対象:楽器レッスン
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押野 智之
音楽講師
2
可能であれば・・・
一口に電子ピアノと云っても様々な製品があります。
ホームセンターや家電量販店でも手に入るキーボードタイプから
楽器店でないと購入できない本格的なものまであります。
子供さんの練習用とのことですが、最初のうちは、キーボードタイプでも
間に合わせることができると思います。昔の「紙鍵盤」に比べれば
立派な楽器ですね。
しかし、たとえ趣味であっても1年も習っているとキーボードタイプでは
対応できなくなります。
スペースがないとのことですが、電子ピアノであれば圧迫感も少ないのです。
なんとか工夫して置くことができるのであれば、スタンド付の88鍵のものを
お勧めいたします。タッチは、本物のピアノに近いものからスカスカのストローク
の物まで千差万別ですが、最近はいろいろ工夫もされてきているので、先生に相談
のうえで、機種をお決めになったらよいと思います。
ただし、お子さんの感性が、ピアノのタッチにまで及んだ場合は、なるべく早い段階
での本物の楽器の導入をお勧めいたします。ピアノのアクションを内蔵したサイレント
ピアノも販売されていますので、設置スペースを解決できればそれがベストでしょう。

田中 映子
音楽講師
12
違いを具体的に理解して、まずは基本練習をすすめましょう
生徒さんや体験レッスンにいらっしゃる方からとても多くいただくクエスチョンです。
みなさん、何かを初める時には、大きな期待ありまた、リスクを避けたい思いあり、
不安なものですよね。
タッチの違いはグランドやアップライトピアノともちろんありますが、意識の中に具体的に違いをわかっていると、『どうして上手く練習できないのかな??』という不安がなくなると思います。
教える側の私としては、電子ピアノで練習されている方には家での練習方法をレッスンの時間に教えています。
初歩のレッスンですと、レガートとスタッカートの弾き分け方のポイントが重要になってきますので、をお持ち楽器に応じて練習の方法の説明を状況に合わせて行っています。
ですので、私は時々電子ピアノでいろいろな曲を弾くようにしています。
教えてくださる先生にその旨お伝えして、そういう内容のサポートをお願いしたらどうでしょうか。
大丈夫かな・・・これでいいのだろうか・・・
という不安を解消できますよね。
では、初めからグランドピアノで練習したらベストなのでしょうかー
そこから、引き算をして考えると分かりやすくなると思います。
タッチの違いがだんだんわかるようになるのは生徒さんによってちがいますが、習いはじめて半年位経って、鍵盤を弾く様々な筋肉が発達して敏感に対応できるようになってからです。
お子様は何歳でいらっしゃいますか?
2~3歳・3歳~5歳・5歳~7歳・小学校低学年・高学年 それぞれ筋肉の発達や・聴覚の発達・自我の発達も時期によって大きく変わります。
電子ピアノで練習をはじめるのであれば(そういう方が多いいです)、先生にお話して
おいて下さいね。
長い間一生懸命習ってきたのに、なんだか素敵な演奏力がつかなかった・・・ということにならないように、いろいろ弾き方や表現力を指の伝える練習をやってみて下さい。
大丈夫!まちがった練習方法にならないよう十分に意識しながら初めて下さいね。
音楽の楽しさと豊かさはも十分身に付くよう頑張って下さい。

オスカー
調律師
2
反響感、臨場感、指先から広がる世界観が違います。。
住居問題で電気ピアノしか使えないのは、少しですが残念ですね。
まずタッチの問題ですが、
鍵盤の深さは決められていて、10mm、好みにより10,3mmも有り。
これは、コンサートホールのスタインウエイでも同じ調整をします。
たて型のタッチのメカニズムを詳しく書きましたが文字数オーバーでカットしました。
よく調整されたピアノは、深さ10mmのすべてを効率よく発音に反映します
しかしロスの発生しているピアノは、摩耗率がロスの分、空振りを生み
実質、有効タッチは5mmや6mmになっている場合が多々あります。
電気ピアノのタッチも、このロスタッチと似ている・・と感じることが時々あります。
(ピアノの場合、ロスが多い場合は、調整をして正常に戻さないと、
いずれガタガタになり、オーバーホールの時期を早めます、グランドも同じ)
ついでに、グランドとの違いは、
たて型では、鍵盤が上まで戻らないと次のタッチは出来ませんが
グランドの場合は、鍵盤が僅か1/3位上っただけでも、次のタッチが出来ます。
又、タッチ感は、スケールサイズにもよりますのでその違いも発生します。
話がそれましたが、、
電気ピアノの場合、同じくスケールサイズの違いも影響しますが。、
一番の問題点は、
ピアノの弦や駒の構造が、バイオリンと同じで、弦振動を駒から響版に伝えて
木目に沿って広がり楽器全体を共鳴させて鳴ります。
ピアノも指先から弦振動→駒から響版→楽器全体に音が広がる・・この共鳴意識を
指感覚で感じ音楽を作ります。リアル感が味わえますし、演奏感が楽しめます。
しかし電気ピアノでは、そのリアル感、指先に感じる世界感が違います。
又、指の関節筋の発達レベルにも影響します。
指の関節筋は、アコスティックの一連のメカニズムがしっかりと育てています。
関節筋が弱いとスピード感が出ないし、フレーズもひ弱になりかねません。
住宅事情には、勝てませんので前回答の先生方のご意見が正しいと思います。
私は、根っからのピアノ職人ですのでくどくなってしまいました。
すみません
(現在のポイント:7pt)
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