対象:矯正・審美歯科
回答数: 2件
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回答数: 5件
初めまして。よろしくお願いいたします。
タイトルの件について質問させていただきます。
成人前は殆ど気にならなかったのですが、20代後半頃から下の歯が前に出て
今では前歯は全く逆の噛み合わせになってしまいました。
上前歯の半分程が、下の歯に隠れてしまいます。
見た目は気になりましたが、生活にはさほど支障も無かったので長年放置して
おり、最近になって言葉を発する際に空気が漏れているような感じと、前歯では
何も噛み切れなくなってしまった事に、とても不便しています。
ちなみに、姉は10数年前に私と同じ不便さを感じ、入院・手術・通院で治療しました。
母も受け口なので、遺伝だと思います。
放って置いたら、どんどんひどくなってしまうのでしょうか?
治療したい場合、この年齢になってからでも可能なのでしょうか?
また、入院せずに治療をしたいのですが、無理でしょうか?
それと健康保険の範囲で治療出来るのかと、おおよその費用についても
お教え頂きたく存じます。
とても悩んでいます。
恐れ入りますが、ご回答いただけますようよろしくお願いいたします。
negipiroさん ( 千葉県 / 女性 / 40歳 )
回答:5件
受け口の治療について
初めまして、青山骨董通り矯正歯科の東海林 貴大(しょうじ たかひろ)と申します。
受け口は審美的問題だけではなく、発音の問題や前歯が機能していないために奥歯に負担がかかりやすい等の機能的問題があります。
あるデータでは8020運動(80歳で20本の歯を残す)の達成したお年寄りには受け口の方がいなかったというデータもあるので長期的には相当、奥歯に負担がかかることが想定されます。
年齢は、重度の歯周病などがなければ治療は全く問題ありません。
むしろ女性の平均年齢が85歳を超えている時代ですのでまだまだ、御自分の歯を平均寿命の半分も使っていません。
できる限り早く治してあげた方がお体にとって、とても良いです。
治療方法としては何人かの先生がお答えしているように、手術を併用して行う矯正治療の場合は、保険の適応になります。
(ただし、指定自立支援医療機関でなければいけません。)
その際は、自己負担金は40万円程度です。
そして治療期間が2年から2年半、入院期間は短くなってきたとはいえ2週間程度はしなくてはいけないと思います。
重度の骨格的な不正咬合でなければ矯正治療単独で行うこともできます。
ただし、その際は保険の適応にはならないので治療方法によって100万円前後かかります。
(クリニックによって違います。)
矯正治療は当初は金銭的にも、肉体的にも大変ですが、
きちんとした歯並びを手に入れることによって一生の財産になります。
ぜひ、矯正専門のクリニックで御相談してみてください。
追伸
参考までに外科矯正の患者さんと矯正治療単独で治療した患者さんの写真を添付しますのでぜひご覧ください。
評価・お礼
negipiroさん
2011/01/20 00:17こんばんは。
ご回答ありがとうございました。
ご回答、とても参考になりました。
歯周病はないようなのですが、子供の頃からかなり虫歯があり、現在も被せてあるか
差し歯が殆どです。。。
このような状態で治療は可能なのか、やはりきちんと診察していただく必要が有ると
思いますが、諸々の事情により、すぐに治療に取り掛かる訳にはいかないので
なるべく早い段階で治療に掛かれるよう、状況を整えたいと思います。
どうもありがとうございました。
回答専門家
- 東海林 貴大
- (東京都 / 歯科医師)
- 医療法人社団渋谷矯正歯科 院長
見えない裏側矯正の専門家
歯並びやかみ合わせに悩まれている患者さんのために誰にも気がつかれずにきれいになることができる裏側矯正の臨床に日々取り組んでいます。モットーは「つねに患者さん目線で診療すること」すこしでもたくさんの患者さんを幸せにするために頑張ります。
受け口の治療について。
受け口のかみ合わせと歯並びについては、遺伝的な要素を大きく含んでいるものと思われます。また歯並びの変化については親知らずの影響も考えられます。
矯正治療と外科手術を併用して治療を行っていくには、現状では大学病院での施術であれば保険適用になることができます。
入院が必要でおおよそ3週間くらいになり、費用は40から50万円くらいでしょう。
矯正治療のみで治療を行っていくことも考えられますので、カウンセリングにてお話をお聞きになってみるといいでしょう。
http://www.teethart.com
http://www.teethart-ortho.com
矯正治療の流れや費用など、参考にされてみてください。
ティースアート 矯正歯科
評価・お礼
negipiroさん
2011/01/20 00:26こんばんは。
ご回答ありがとうございました。
やはり遺伝は大きいのですね。
子供の頃は当たり前のように前歯で糸を噛み切ったりしていたのに、今ではスカスカで
何をするのも奥歯頼りです。
諸々の事情で、すぐに治療という訳には行かないのですが、なるべく早く状況を整えて
治療にかかりたいと思います。
どうもありがとうございました。
回答専門家
- Dr.TSUBAKI
- (東京都 / 歯科医師)
- ティースアート ティースアート代表
米国の最先端ホワイトニングを日々研究、提供しています
日本で最初のホワイトニングサロンを銀座にオープンさせて以来、講演活動などを通して国内のホワイトニングを牽引しています。常に新しい技術を習得することを心がけており、年2回アメリカの審美学会に出席、日本人の歯を白くすることに貢献しています。
堀内 晃
歯科医師
1
Re:受け口の治療について
はじめまして長崎の堀内と申します。さてお問い合わせの件ですが、受け口の治療についてですね。
お姉さまが入院、手術、通院で治療されていることやお母様も受け口ということでしたら、
negipiroご本人さまの顎についても手術が必要な状態なのかもしれませんね。
手術が適応となりますと大学病院などで術前矯正>手術>術後矯正となります。
手術を行う場合は、顎変形症という保険病名がつくことで保険がきくことになります。
矯正治療のみで対応できるということでしたら保険治療の対象外となります。
ちなみに保険治療で手術と矯正で治療する場合のおおよその費用ですが、受診される病院にもよりますが約45万前後かと思われます。
入院については、なしということはできないようですが、以前に比べると入院期間を短くすることができるようになっているようです。また、以前は、やはり術前矯正に時間をかけていてさらに術前に受け口がちょっとひどくなるような状態で患者さまからは不評なところもありましたが、最近は、先に手術をして口元の感じを先に直してから一般的な矯正治療と同じようにして矯正治療するようになっているようです。
評価・お礼
negipiroさん
2011/01/20 00:00こんばんわ。
ご回答いただきましてありがとうございます。
姉の場合は、大学病院で確か下顎を一部切除した筈で、入院中はしばらくの間両顎を
固定されていました。
その当時は私より症状が重かったようですが、今現在はその頃の姉にかなり近付いている
ようですので、やはり同じような処置が必要になるかも知れないですよね。。。
諸々の事情から、すぐに治療は難しいのですが、とても参考になりました。
どうもありがとうございました。
高 大松
歯科医師
2
受け口の治療について
受け口の場合、その原因が1、骨格性、2、歯性、3骨格性と歯性の合併が考えられます。
骨格性の場合、上顎骨の劣成長(上顎が小さい)が原因と下顎骨の過成長(下顎が大きい)
そして、両者が合併して起きることがあります。
その原因や症状の程度によって矯正治療の方法が変わって来ます。
また、患者さまの望まれる治療のゴールによっても治療法の選択が異なって来ます。
反対咬合(受け口)の治療の場合、矯正治療単独で咬み合わせを作ることはある程度可能ですが、
お顔のバランスを整える事が出来ない場合や無理な歯の位置付けになってしまい
歯の長持ちの観点から不利益をこうむる場合もあります。
コラム http://www.4180.jp/column/2006/01/post_1.html
をご参考にして頂ければ幸いに存じます。
negipiro様の症状を拝見していないので、どの方法が一番良いかは残念ながら申し上げられません。
それぞれの治療法にメリットとデメリットがありますので、
矯正担当医とじっくりお話し合いをお持ちの上
治療法を決定して頂ければ宜しいかと思います。
また、矯正料金の保険適応は
1、唇顎口蓋裂
2、先天性の疾患に起因した不正咬合(例えばダウン症、第一、第二偲弓症候群など 十数種類の疾患)
3、顎変形症 です。
上記に当てはまる不正咬合の場合は都道府県から指定された特定の医療機関に限って健康保険で矯正治療を受けることができます。
negipiroさまのご相談内容からは残念ながら保険対応の顎変形症として対応するのか
自費(保険外)の矯正治療単独でできるかどうかは判別できません。
大松矯正歯科クリニック(矯正歯科専門)
JR巣鴨駅前
http://www.4180.jp
評価・お礼
negipiroさん
2011/01/20 00:06こんばんわ。
ご回答いただきありがとうございました。
色々な治療法が有るのですね。
現在、虫歯の処置で近くの歯科医院に通院中なのですが、噛み合わせが逆な事は特に
指摘されません。許容範囲ということなのでしょうか。。。
歯並びについては問題は無さそうですので(そう言われました)、やはり顎の問題の
ような気がします。
どうもありがとうございました。
藤田 博紀
歯科医師
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手術を併用すれば矯正も保険が効く場合があります
こんにちは。
アトラスタワー歯科の藤田です。
さて、受け口を矯正する場合、大学病院等で手術を併用すると矯正治療にも保険が適用されます。(審美目的では無く機能改善の目的とみなされますので)
手術をされる場合は1週間程度の入院が必要となります。
しかし、咬み合わせの改善は矯正だけでも治せるケースがほとんどですので、受け口を治すのに外科手術の併用が必要かどうかは担当医と十分にご相談下さい。
受け口は放置すると徐々にではありますが、ひどくなる場合がよく見受けられます。
40歳を過ぎてからでも十分治療は可能ですので治療された方が宜しいかと思われます。
評価・お礼
negipiroさん
2011/01/20 00:12こんばんわ。
ご回答ありがとうございました。
保険適用は手術が伴う場合なのですね。
金銭的以外にも諸々の事情がある為、すぐに治療に取り掛かる訳には行かないのですが
40歳を過ぎても治療は可能と伺い、心強く感じました。
やはり進行していくのですね。
なるべく早い時期に治療に取り掛かれるよう、環境を整えたいと思います。
どうもありがとうございました。
(現在のポイント:-pt)
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