対象:オーダー家具・装飾品
クローゼットについて質問です。
A,Bのクローゼット収納内のハンガーパイプと枕棚の位置をどうしようか
悩んでいます。Aは奥行きがあり、Bは逆です。
A奥行き850mm、高さ2350mm、幅1550mm、ハンガーパイプの位置壁から270mm、枕棚の奥行き400mm
B奥行き550mm、高さ2350mm、幅1315mm、ハンガーパイプの位置壁から270mm、枕棚の奥行き400mm
(いずれも有効寸法)
Aは、奥行きがあるのに、設計図ではハンガーパイプの位置が奥まった壁から270mmのところについているため、とりあへず手前側に設置してもらおうと思っていますが、奥行きがありすぎて、枕棚はどうしたらいいか、そして、実際どのように使ったらよいかわかりません。ハンガーパイプの位置を手前にするのが果たしてよいのかどうかも確信が持てず。
Bは、ハンガーパイプの高さが現在1750mmの予定になっていますが、我々夫婦の身長も高いし、少しでも下を空けた方がいいかと思い、1800mmにしようかと思っています。枕棚も奥行き450mmにしようかと。(450mmが限界のようです)
何か良い案があれば、お知恵をお借りしたいのですが。
アドバイスをお願い致します。
補足
2010/08/19 23:25クローゼットの扉の高さもそれぞれ、2350mmあります。
harukunさん ( 東京都 / 女性 / 38歳 )
回答:5件
石井 純子
インテリアコーディネーター
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クローゼットの収納について
harukunさま、はじめまして。インテリアコーディネーターの石井純子と申します。ライフオーガナイザーとしても活動をしておりますので、クローゼットの収納のご相談も多くお受けしています。
まずAについてですが、奥行きが深いので、ハンガーに掛ける衣類が多いのであれば、パイプを高さと奥行きを段違いにずらして2本設置することもあります。奥側のパイプは、やや出し入れがしにくくはなりますが、ハンガーの掛かる本数を増やすのであれば方法の一つです。
また、パイプは1本とのことでしたら、既にお考えの通り、手前側に設置する方が良いですね。奥が少し空くので、壁にネットを取り付け、S字フックなどを利用して小物を掛けたり、20センチ程度の棚を設置して、バッグなどを置くスペースに利用することもあります。
いずれにしても、奥の部分は決して使いやすいとは言えないかもしれませんが、深い奥行きを少しでも有効に利用するには、選択肢としてお考えいただいても良いと思います。
枕棚についても悩まれているようですが、クローゼットの扉の高さはどのくらいでしょうか。クローゼット内部と同じく2350mmありますか?扉の高さが低い場合、枕棚の奥行きは浅くなければ、モノの出し入れがとてもしずらくなります。ご夫婦ともに長身とのことですので、大きくて軽めのものをたくさん収納したい、とのことであれば、Aのクローゼットは奥行きを活かし、少し深め(600mmくらい)でも良いと思います。ただし、扉が高い場合です。
Bのクローゼットは、パイプの高さが1750mmですと、本当にごく一般的な寸法ですね。やはり長身であることを考えれば、パイプの位置を高くして、下のスペースを空け、他の使い方など応用が利くようにしておくことが良いと思われます。
衣類については、お好みや職業などで、条件が異なります。具体的な個別の状況によって回答が変わる場合もありますが、参考になれば幸いです。
収納を考える際は、目の前にある空間だけでなく、ご自分の生活の仕方も意識すると失敗が少なくなります。快適な生活で毎日が楽しくなると良いですね。
松田 芳枝
インテリアコーディネーター
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ベストなクローゼット活用法
harukunさま、
はじめまして、インテリアコーディネーターの松田芳枝と申します。
よろしくお願いします。
まずは、Aについて。
クローゼットの奥行きが深過ぎて使いづらい、とのご相談は
私の19年のキャリアの中でも何件もありました。
お布団や季節限定の家電品などを収納すること予定でしたら良いのですが、
洋服類を収納したいのでしたら、一番のお勧めは横方向で使用するハンガーパイプでなく
前後方向に出し入れできるスライドハンガーです。
これを使用することによって、洋服の収納量も増え、また、使い勝手も良くなります。
今回、幅が1550mmあるとのこと。
クローゼットドアをいっぱいに開けることが可能でしたら、3列でき、
計算上は2550mm相当のハンガーパイプスペースとなります。
枕棚は、上記の商品に必要相当の奥行きとなります。
高さはお好きな高さで良いと思います。
ただし、高いところに奥の深い棚を設けますと、物によっては取り出しづらいことが
ありますので、置く物も工夫が必要かと思います。
次に、Bですが、一般的なクローゼットの奥行きであり、また、
一般的なハンガーパイプの高さ(1700から1800mm)が予定されていますね。
枕棚はもともと、枕のように軽くて大きさも手頃なものを置くところですので
枕棚より下を重視するのは賛成です。
ただし、Aで述べたように、枕棚の奥行きがあり過ぎると不便な場合もありますので
ご考慮ください。
枕棚の上に置く物は、カバンや帽子、空き箱などが多いようです。
少しでも参考になれば嬉しいです。
ありがとうございます。
久保田 加津恵
建築家
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収納を100%有効活用!
こんにちは!
生活空間設計事務所の久保田と申します。
多分、新築する際のA,Bのクローゼット収納内のハンガーパイプと枕棚の位置をどうしようか。とお悩みでしょうか。是非、収納スペースを100%の有効活用をお薦めします。
Aクローゼット収納の奥行きがあるお悩みは、ハンガーパイプの位置が奥まった壁から270mmのところについている状態は使いにくいです。
この位置であれば、クローゼット収納の内寸を600mmにして、部屋部分を広く使ったほうが賢明です。但し、奥行き850mmのクローゼットは、所持品が多い場合は便利です。有効活用をして収納率をあげることが必要ですね。
それには、ハンガーパイプを手前から270~300mmの位置に移動すること。
それと同時に、枕棚の奥行きを550~580mmのすることをお薦めします。そのことで奥壁や床の空間が有効活用できます。
奥壁の空間は、250~300mm幅の棚を設置できます。棚板を調節すれば、小物や保存品が沢山置けるでしょう。また床の空間は、押入れ用の衣装ケースや組立て棚を利用して出しやすい収納スペースにすることが肝心です。
また、各寸法に関しては、担当の設計士さんにご相談くださいね。
Bのクローゼット収納は、ハンガーパイプの高さを1800mmにしたいご相談。床空間を十分活用するのであれば、枕棚の高さを450mmにしてもう少しハンガーパイプの位置を上げることも可能ではないでしょうか?
建築下地のことがわかりませんので、これも設計士さんにご相談ください。但し、枕棚の高さは、収めるものによりご検討ください。収納品により狭くて入らないこともありますからね。
経験から想像してお答えしておりますので、ご参考にしてください。
また収納スペースは、あくまでの収納品とのバランスで変わりますので、所持品をみながら検討くださいませ。
それに、所持品の整理をお忘れなく。
「住まいづくりは、整理収納から!」
新規の収納スペースは、管理できる収納で家事作業や家計のムダを省く機能もあります。
是非、使いやすい収納をお造りください。
収納ドクター@長柴美恵
リフォームコーディネーター
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奥行も有効活用がおすすめです
はじめまして。
片付けたいのに片付けられないお部屋を治療する
収納ドクター@長柴美恵と申します。
クローゼットのご相談ですね。
貴重な収納庫ですので、
これから設置するのであれば、先ず、
●収納するモノ
●収納する容量
●今後、ライフスタイルにより増える可能性があるモノ
●ライフスタイルによる道線
●8割収納にする
上記の確認してみてください。
これにより寸法が変わります。
Aの奥行が広いタイプは
洋服幅だけでは奥行が無駄にあまり、もったいないことが多々あります。
他の回答でもございましたが、
ハンガーパイプを手前に合わせ、奥に棚などを設置して、
使用頻度が低いモノの収納に役立ちます。
また、上着が多い場合は、
ハンガーパイプを2段にする方法もあります。
そうなると、枕棚の設置高さも変わると思います。
枕棚の奥行のサイズにつきまして
私は、限界まで利用した方が良いと思っています。
とくに布団を収納するにはAタイプは有効です。
来客布団やシーズン外の掛布団収納もできます。
また、バッグが多い場合は
かごやBOXを使用し、使用頻度の低いバッグ(キャリーバッグも可能)の
収納をすることもできます。
もし、収納するモノが決まらないならなおさら、
枕棚ではなく、袋棚をおすすめしています。
万が一、大きくて軽いモノが増えても活用できますし、
少ない場合は手前だけを活用すれば良いのですから。
Bタイプの枕棚も同様に
奥行を限界まで広げることをおすすめします。
パイプハンガーを高くして、ハンガー下の有効活用も良いと思います。
収納するモノの量やサイズがわかりかねますので
位置のサイズや収納グッズは安易に回答はできませんが、
収納するモノを先ず想定し、無駄な設置位置にならないよう、
設計士さんと相談してみてください。
使いやすいクローゼットが完成できますことを願っております。
収納ドクター@長柴美恵
住まいのお片付け診断
http://syu-nou.com/service/01
(現在のポイント:5pt)
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