスをチャレンジしてみてください。
補足
日本で唯一限りある資源およびエコ節約時代の市場予測調査を17年かけて実施しました。予測データから言えば「買わない時代だからこそ自分が納得する商品=下着」がほしいと感じる人は多いものです。
私はエコ節約時代の経営戦略塾を開催していますが、実は、私の主宰する戦略塾の女性は、おうちビジネスの発想で徐々にファンを増やし、インターネットや口コミでじっくりと固定客を増やし、その声を製品に反映させ、じわじわ売ってゆく手法をとりたいと考えています。
そして、自分がやろうとしているおうちビジネスの立ち上げから販売までをメイキングで本にして、おうちビジネスからはじめて固定客を確保した小さなモデルをつくり、結果としてむだのないエコ時代のビジネスのモデルにしたいと考えています。
本はそんな仲間作りにしたいと思っているようです。
私は統合型マーケティング・コミュニケーション戦略を30年近くやってきた数少ない専門家ですが、生活者の視点で限りあるエコ時代にあったビジネスは、こうした地道な固定客作りのための実施がいちばん大事だと思っています。
実際に、この15年で戦略経営塾生は4500人にのぼりますが、最近そのOB生でエコ時代に即したブランド戦略を再構築しています。固定客確保こそ、大量生産大量販売でない専門化した、より必要とする顧客が望む機能を強化した良品がでてくる時代だからです。
男性がマーケティングを思考すると価格設定や原価率など利益が優先された下着製品化になりますが、女性がマーケティングを思考するとすれば、固定客が必要とする価値が最優先され顧客の評価により価格がついてきます。価格が安いか高いかではなく、価値があるかないかを顧客が評価して価格が定着する時代なのです。
価値があるかないかが買わないエコ時代のブランディングの要となります。
評価・お礼
Yedaさん
2011/09/14 19:51ご回答有難うございます。
私は文章が得意ではありませんが、この私の質問を読んでいただき
私がどういう商品を作りたいのか、どういう風にビジネスしたいのかをズバリあてられて驚いております。
まだスタート地点にも立てなく全てが不安な中、なんだか救われました。
まずは商品を作らないと私のビジネスがはじまらないのでそこから頑張ります。
(現在のポイント:-pt)
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